アプリ パスワードでログイン
アプリ パスワードとは、Google 以外のアプリやデバイスに Google アカウントへのアクセスを許可する 16 桁のパスコードです。アプリ パスワードは 2 段階認証プロセスを有効にしているアカウントでのみ使用できます。
アプリ パスワードを使用する場面
アカウントの安全性を保つには、「Google でログイン」を使用してアプリを Google アカウントに接続します。ご利用のアプリでこのオプションが提供されていない場合は、次のいずれかの方法があります。
- アプリ パスワードを使用して Google アカウントに接続する
- 安全性の高いアプリに切り替える
アプリ パスワードを作成、使用する
注: 2 段階認証プロセスを使用していて、Google アカウントにログインしようとすると「パスワードが正しくありません」というエラーが表示される場合、アプリ パスワードによって問題が解決する可能性があります。
- Google アカウントに移動します。
- 左側のナビゲーション パネルで [セキュリティ] を選択します。
- [Google へのログイン] パネルで [アプリ パスワード] を選択します。このオプションが表示されない場合は、次のような理由が考えられます。
- アカウントで 2 段階認証プロセスが設定されていない
- 2 段階認証プロセスのセキュリティ キーのみが設定されている
- 職場や学校などの組織のアカウントを使用している
- アカウントで高度な保護機能を有効にしている
- 下部にある [アプリを選択] を選択し、使用するアプリを選択します。
- [デバイスを選択] を選択し、使用するデバイスを選択します。
- [生成] を選択します。
- 画面の手順に沿ってアプリ パスワードを入力します。アプリ パスワードは、デバイスで黄色いバー内に表示されている 16 文字のコードです。
- [完了] を選択します。
ほとんどの場合、アプリ パスワードの入力はアプリやデバイスごとに一度のみのため、覚える必要はありません。
アプリ パスワードが必要となる理由
2 段階認証プロセスを使用すると、アプリやデバイスによっては Google アカウントへのアクセスがブロックされることがあります。アプリ パスワードを使用すると、ブロックされたアプリやデバイスから Google アカウントにアクセスできるようになります。
ヒント: 可能な場合は、多くのアプリで利用できる「Google でログイン」オプションを選択して Google アカウントにアプリを接続してください。
パスワードの変更後にアプリ パスワードが取り消された場合
アカウントを保護するため、Google アカウントのパスワードを変更するとアプリ パスワードは取り消されます。いつでも新しいアプリ パスワードを作成し、Google アカウントでアプリを使い続けることができます。
ヒント: アプリで「Google でログイン」を使用できる場合は、その機能を使って Google アカウントにアプリを接続することをおすすめします。
すべてのアプリ パスワードは一度しか使用されません。アプリ パスワードが必要になったときは、以前に認証したデバイスやアプリであっても、いつでも新しいアプリ パスワードを生成できます。
Google 以外のアプリを使用していてログインできない場合は、そのアプリのログイン プロセスが安全でない可能性があります。アプリを最新バージョンに更新し、多くのアプリで利用できる「Google でログイン」オプションを探してください。安全性の高いアプリに切り替えることもおすすめします。
Microsoft Outlook で Google アカウントにログインする際に問題が発生した場合は、次の手順をお試しください。
- 「Google でログイン」を使用する
- Google アカウントのユーザー名を使用して Outlook にログインしてみます。最新バージョンの Outlook アプリまたはプログラムを使用していることを確認します。
- アプリ パスワードを使用する
- Google アカウントで 2 段階認証プロセスが有効になっていて、「Google でログイン」を使用できない場合は、アプリ パスワードを使用できます。