TalkBack 点字キーボードを使用する

重要: 点字ディスプレイと接続するために BrailleBack は不要になりました。

TalkBack 点字キーボードでは、画面上で 6 本の指を使って 6 点式の点字を入力できます。

TalkBack 点字キーボードは次の言語に対応しています。、古代ギリシャ語、アラビア語、ブルガリア語 8 点式コンピュータ点字、広東語、カタルーニャ語、中央クルド語、中国語(台湾)、中国語一般(中国)、中国語最新 - 声調あり(中国)、中国語最新 - 声調なし(中国)、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エストニア語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、グジャラート語、ヘブライ語、ハンガリー語、アイスランド語、イタリア語、カンナダ語、クメール語、ラトビア語、リトアニア語、マラヤーラム語、マラーティー語、ネパール語、北サーミ語、ノルウェー語 8 点式コンピュータ点字、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語 8 点式コンピュータ点字、ロシア語、セルビア語、シンハラ語、スロバキア語、スペイン語、スウェーデン語、タミル語、テルグ語、トルコ語 8 点式コンピュータ点字、ウクライナ語、ウルドゥー語、ベトナム語、ウェールズ語。

重要: TalkBack 点字キーボードを使用するには、TalkBack をオンにし、拡大をオフにしてください。

目次

ステップ 1: TalkBack 点字キーボードをセットアップする

ステップ 2: キーボード モードを選択する

TalkBack 点字キーボードでジェスチャーを使用する

TalkBack 点字キーボードを管理する

ステップ 1: TalkBack 点字キーボードをセットアップする

  1. TalkBack メニューを開きます。
    • マルチフィンガー ジェスチャーに対応しているデバイス(Android 10 以降): 3 本の指でタップします。または、1 回の動作で下にスワイプしてから右にスワイプします。
    • マルチフィンガー ジェスチャーに対応していないデバイス: 1 回の動作で下にスワイプしてから右にスワイプします。
  2. 点字キーボードを有効にするには:
    1. [TalkBack の設定] 次に [点字キーボード] 次に [点字キーボードのセットアップ] を選択します。
    2. 指示に沿って操作します。
  3. Gmail、Google Keep など、文字を入力できるアプリを開きます。
  4. キーボードを見つけるには、テキスト欄にフォーカスを移動してダブルタップします。
  5. [入力方法の切り替え] 入力 または [次の言語] 地球 を選択します。
    • Gboard 以外を使用する場合は表示されるオプションが異なることがありますが、通常、このオプションは右下にあります。
  6. [TalkBack 点字キーボード] を選択します。

ヒント: 点字キーボードを初めて開いたときには、チュートリアルを利用して詳細を確認できます。

ステップ 2: キーボード モードを選択する

重要: デフォルトでは、TalkBack 点字キーボードはデバイスの向きに応じてモードが切り替わります。

デフォルトの設定を無効にする方法は次のとおりです。

  1. デバイスで [ユーザー補助] に移動します。
  2. [TalkBack] 次に [設定] を選択します。
  3. [点字キーボード] 次に [レイアウト] を選択します。

画面裏返しモード

画面裏返しモードでは、デバイスの画面を自分とは反対側に向けた状態で入力できます。

画面裏返しモードのチュートリアルを開く方法は次のとおりです。

  1. 画面を自分とは反対側に向けてスマートフォンを持ちます。
  2. 3 本の指で画面を上にスワイプします。
  3. 点字キーボード オプションのリストで、[チュートリアルを開く] を選択します。

画面裏返しモードを使用する方法は次のとおりです。

  1. スマートフォンの画面を自分とは反対側に向けます。
  2. スマートフォンを横向きにします。
    • 左手でスマートフォンの上部を持ちます。右手でスマートフォンの下部(USB ポートがある側)を持ちます。
  3. 小指と親指でスマートフォンを支えます。画面上に人差し指、中指、薬指の 3 本の指を置きます。
  4. 左手の人差し指をドット 1 の位置に置きます。
  5. 以下の文字を入力してみてください。
    • A: 左手の人差し指でドット 1 をタップします。
    • B: 左手の人差し指と中指でドット 1 と 2 をタップします。
    • C: 左手の人差し指と右手の人差し指でドット 1 と 4 をタップします。
    • D: 左手の人差し指、右手の人差し指、右手の中指でドット 1、4、5 をタップします。

ヒント: ドット位置がずれている場合は調整できます。「ドット位置を更新しました」と聞こえるまで、画面上を 6 本の指で 3 秒間長押しします。点字キーボードでは、画面裏返しモードとテーブルトップ モードの位置が別々に記憶されます。

テーブルトップ モード

テーブルトップ モードでは、平らな場所で入力できます。デバイスは平らな場所を検知すると、画面裏返しモードからテーブルトップ モードに切り替わります。パーキンス ブレーラー(点字タイプライター)に慣れている方や、同様の方法で入力したい方には、このモードをおすすめします。

  1. デバイスを平らな場所に置くと「テーブルトップ モード」と読み上げられます。
    • 充電ポートが左側になるようにデバイスを置きます。
  2. ドットは左から右に 3、2、1、4、5、6 と配置されます。人差し指、中指、薬指の 3 本の指が画面の上にかかるように、デバイスの近くに手を置きます。
  3. 左手の人差し指をドット 1 に合わせます。
  4. 以下の文字を入力してみてください。
    • A: 左手の人差し指でドット 1 をタップします。
    • B: 左手の人差し指と中指でドット 1 と 2 をタップします。
    • C: 左手の人差し指と右手の人差し指でドット 1 と 4 をタップします。
    • D: 左手の人差し指、右手の人差し指、右手の中指でドット 1、4、5 をタップします。

ヒント: ドット位置がずれている場合は調整できます。「ドット位置を更新しました」と聞こえるまで、画面上を 6 本の指で 3 秒間長押しします。点字キーボードでは、画面裏返しモードとテーブルトップ モードの位置が別々に記憶されます。

TalkBack 点字キーボードでジェスチャーを使用する

重要: 点字キーボードを使用している場合、他の TalkBack ジェスチャーはご利用いただけません。点字キーボードを閉じて、他の TalkBack ジェスチャーを使用するには、2 本の指で下にスワイプします。

以下のジェスチャーを試す

  • 文字を削除する: 左にスワイプします
  • 単語を削除する: 2 本の指で左にスワイプします
  • スペースを追加する: 右にスワイプします
  • 新しい行を開始する: 2 本の指で右にスワイプします
  • テキストを送信する: 2 本の指で上にスワイプします

使用可能なジェスチャーのリストを表示する方法は次のとおりです。

  1. 3 本の指で画面を上にスワイプします。
  2. 点字キーボード オプションのリストを開きます。
  3. [すべてのジェスチャーを表示] を選択します。

ヒント: 一部のデバイスでは、メッセージ アプリの使用中に TalkBack 点字キーボードを閉じると、[戻る] ボタンが利用できなくなります。続行するには、ホーム画面に戻ります。

TalkBack 点字キーボードを管理する

キーボードを非表示にする

  • TalkBack 点字キーボードを非表示にするには: 2 本の指で下にスワイプします。
  • 元のキーボードに切り替えるには: 3 本の指で下にスワイプします。

言語を追加または削除する

点字キーボードで使用する言語を選択できます。

  1. TalkBack メニューを開きます。
    • マルチフィンガー ジェスチャーに対応しているデバイス: 3 本の指でタップします。または、1 回の動作で下にスワイプしてから右にスワイプします。
    • マルチフィンガー ジェスチャーに対応していないデバイス(Android R、TalkBack 9.1 に更新される前): 1 回の動作で下にスワイプしてから右にスワイプします。
  2. [TalkBack の設定] 次に [点字キーボード] 次に [入力言語] を選択します。
  3. 使用する言語のチェックボックスをオンにします。

言語を切り替える

複数の言語を選択した場合は、点字キーボードのメニューで切り替えることができます。

  1. TalkBack 点字キーボードがオンになっているときに、3 本の指で上にスワイプします。
  2. [入力言語の変更] を選択します。
    • このオプションは、複数の言語を選択した場合にのみ表示されます。
  3. 言語を選択します。

グレード 1 とグレード 2 の点字を切り替える

点字を利用したことのない方には、グレード 1 をおすすめします。縮約形点字などの高度な入力を行う場合はグレード 2 をおすすめします。

  1. TalkBack 点字キーボードがオンになっているときに、3 本の指で上にスワイプします。
  2. グレードを選択します。
    • グレード 1 の場合: [非縮約形点字に切り替え] を選択します。
    • グレード 2 の場合: [縮約形点字に切り替え] を選択します。

ドット位置を変更する

ドット位置が希望の位置と異なる場合は、次の 2 通りの方法で変更できます。

片手ずつドット位置を変更するには:

  1. TalkBack 点字キーボードがオンになっているときに、3 本の指で上にスワイプします。
  2. [ドットの位置を更新] を選択します。
  3. 指示に沿って、左手の位置、右手の位置の順に変更します。

両手のドット位置を変更するには:

  1. TalkBack 点字キーボードがオンになっているときに、ドット 1、2、3、4、5、6 を約 3 秒間長押しします。
  2. ドットが変更状態になっていることを示す音が鳴ります。
  3. ドット位置が変更されたことが確認されるまで、6 つのドットすべてを押し続けます。

点字キーボードのジェスチャーのリスト

基本的な制御

アクション ジェスチャー
スペースを追加 1 本の指で右にスワイプします
Backspace 1 本の指で左にスワイプします
単語を削除 2 本の指で左にスワイプします
改行 2 本の指で右にスワイプします
選択した粒度で戻る 1 本の指で上にスワイプします
選択した粒度で進む 1 本の指で下にスワイプします
キーボードを非表示 2 本の指で下にスワイプします
次のキーボードに切り替え 3 本の指で下にスワイプします
文字を入力します 2 本の指で上にスワイプします
ヘルプとその他のオプション 3 本の指で上にスワイプします

カーソルの移動

アクション 1 つ目の操作 2 つ目の操作
前の文字 ドット 3 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ ドット 6 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ
次の文字 ドット 3 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ ドット 6 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ
前の単語 ドット 2 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ ドット 5 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ
次の単語 ドット 2 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ ドット 5 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ
前の行 ドット 1 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ ドット 4 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ
次の行 ドット 1 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ ドット 4 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ
テキストの先頭に移動 ドット 1 と 2 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ ドット 4 と 5 を長押ししながら、別の指で上にスワイプ
テキストの最後に移動 ドット 1 と 2 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ ドット 4 と 5 を長押ししながら、別の指で下にスワイプ
前の単位 3 本の指で左にスワイプ  
次の単位 3 本の指で右にスワイプ  

テキスト選択

アクション 1 つ目の操作 2 つ目の操作
前の文字を選択 ドット 3 を長押ししながら、2 本の指で上にスワイプ ドット 6 を長押ししながら、2 本の指で上にスワイプ
次の文字を選択 ドット 3 を長押ししながら、2 本の指で下にスワイプ ドット 6 を長押ししながら、2 本の指で下にスワイプ
前の語を選択 ドット 2 を長押ししながら、2 本の指で上にスワイプ ドット 5 を長押ししながら、2 本の指で上にスワイプ
次の語を選択 ドット 2 を長押ししながら、2 本の指で下にスワイプ ドット 5 を長押ししながら、2 本の指で下にスワイプ
すべて選択する ドット 1 を長押ししながら、3 本の指で左にスワイプ ドット 4 を長押ししながら、3 本の指で左にスワイプ
コピー ドット 1 を長押ししながら、3 本の指で下にスワイプ ドット 4 を長押ししながら、3 本の指で下にスワイプ
カット ドット 1 を長押ししながら、3 本の指で上にスワイプ ドット 4 を長押ししながら、3 本の指で上にスワイプ
貼り付け ドット 1 を長押ししながら、3 本の指で右にスワイプ ドット 4 を長押ししながら、3 本の指で右にスワイプ

テキストの校正

アクション 操作
次の校正候補に移動 1 本の指で下にスワイプ
前の校正候補に移動 1 本の指で上にスワイプ
次の修正候補に移動 1 本の指で右にスワイプ
前の修正候補に移動 1 本の指で左にスワイプ
候補を挿入 2 本の指で右にスワイプ
候補を元に戻す 2 本の指で左にスワイプ

ヒント: 校正モードを開始または終了するには、3 本の指で左または右にスワイプして、校正オプションに切り替えます。

TalkBack について詳しくは、Google Disability Support チームにお問い合わせください。

関連リソース

 

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