音量やフィードバックなどの TalkBack の設定を更新できます。言語や TalkBack で読み上げる情報の量を選択することもできます。
設定を管理する
クイック設定で一般的な設定を管理するクイック設定パネルには、Wi-Fi、Bluetooth、機内モードなどの一般的なデバイスの設定があります。
クイック設定を開く方法は次のとおりです。
- デバイスがロックされている場合: 画面の上から下に 2 本の指でスワイプします。
- デバイスのロックが解除されている場合: 画面の上から下に 2 本の指でスワイプすると通知が表示されます。2 本の指でもう一度下にスワイプすると、クイック設定が表示されます。
[設定] を開く方法は次のとおりです。
- ホーム画面から: 2 本の指で上にスワイプします。アプリの画面で、タッチガイドを使って [設定] を見つけて、ダブルタップします。検索ボックスを使用して [設定] を検索することもできます。
- アプリは通常、50 音順で表示されます。
- Google アシスタントを使用: デバイスで「OK Google」をオンにしている場合は、「OK Google」と話しかけます。続けて「設定を開いて」と言います。
- クイック設定パネルで: タッチガイドを使って [設定] を見つけて、ダブルタップします。
TalkBack の音量を変更する
ユーザー補助の音量の調節によって、TalkBack の読み上げの音量レベルが調節されます。これは Android の標準の音量調節の一部です。
- 読み上げの音量を変更するには: TalkBack が読み上げているときに、音量大ボタンまたは音量小ボタンを押します。TalkBack が読み上げ中ではない場合は、1 本の指で画面を長押しし、音量大ボタンまたは音量小ボタンを押します。
- メディアの再生中に音量を変更するには: メディアの再生中は、音量ボタンを押すとメディアの音量が変更されます。TalkBack の音量を変更するには、タッチスクリーンに指を置き、音量大ボタンまたは音量小ボタンを押します。
ユーザー補助設定を確認する
設定を変更して TalkBack の使い方をカスタマイズできます。
自動回転をオフにする自動回転をオフにしている場合、画面の向きはユーザーの動きに基づいて変化しません。
- デバイスで [設定] を開きます。
- [ユーザー補助] を選択します。
- [画面の自動回転] を探してオフにします。
この設定を使用すると、デバイスの電源ボタンを押したときに通話を終了できます。
重要: この設定が有効になっている場合、スマートフォンがポケットに入っているときなどに、電源ボタンを使ってデバイスをロックできないことがあります。
- デバイスで [設定] を開きます。
- [ユーザー補助] を選択します。
- [電源ボタンで通話を終了] を探してオンにします。
国際キーボードを追加する
Pixel では、Gboard でさまざまな言語を使用できますが、他の言語をサポートするために別のキーボードが必要になる場合があります。詳しくは、Gboard が対応している言語についての説明をご覧ください。
使用しているキーボードを確認する方法は次のとおりです。
- デバイスで [設定] を開きます。
- [システム] [言語と入力] を選択します。
- [キーボードと入力] で [画面キーボード] を確認します。
他のキーボード アプリをダウンロードするには、Google Play にアクセスします。
ヒント: 英語、アラビア語、スペイン語については、TalkBack 点字キーボードをオンにできます。詳しくは、TalkBack 点字キーボードについての記事をご覧ください。
TalkBack の設定を管理する
- TalkBack メニューを開くには、下にスワイプして右にスワイプする動作を 1 回のストロークで行います。
- マルチフィンガー ジェスチャーに対応しているデバイスでは、3 本の指で画面をタップします。
- [TalkBack の設定] を選択します。
- 次のいずれかの設定を更新します。
ヒント: マルチフィンガー ジェスチャーは、更新済みの Pixel 3 以上のデバイスのほか、一部の OEM デバイスでご利用いただけます。
読み上げの詳細設定変更する読み上げの詳細設定では、TalkBack で受け取る情報の量を制御します。詳細度が高いと、受け取る音声フィードバックの量は多くなり、詳細度が低いと少なくなります。たとえば、「高」のプリセットの場合、入力したキーは常に読み上げられます。「低」のプリセットの場合、入力したキーは読み上げられません。
- [読み上げの詳細設定] を選択します。
- [高]、[カスタム]、[低] のいずれかのプリセットを選択します。
- カスタム プリセットを使用すると、TalkBack で読み上げる対象を個別に選択できます。
音によるフィードバックとは、デバイスを操作するときに聞こえる短い音声です。これはイアコンとも呼ばれます。デフォルトでは、音によるフィードバックの音量は TalkBack の読み上げの音量の 50% に設定されています。
音によるフィードバックの音量を変更する方法は次のとおりです。
- TalkBack の設定に移動します。
- [音とバイブレーション] [音によるフィードバックの音量] を選択します。
- 音量を選択します。
- 読み上げの音量と同じ
- 読み上げの音量の 75%
- 読み上げの音量の 50%
- 読み上げの音量の 25%
「他の音量を下げる」では、TalkBack の音声フィードバックが理解しやすくなるように、メディアや他の音声の音量レベルを下げます。「他の音量を下げる」はデフォルトでオンになっています。
「他の音量を下げる」のオンとオフを切り替える方法は次のとおりです。
- [音とバイブレーション] を選択します。
- [他の音量を下げる] を選択します。
- [他の音量を下げる] をオンまたはオフにします。
デフォルトでは、TalkBack はパスワードの文字を読み上げるため、他の人に聞こえる可能性があります。この設定を変更し、ヘッドフォンを接続していない限り、スマートフォンが保護された欄内の文字を読み上げないようにすることができます。
この設定をオンまたはオフにするには: [パスワードの読み上げ] を選択します。
- パスワードの読み上げがオンの場合: パスワードを入力すると、TalkBack がパスワードの文字を読み上げます。
- パスワードの読み上げがオフの場合: ヘッドフォンに接続している場合にのみ、TalkBack はパスワードの文字を読み上げます。
TalkBack の音声の言語を変更する
デバイスの言語を追加または変更したり、テキスト読み上げの言語を切り替えたりできます。詳細については、TalkBack でサポートされている言語をご覧ください。
言語をインストールする方法は次のとおりです。
- TalkBack メニューを開くには、下にスワイプして右にスワイプする動作を 1 回のストロークで行います。
- マルチフィンガー ジェスチャーに対応しているデバイスでは、3 本の指で画面をタップします。
- [テキスト読み上げの設定] [言語] を選択します。
- 言語を選択します。
TalkBack を使用する際の言語を切り替えるには、次のいずれかの方法を使用します。
- TalkBack メニュー: 下にスワイプして右にスワイプする動作を 1 回のストロークで行います。
- マルチフィンガー ジェスチャーに対応しているデバイスでは、3 本の指で画面をタップします。次に、[音声の言語] を選択します。
- 物理キーボード: Alt+Ctrl+L キーを押します。
- ジェスチャー: [音声言語を変更] コマンドにジェスチャーを割り当てるには、TalkBack の設定を開き、[ジェスチャー] を選択します。
ヒント: 別のジェスチャーで TalkBack メニューを開くには、TalkBack の設定に移動してください。詳しくは、TalkBack の設定をご覧ください。
サポートを受ける
Android のユーザー補助機能について詳しくは、Google Disability Support チームにお問い合わせください。