TalkBack 14.1 では、以下の導入によりユーザー エクスペリエンスが向上しています。
- 画像の説明(英語のみ)
- 画面上の点字キーボードでのスペルミスの修正
- 点字ディスプレイでの自動スクロール
- 点字言語と点字表の追加
- 物理キーボードの新しい割り当て可能なコマンド
画像の説明
すでにあるテキスト検出とアイコン検出に加えて、画像の説明も読み上げられるようになりました。画像の説明を読み上げるよう設定するには、[画像の説明] をオンにしてライブラリをダウンロードする必要があります。
[画像の説明] をオンにするには:
- 3 本の指でタップして TalkBack メニューを開きます。
- [TalkBack の設定] [説明の自動読み上げ] [画像の説明] をタップします。
ヒント: 画像の説明は英語でのみご利用いただけます。
[画像の説明] を設定したら、次の操作を行います。
- 画像の説明を読み上げるようにするには、3 本の指で TalkBack メニューを開きます。
- [画像の説明] に移動します。
ヒント: すばやくアクセスできるよう、TalkBack の設定で画像の説明にジェスチャーを割り当てることができます。詳しくは、TalkBack ジェスチャーをカスタマイズする方法についての説明をご覧ください。
画面上の点字キーボードでのスペルミスの修正
画面上の点字キーボードでスペルミスをチェックするための新しいジェスチャーを使用できるようになりました。
スペルチェック モードにアクセスするには、3 本の指で左または右にスワイプします。
ヒント: スペルチェックのジェスチャーは、入力時に使用するジェスチャーと競合するため、入力する場合はスペルチェック モードを終了する必要があります。スペルチェック モードを終了するには、3 本の指で左または右にスワイプします。
スペルチェック モード用の新しいジェスチャー
重要: 使用可能なすべてのジェスチャーの一覧を表示するには、[TalkBack の設定] [点字キーボード] [すべての操作の確認] をタップします。
ジェスチャー | 説明 |
1 本の指で下にスワイプ | スペルミスの可能性がある次の単語に移動 |
1 本の指で上にスワイプ | スペルミスの可能性がある前の単語に移動 |
1 本の指で右にスワイプ | 次のスペル候補に移動 |
1 本の指で左にスワイプ | 前のスペル候補に移動 |
2 本の指で右にスワイプ | 候補の単語を挿入 |
2 本の指で左にスワイプ | 挿入した単語を元に戻す |
点字ディスプレイでの自動スクロール
自動スクロール機能を使用すると、ボタンを押さずに点字ディスプレイ内を移動して読み上げることができます。自動スクロールの速さは、点字ディスプレイのコマンドや点字ディスプレイの設定で調整できます。
重要:点字ディスプレイで使用可能なすべてのコマンドの一覧を表示するには、[TalkBack の設定] [点字ディスプレイ] [点字コマンド] をタップします。
自動スクロール コマンドの一覧
操作 | 点字コマンド |
自動スクロールを開始、停止する | Space+ドット 1、2、4、5、6 |
スクロール時間を短くする | 自動スクロールが有効な状態でドット 1 |
スクロール時間を長くする | 自動スクロールが有効な状態でドット 4 |
自動スクロールの設定
ディスプレイの長さに応じてスクロール時間が変わる場合は調整できます。自動スクロール時間も調整できます。
自動スクロールの設定にアクセスするには、[TalkBack の設定] [点字ディスプレイ] [自動スクロール] に移動します。
点字言語と点字表の追加
47 の言語で点字ディスプレイを使って点字の読み書きを行えるようになりました。次のような言語が最近追加されました。
- ブルガリア語
- ヘブライ語
- ヘブライ語 8 点式コンピュータ点字
- アイスランド語
- アイスランド語 8 点式コンピュータ点字
- カンナダ語
- ラトビア語
- リトアニア語
- リトアニア語 8 点式点字
ヒント: 点字グレードを切り替えるには、Space+ドット 1、2、4、5 を押します。
物理キーボードの新しい割り当て可能なコマンド
物理キーボードを使用している場合、「最後の発話をコピー」機能と「画面を表示 / 非表示」機能にホットキーを割り当てられるようになりました。この割り当てを行うには、[TalkBack の設定] [詳細設定] [キーボード ショートカット] に移動します。