グループ オーナーまたはマネージャーは、コンテンツを閲覧、投稿、管理する権限やその Google グループ内のメンバーを管理する権限を設定できます。管理者による組織のグループ共有設定によっては、オーナーまたはマネージャーは各権限を異なるユーザー グループに割り当てることができます。
- デフォルトのグループロール(オーナー、マネージャー、メンバー)
- 組織内のすべてのユーザー
- ウェブ上の全メンバー
- 特別に作成されたカスタムロール
組織外のユーザーを含むグループで、権限のユーザー グループとして [組織全体] を選択した場合、外部のグループ メンバーには権限が付与されません。
一部のユーザーに権限を割り当てる
オーナーまたはマネージャーの役割が必要です。
従来の Google グループでは、グループ メンバーの一部を除外することができました(たとえば、メンバーを対象とする一方でマネージャーは対象外とするなど)。以前に除外を設定済みの場合、その設定は権限を変更しない限り保持されます。
権限によっては、他の権限で利用できるオプションが制限される場合があります。たとえば、すでにグループの閲覧をすべてのインターネット ユーザーまたは組織のメンバーに許可している場合、メンバー一覧の閲覧を許可できるのは組織全体に対してのみです。
- Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- 左側の [グループ設定] をクリックします。
- 権限の設定は、スライダー付きのエントリとして表示されています。
- その権限を付与するユーザーを選択し、以下の操作を行います:
- デフォルトの役割、組織全体、ウェブ上のすべてのユーザーの場合 - 目的のユーザー オプションまでスライダーを移動します。
- カスタムの役割 - スライダーの横のリストをクリックし、役割を選択します。
カスタムの役割を選択すると、そのカスタムの役割が割り当てられているユーザーと、スライダーで選択したデフォルトの役割が割り当てられているユーザー全員に、選択したカスタムの役割の権限が割り当てられます。
- 権限ごとに手順 6 を繰り返します。
- [変更を保存] をクリックします。
ヒント: 以前のバージョンの Google グループで権限に除外が設定されていた場合、スライダー上では、ユーザーが設定したその権限の名前の上の丸印が白色で表示されます。ただし、権限を変更すると除外設定のマークは表示されなくなり、これを元に戻すことはできません。
権限設定のリファレンス
以下の表で、設定できる権限とその内容をご確認ください。
全般
設定 | 説明 |
---|---|
会話を閲覧できるユーザー | 有効になっている場合、Google グループで会話を表示できます。 |
投稿できるユーザー | グループの会話を開始して参加することができます。 |
メンバー一覧を表示できるユーザー | グループのメンバーリストを表示できます。 |
メンバーのプライバシー
設定 | 説明 |
---|---|
グループのオーナーに連絡できるユーザー | グループのオーナーにメッセージを送信できるユーザーを指定できます。 |
メンバーのメールアドレスを表示できるユーザー | Google グループの UI でメンバーのメールアドレスを表示できるユーザーを指定できます。他の Workspace アプリには、メールアドレスが引き続き表示される場合があります。 |
投稿ポリシー
設定 | 説明 |
---|---|
投稿者に非公開で返信できるユーザー | 投稿者に非公開でメールを送信できるユーザーを指定できます。 |
ファイルを添付できるユーザー | メッセージにファイルを添付して投稿できるユーザーを指定できます。 |
コンテンツを管理できるユーザー | メッセージと会話の承認、削除、ロックが含まれます。 |
メタデータを管理できるユーザー | コンテンツの分類とすべての共同トレイ機能が含まれます。 |
グループとして投稿できるユーザー | グループのメールアドレスからのメッセージの投稿が含まれます。 |
メンバー管理
設定 | 説明 |
---|---|
メンバーの管理 | グループ メンバーの追加と削除を行えるユーザーを指定できます。 |
カスタムの役割を変更できるユーザー | カスタムの役割の作成、削除と、名前および説明の更新ができるユーザーを指定できます。 |
グループの投稿権限をオーバーライドする
「メンバーの管理」権限が必要です。
管理者は、個々のユーザーによるメッセージ投稿を許可あるいは拒否するか、メッセージを管理するかどうかを設定できます。選択したオプションが、グループの投稿権限とメッセージの管理設定をオーバーライドします。
たとえば、グループ設定でオーナーのみに投稿を許可し、すべてのメッセージの管理を有効にすることができますが、特定の複数のマネージャーに投稿権限を付与すれば管理を回避できます。グループ設定でメッセージの管理を指定していなくても、ここで管理が可能です。
- Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- ページ左側の [メンバー] をクリックします。
- 変更したいメンバーの [投稿権限] で、オプションを選択します。
ネストされたグループ
別のグループのメンバーとなっているグループに対して、オーバーライドを設定することができます。オーバーライドは、ネストされたグループのメールアドレスから投稿されたメッセージにのみ適用され、そのグループのメンバーから投稿されたメッセージには適用されません。それらのメンバーから送信されたメッセージには、親グループの投稿ポリシーが適用されます。