Groups Enterprise のログイベント

監査ログページが新たに監査と調査のページに変更されました。この変更について詳しくは、監査と調査をより行いやすくするための変更: Google Workspace の新機能をご覧ください。

監査と調査のページを使用して、Groups Enterprise のログイベントに関連する検索を実施できます。このページでは、グループ（対象グループを含む）とグループ メンバーに対して行われた操作の記録を確認できます。これらの操作は、Google 管理コンソール、Google Cloud コンソール、Admin SDK API、Cloud Identity API、Google グループのユーザー インターフェースで行われるものです。たとえば、管理者がいつユーザーを追加したか、グループ オーナーがいつグループを削除したかを確認できます。

動的グループのログイベントは、Groups Enterprise のログイベントで確認できます。動的グループのメンバー構成が変更されると、ログイベントには Google システムが行った操作として記録されます。

注: Google グループのインターフェース内で行ったグループ、グループ メンバー、グループ メッセージの変更を確認するには、グループのログイベントをご覧ください。

Google ドライブやユーザー アクティビティなど、調査可能なサービスやアクティビティの一覧については、監査と調査ツールについてをお読みください。

ログイベントのデータを Google Cloud に転送する

ログイベントのデータが Google Cloud と共有されるように設定できます。この共有を有効にした場合、データが Cloud Logging に転送され、そこからログに対してクエリを実行したり、ログを閲覧したり、ログのルーティングと保存を制御したりできます。

監査と調査のページを開く

Groups Enterprise のログイベント データにアクセスする

1. Google 管理コンソールにログインします。

   管理者アカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインします。

2. 左側にある [レポート] [監査と調査] [Groups Enterprise のログイベント] をクリックします。

データをフィルタリングする

1. 上述の Groups Enterprise のログイベント データにアクセスするの説明に沿って、管理ログイベントを開きます。
2. [フィルタを追加] をクリックし、属性を選択します。
3. ポップアップ ウィンドウで演算子を選択 値を選択 [適用] をクリックします。
4. （省略可）検索に対して複数のフィルタを作成するには:

   1. [フィルタを追加] をクリックして、手順 3 を繰り返します。
   2. （省略可）検索演算子を追加するには、[フィルタを追加] の上にある [AND] または [OR] を選択します。
5. [検索] をクリックします。

注: [Filter] タブでは、シンプルなパラメータと値のペアを含めて、検索結果をフィルタリングできます。[条件作成ツール] タブを使用することもできます。このタブでは、フィルタは AND/OR 演算子を使って条件として表されます。

属性の説明

このデータソースでは、ログイベント データの検索時に次の属性を使用できます。

属性	説明
設定者	操作を行ったユーザーのメールアドレス
アクター グループ名	アクター グループの名前。詳しくは、Google グループで結果をフィルタするをご覧ください。 フィルタ グループの許可リストにグループを追加するには: [アクター グループ名] を選択します。 [フィルタ グループ] をクリックします。 [フィルタ グループ] ページが表示されます。 [グループの追加] をクリックします。 グループ名またはメールアドレスの最初の数文字を入力してグループを検索します。目的のグループが表示されたら、そのグループを選択します。 （省略可）別のグループを追加するには、グループを検索して選択します。 グループの選択が完了したら、[追加] をクリックします。 （省略可）グループを削除するには、 をクリックします。 [保存] をクリックします。
アクターの組織部門	操作を行った組織部門
日付	イベントの発生日時（使用しているブラウザのデフォルトのタイムゾーンで表示されます）
動的グループクエリ	この動的グループの作成に使用されたクエリ
イベント	ログに記録されたイベント アクション（[グループを作成]、[メンバーの招待[、[参加リクエストの拒否] など）
グループ ID	グループのメール ID
グループ情報の設定	更新したグループ情報の設定の値
グループの名前空間	名前空間を作成しました
メンバー ID	メンバーのメールアドレス
メンバーの種類	メンバーの種類（ユーザー、グループ、サービス アカウントなど）
メンバーシップの有効期限	グループ メンバーシップの有効期限
新しい値	グループ設定の新しい値（変更されている場合）
古い値	グループ設定の古い値（変更されている場合）
値	グループ設定の値

ログイベント データを管理する

検索結果の列データを管理する

検索結果に表示するデータ列を設定できます。

1. 検索結果の表の右上にある、列を管理アイコン をクリックします。
2. （省略可）現在の列を削除するには、削除アイコン をクリックします。
3. （省略可）列を追加するには、[新しい列を追加] の横にある下矢印アイコン をクリックしてデータ列を選択します。
   以上の手順を必要なだけ繰り返してください。
4. （省略可）列の順序を変更するには、目的のデータ列名をドラッグします。
5. [保存] をクリックします。

検索結果データをエクスポートする

1. 検索結果の表の上部にあるすべてエクスポート アイコンをクリックします。
2. 名前を入力し [エクスポート] をクリックします。
   書き出しの結果は、検索結果の表の下にある [「エクスポート」操作の結果] に表示されます。
3. データを表示するには、エクスポートの名前をクリックします。
   書き出したデータが Google スプレッドシートで開きます。

レポートルールを作成する

レポートルールの作成と管理をご覧ください。

データを利用できる期間

データの保持期間とタイムラグをご覧ください。

関連トピック

• 監査と調査ツールについて
• Chrome のログイベント - イベントと属性