組織でコネクテッド シートを使用する

この機能は、G Suite Enterprise と G Suite Enterprise for Education でご利用いただけます。各エディションの比較

新しい BigQuery データコネクタであるコネクテッド シートを使用して、数十億行にのぼるデータにスプレッドシートからアクセスし、分析、可視化、共有できます。コネクテッド シートでは次のこともできます。

  • 使い慣れたスプレッドシートのインターフェースを使用して、パートナーやアナリストなどの関係者と共同編集する。
  • CSV 書き出しデータを別途作成することなく、単一の信頼できるデータ分析ソースを利用する。
  • レポートとダッシュボードのワークフローを効率化する。

コネクテッド シートは、リクエスト時または指定日時に、BigQuery でクエリを実行します。クエリの結果はスプレッドシートに保存されるので、分析と共有に利用できます。コネクテッド シートの詳細についての動画チュートリアルをご覧ください。

重要: 2020 年 9 月 8 日より、従来のデータコネクタを使用中のスプレッドシートに、コネクテッド シートへのアップグレード オプションが表示されるようになります。従来のデータコネクタを使用中のスプレッドシートを表示、更新することは引き続き可能ですが、従来のデータコネクタを使用して新たにスプレッドシートを作成することはできません。従来のデータコネクタを使用している場合は、コネクテッド シートへのアップグレード方法をご覧ください。

コネクテッド シートを設定する

まず、ユーザーの IAM ロールを確認します。Identity and Access Management(IAM)のロールを使用して、ユーザーがアクセスできるデータに関して権限を割り当てます。スプレッドシートで BigQuery プロジェクトを追加または使用するには、BigQuery でユーザーの IAM ロールが次のいずれかである必要があります。

  • bigquery.user
  • bigquery.jobUser と bigquery.dataViewer

これらのロールについて詳しくは、事前定義された役割と権限をご覧ください。

ユーザーが行える操作は、スプレッドシートのオーナーの権限ではなく、IAM ロールとスプレッドシートに対する権限によって決まります。組織外のユーザーは、管理者が許可した場合にのみ、組織のスプレッドシートを操作できます。

スプレッドシートでの操作 BigQuery で必要な IAM ロール スプレッドシートで必要な権限
BigQuery のテーブルまたはビューを使用して、グラフ、ピボット テーブル、数式、抽出を作成する
  • bigquery.user
  • bigquery.jobUser と bigquery.dataViewer
編集者
BigQuery データから作成したグラフ、ピボット テーブル、数式、抽出、プレビューを表示する なし 編集者または閲覧者
カスタムの BigQuery クエリを作成または編集する
  • bigquery.user
  • bigquery.jobUser と bigquery.dataViewer
編集者
カスタムの BigQuery クエリを表示する なし 編集者または閲覧者
BigQuery のデータを更新する
  • bigquery.user または
    bigquery.jobUser と bigquery.dataViewer
編集者

 

次に、IAM ロールをユーザーのデータセットに割り当てます。BigQuery コンソールで IAM ロールを割り当てる方法については、データセットへのアクセスの制御をご覧ください。

最後に、組織で GCP が有効になっていることを確認します。G Suite 管理者は、組織部門に対して Google Cloud Platform を有効または無効にするの手順で Google Cloud Platform を有効にします。

コネクテッド シートの使い方について詳しくは、Google スプレッドシートで BigQuery データを使ってみるをご覧ください。

トラブルシューティング

ユーザーがデータセットにアクセスできない

ユーザーに適切な IAM ロールが割り当てられている場合でも、適切な G Suite ライセンスを使用していない可能性があります。(この記事の冒頭で言及した)サポート対象エディションを使用していない場合は、ユーザーのライセンスを別のサブスクリプションに変更するをご覧ください。

Google スプレッドシートの一部の機能を使用できない

スプレッドシートの REST API 機能は、コネクテッド シートではまだご利用いただけません。その他すべての機能(印刷、ダウンロード、書き出しなど)と関数(AVERAGE、SUM、COUNTIF など)は使用できます。

現在コネクテッド シートでは、VPC Service Controls を使用する組織もサポートしていません。

機能が原因でスプレッドシートがクラッシュする場合は、データシートの右上にある [フィードバックを送信] をクリックしてください。

BigQuery の更新が、コネクテッド シートに表示されない

スプレッドシートのファイルで [更新] をクリックして、BigQuery データのすべての更新をコネクテッド シートに取り込みます。コネクテッド シート内のすべてのアイテムを更新するには、[データ] 次に [データコネクタ] 次に [データを更新] 次に [すべて更新] をクリックします。

ユーザーがコネクテッド シートのファイルを開くことができない

組織のスプレッドシート ファイルに特定の権限を設定した場合(組織外のユーザーによるスプレッドシート ファイルへのアクセスを制限するなど)、制限の対象となるユーザーはコネクテッド シートのファイルを開くことができなくなります。権限を変更する方法については、ドライブ ユーザーの共有権限を設定するをご覧ください。

引き続き問題が発生する場合は、Google スプレッドシート内の BigQuery データに関する問題を修正するをご覧ください。

コネクテッド シートの関連記事

BigQuery の関連記事

この情報は役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。