Google+ コンテンツの共有を管理する

G Suite 管理者は、ドメイン内のユーザーによる Google+ コンテンツの共有や閲覧に関する設定を行えます。たとえば、外部コンテンツの作成や操作に制限をかけることができます。ドメイン内の Google+ コンテンツの共有を管理するには、[コンテンツの共有とアクセス] の設定を使用します。

コンテンツの共有とアクセスの設定とは

次の設定を組織単位またはドメイン全体に対して適用できます。

ドメイン外のユーザーとのコンテンツ共有とアクセスを許可する(一般公開モード)

一般公開モードでは、外部コンテンツを作成、操作できます。これには一般ユーザー向けの Google+ コンテンツが含まれます。たとえば、ドメイン限定ではない投稿を作成する、コメントを追加する、+1 する、外部と再共有する、外部に公開されている投稿に投票するなどが可能です。デフォルトの設定をユーザーに適用するには [投稿の共有] 設定や [プロフィールの検出] 設定を使用しますが、ユーザーはこれらの設定をオーバーライドして外部に投稿できます。

ドメイン外のユーザーとの全コンテンツの共有とアクセスを制限する(限定公開モード)

限定公開モードの場合、ユーザーは外部コンテンツの作成や操作を行えません。ドメイン限定の投稿に限り、作成、コメント、+1、投票が可能です。限定公開モードのユーザーは、ドメイン限定ではないユーザー、コミュニティ、コレクションをフォローできません。また、検索結果やおすすめに外部の Google+ コンテンツは表示されません。ドメイン限定ではないコンテンツへの直接リンクがあれば、そのコンテンツを閲覧できますが、操作はできません。
注: このモードを有効にする前に作成したコンテンツ(外部コンテンツを含む)の公開設定はそのままで、影響を受けません。

ドメイン外のユーザーとの全コンテンツの共有とアクセスを制限し、外部の Google+ コンテンツも制限する(ハイブリッド モード)

ハイブリッド モードの場合、ユーザーは外部コンテンツの作成や操作を行えません。限定公開モードと同様に、ドメイン限定の投稿に限り、作成、コメント、+1、投票が可能です。ハイブリッド モードが限定公開モードと異なるのは、ドメイン限定ではないユーザー、コミュニティ、コレクションをフォローできることと、検索結果やおすすめに外部の Google+ コンテンツが表示されることです。
注: このモードを有効にする前に作成したコンテンツ(外部コンテンツを含む)の公開設定はそのままで、影響を受けません。

設定を変更する前の検討事項

コンテンツの共有とアクセスの設定を変更する前に、次の点を確認してください。

Google+ プロフィールの生年月日の編集を許可する

Google+ プロフィールの自動作成をご使用でない場合、ユーザーが Google+ プロフィールを作成できるようにするには、管理者が生年月日の編集を有効にしておく必要があります。

G Suite ライセンスが割り当てられていないユーザー

限定公開モードとハイブリッド モードは、G Suite ライセンスが割り当てられているユーザーにのみ適用できます。G Suite ライセンスが割り当てられていないユーザーには Google+ コンテンツの共有とアクセスの制限が適用されず、現在のアクセス権限が維持されます。たとえば Cloud Identity、Android 管理、Chrome 管理のいずれかのライセンスを持つユーザーがこれに該当します。このようなユーザーが Google+ にアクセスできないようにするには、ユーザーを 1 つの組織部門に配置し、その組織部門に対して Google+ サービスを無効にするという方法があります。

予備のメール通知

2016 年 9 月以前、Google+ にアクセスできた G Suite ユーザーは、予備のメールアドレスを指定して Google+ の通知を受け取ることができました。たとえば、個人のメールアドレスを指定しておき、組織内の他のユーザーから Google+ に新しい投稿があれば、そのメールアドレスで更新情報を受け取ることができました。そのような通知には、投稿内容のすべてまたは一部が含まれることがありました。この通知を利用していた場合、限定公開モードやハイブリッド モードになっても引き続きそのメールアドレスに通知が届きますが、G Suite ユーザーが Google+ 通知用に予備のメールアドレスを新たに追加することはできません。また、以前に指定したアドレスで Google+ の通知を受け取る機能は、近日中に削除されます。

プロフィールの公開設定

コンテンツの共有とアクセスを [限定公開モード] や [ハイブリッド モード] に設定しても、組織外のユーザーが Google+ プロフィールを閲覧できなくなるわけではありません。Google+ プロフィールに表示される情報には、名前、プロフィール写真、プロフィールのカバー写真のほか、プロフィールのオーナーが作成した Google+ コレクションや投稿のうち、プロフィール ページを表示しているユーザーが閲覧権限を持つものが含まれます。

限定公開モードの場合、検索エンジンによるユーザー プロフィールのクロールは行われませんが、特定の状況では、組織外のユーザーが組織内のユーザー プロフィールを閲覧できます。

  • ユーザーが以前に外部の投稿を作成していた場合、その投稿は Google+ プロフィールにリンクされます。ユーザーはこのような投稿を削除できます。詳細については、Google+ でのアクティビティの削除と管理をご覧ください。
  • ユーザーが、組織に限定されないコミュニティを所有、管理するか、そのようなコミュニティのメンバーである場合、そのコミュニティのメンバーリストのエントリは、Google+ プロフィールにリンクされます。ユーザーは、コミュニティのオーナーの権利を別の Google+ ユーザーに譲渡したうえで、コミュニティから退会することができます。
  • ユーザーが外部から閲覧可能なコレクションを所有している場合、そのコレクションは Google+ プロフィールにリンクされます。ユーザーは、外部から閲覧可能なコレクションを削除できます。
  • 組織のメンバーをサークルに追加したユーザーは、サークルの所属ユーザーを公開することができます。
  • 組織のメンバーによってサークルに追加されたユーザーは、自分をサークルに追加したユーザーを公開することができます。
  • 一部の過去バージョンの Android クライアントのユーザーは、限定公開モードのユーザーのプロフィールを検索して見つけることができる場合があります。これに該当するのは、過去に一般公開モードであった相手ユーザーを、当時フォローしていた場合です。

モバイルアプリを更新する

ユーザーに対して、モバイル端末の Google+ アプリを最新バージョンに更新するよう指示します。

Google+ コンテンツの共有に関するよくある質問

Google+ コンテンツの共有とアクセスに関して問い合わせを受けた際は、こちらのよくある質問を参考にご回答ください。

Google+ のコンテンツの共有とアクセスのモードとは何ですか?

組織内のユーザーには、Google+ コンテンツの共有とアクセスに関する 3 つのモード(一般公開、限定公開、ハイブリッド)のいずれかを適用できます。これらのモードを適用することで、組織の管理者は、G Suite アカウントにログインしたユーザーが外部の Google+ コンテンツに対して行える操作を管理できます。設定によっては、一部の Google+ オプションも非表示になることがあります。

これまでどおり、Google+ の投稿やコミュニティを操作できますか?

Google+ のコンテンツの共有とアクセスのモードが [限定公開モード] に設定された場合、Google+ で外部の投稿を検索、操作したり、外部のコミュニティに参加したりできなくなります。ハイブリッド モードの場合、外部コンテンツの検索は可能ですが、操作はできません。

限定公開モードでも、外部のユーザーやコミュニティからの投稿を閲覧できますか?

コンテンツの共有とアクセスのモードが [限定公開モード] に設定されていても、この変更以前にアクセスできていた外部コミュニティや外部アカウントのコンテンツは、引き続き閲覧できます。Google+ 内でそのコンテンツを非表示にするには、外部コミュニティを退会したり、外部アカウントのフォローを解除したりする必要があります。なお、これを行うと、そのコミュニティに再び参加したり、その外部アカウントを再びフォローしたりできなくなります。

限定公開モードやハイブリッド モードの場合、外部コミュニティに参加できますか?

限定公開モードでは、できません。ハイブリッド モードの場合、外部コミュニティに参加することはできますが、それらのコミュニティで投稿の作成や操作を行うことはできません。

外部コミュニティを新規作成することはできますか?

限定公開モードやハイブリッド モードでは、できません。

既存の外部コミュニティに残ることはできますか?

はい。コンテンツの共有とアクセスでどのモードが適用されていても、残ることができます。ただし、限定公開モードやハイブリッド モードの場合、そのコミュニティ内で新しい投稿を作成したり、投稿にコメントしたりするなど、コンテンツを操作することはできません。

外部コミュニティのオーナーまたは管理メンバーである場合は、どのような影響がありますか?

限定公開モードやハイブリッド モードで外部コミュニティのオーナーである場合は、オーナーの権利を保持し、コミュニティを削除したり、メンバー オプションを管理したりすることができます(コミュニティの [メンバーを管理] を使用して利用可能)。メンバーの管理オプションを使用して、別のユーザーを管理メンバーやオーナーに昇格させることもできます。

コミュニティを編集することはできません。また、スパム、要確認の投稿、参加リクエストに対応するなどの管理関連操作を行うこともできません。

ホームとサークルのストリームにはどのような影響がありますか?

限定公開モードやハイブリッド モードで、それまで外部コンテンツ ソース(例: コミュニティ、コレクション、ドメイン外のユーザー)をフォローしていた場合、これらのストリームには引き続き外部ソースからのコンテンツが表示されます。ただし、次のいずれかの操作を行うと、表示されなくなります。

  • コレクションのフォローを解除する
  • サークルから外部ユーザーを削除する
  • コミュニティを退会する
  • コミュニティの設定で、ホーム ストリームに含めるコンテンツを [なし] にする

ユーザーとサークルにはどのような影響がありますか?

限定公開モードの場合、ドメイン外の新しいユーザーをサークルに追加することはできません。ただし、サークルから外部ユーザーを削除しない限り、既存の関係が維持されます。外部ユーザーとサークルの関係を変更するには、すべてのサークルから外部ユーザーを削除する必要があります。なお、削除した外部ユーザーを、後からサークルに戻すことはできません。

一般公開モードとハイブリッド モードの場合は、ユーザーとサークルへの影響はありません。

通知にはどのような影響がありますか?

限定公開モードとハイブリッド モードの場合は、フォローしている外部コミュニティや Google+ の投稿の通知が届きます。既存の外部コミュニティのオーナーや管理メンバーである場合、追加メンバーの参加リクエストは届きません。

設定を変更する前に

  • 48 時間の余裕を見込んでください。コンテンツ共有設定の変更が、ユーザーに完全に反映されるまでに最長で 48 時間かかることがあります。一部の設定が他より早く反映されることもありますが、反映の完了には、少なくとも 48 時間の余裕を見込んでください。

  • 変更をユーザーに伝えましょう。コンテンツの共有設定を変更する前に、ユーザーに通知することが重要です。Google+ での動作が変わる理由と、ドメイン外のユーザーとの投稿など、以前できたことができなくなる理由を説明します。

  • ユーザーの制限度合いについては慎重に検討しましょう。コンテンツ共有設定の制限を厳しくする方向に変更すると、すでに保有しているコミュニティ、コレクション、投稿を変更できなくなることがあります。
    例: 一般公開モードで、限定公開の、ドメインを限定しないコミュニティを保有している場合に、設定を限定公開モードに変更すると、このコミュニティに投稿したり、コミュニティの名前、説明、写真を変更したりできなくなります。ただし、別のユーザーをオーナーに昇格させたり、コミュニティに追加された新しいコンテンツを閲覧したり、コミュニティを退席したりすることは可能です。
  • コミュニティ、コレクション、ユーザーをフォローしているユーザーへの影響を考慮してください。一般公開モードやハイブリッド モードから限定公開モードに変更されたユーザーは、以前にフォローしていたのと同じユーザー、コミュニティ、コレクションを引き続きフォローでき、フォローを解除しない限り、フォロー先の新しいコンテンツを引き続き閲覧できます。

設定を変更する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールのホームページから、[アプリ] 次へ [G Suite] 次へ [Google+] にアクセスします。
  3. [詳細設定] をクリックします。
  4. [コンテンツの共有とアクセス] で次のいずれかの設定を選択します。
    • 一般公開モード 
    • 限定公開モード 
    • ハイブリッド モード 
  5. [保存] をクリックします。

 

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