管理者は、組織内のユーザーがどのように Google Currents コンテンツを共有、閲覧できるかを管理できます。たとえば、外部コンテンツの作成または操作に制限をかけることが可能です。
コンテンツの共有とアクセスの設定とは
以下の設定は、特定の組織部門または組織全体に適用することができます。
ドメイン外のユーザーに対してコンテンツの共有とアクセスを許可する(一般公開モード)設定を変更する際の検討事項
新しいユーザー アカウントのデフォルトは限定公開モードCurrents プロフィールに表示される情報には、名前、プロフィール写真、プロフィールのカバー写真のほか、プロフィールのオーナーが投稿したもの(プロフィール ページの閲覧者が閲覧できるもの)が含まれます。ユーザーの Currents プロフィールを一般に公開することや、一般の検索結果に表示されるようにすることはできなくなりました。ただし、一部の検索エンジンでは、キャッシュされたコンテンツが表示される可能性があります。
次のような場合、組織内のユーザーのプロフィールが組織外のユーザーに見える状態になっています。例:
- ユーザーが過去に作成した外部の投稿は Currents プロフィールにリンクされます。ユーザーはこのような投稿を削除できます。詳しくは、Currents でのアクティビティを削除するをご覧ください。
- ユーザーが組織内限定ではないコミュニティを所有または管理しているか、そのようなコミュニティのメンバーである場合、コミュニティのメンバーリストの項目がそのユーザーの Currents プロフィールにリンクされます。ユーザーは、コミュニティのオーナーの権限を別のユーザーに譲渡したうえで、コミュニティから退会することができます。
設定を変更する前に
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変更がユーザーに完全に反映されるまでに、最長で 48 時間ほどかかることがあります。一部の設定が他より早く反映されることもありますが、反映の完了には、少なくとも 48 時間の猶予を見込んでください。
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変更をユーザーに伝えましょう。コンテンツの共有設定を変更する前に、ユーザーに通知することが重要です。ドメイン外からの投稿など、以前できたことができなくなる理由を説明します。
- ユーザーによる利用をどの程度制限するかは慎重に検討しましょう。設定の制限を厳しくすると、すでに保有しているコミュニティまたは投稿を変更できなくなることがあります。
例: 一般公開モードで限定シェア コミュニティを保有している場合に、設定を限定公開モードに変更すると、このコミュニティに投稿したり、コミュニティの名前、説明、写真を変更したりできなくなります。ただし、別のユーザーをオーナーに昇格させたり、コミュニティに追加された新しいコンテンツを閲覧したり、コミュニティを退会したりすることは可能です。
- コミュニティまたはユーザーをフォローしているユーザーへの影響を確認してください。一般公開モードまたはハイブリッド モードから限定公開モードに変更されたユーザーは、以前にフォローしていたのと同じユーザーまたはコミュニティを引き続きフォローでき、フォローを解除しない限り、フォロー先の新しいコンテンツをこれまでどおり閲覧できます。
設定を変更する
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管理コンソールのホームページから、[アプリ]
[Google Workspace]
[Currents] にアクセスします。
- [詳細設定] をクリックします。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門または設定グループを選択します。
- [コンテンツの共有とアクセス] で次のいずれかの設定を選択します。
- 一般公開モード
- 限定公開モード
- ハイブリッド モード
- [保存] をクリックします。
Currents コンテンツの共有に関するよくある質問
限定公開モードまたはハイブリッド モードに設定した場合、ユーザーは外部コミュニティに参加することができますか?
ユーザーが外部コミュニティを新規に作成することはできますか?
ユーザーが既存の外部コミュニティに残ることはできますか?
外部コミュニティのオーナーまたは管理メンバーには、どのような影響がありますか?
限定公開モードまたはハイブリッド モードの場合、外部コミュニティのオーナーはオーナー権限を維持し、コミュニティを削除したり、メンバー オプションを管理したりすることができます。別のユーザーを管理メンバーまたはオーナーにすることも可能です。
ただし、コミュニティを編集できなくなるほか、スパム、要確認の投稿、参加リクエストに対応するなどの管理関連操作を行うこともできなくなります。