レポートから使用状況やセキュリティを確認する

利用可能なレポートとログイベントは、Google Workspace または Cloud Identity のエディションによって異なります

管理者は Google 管理コンソールでレポートやログイベントを確認し、組織内のアクティビティを把握できます。たとえば、次のことを行えます。

  • 潜在的なセキュリティ リスクを調査する
  • チームの温室効果ガス排出量やコラボレーションの状況を分析する
  • 構成の問題を診断する
  • ログインしたユーザーとその日時を確認する
  • 管理者による操作を分析する
  • ユーザーがどのようにコンテンツを作成、共有しているかを把握する

グラフと表から、ドメインレベルのデータだけでなく、ユーザーレベルの詳細データも確認できます。

管理コンソールのレポートの種類

Google 管理コンソールの [レポート] には、次の種類のレポートがあります。

  • 重要ポイント レポート - 組織の主な指標と傾向の概要を確認できます。チームによる Google Workspace サービスの使用状況、ドライブにあるファイルのドキュメント公開設定、保存容量、ファイル共有アクティビティ、基本的なセキュリティ指標などが含まれます。
  • 組織全体のアプリレポート - ドメイン内のすべてのユーザーと管理者に関する情報を示す一連のチャートとグラフを閲覧できます。組織全体の傾向と管理情報の概要も含まれます。
  • ユーザー レポート: アカウント - セキュリティとアプリの使用状況に関するアクティビティ情報の重要ポイントがマスター レポートとして示されます。こうした情報は監査ログと組み合わせて使用できます。
  • ユーザー レポート: アプリの使用状況 - 組織での Gmail とドライブの使用状況が示されます。メール アクティビティの種類、作成および共有されたドキュメントの数、各チームメンバーによるドライブ ストレージの使用容量などが含まれます。
  • ユーザー レポート: セキュリティ - ドメイン全体でのデータ漏洩リスクを評価できます。また、チームの 2 段階認証プロセスの使用状況、モバイル デバイスにサードパーティ製アプリをインストールしているユーザー、ドメイン外のユーザーとのドキュメント共有状況などを確認できます。
  • 監査と調査 - 管理者のアクティビティ、モバイル アクティビティなど、特定のイベントに関する情報を入手できます。
  • 温室効果ガス排出量 - Google Workspace サービスに関連する、組織の温室効果ガス排出量を確認できます。
管理者へのメール通知アラートを有効にすると、不審なログイン試行や他の管理者によるサービス設定の変更など、重要なイベントを常に把握できます。詳しくは、管理者へのメールアラートとシステム定義ルールをご覧ください。

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