この記事は、企業や学校、その他のグループで Gmail アカウントを管理している Google Workspace 管理者を対象としています。個人の Gmail アカウントを管理している場合は、Gmail ヘルプセンターをご覧ください。
管理者は、Google Workspace 組織内のユーザーの Gmail へのアクセスを管理できます。すべてのユーザーに対して Gmail を有効にすることができます。特定のグループまたは部署に対して有効にすることもできます。
始める前に
一部のユーザーに対してのみ Gmail を有効にするには、次の方法があります。
- 部門別 - 組織部門にユーザーを追加して、部門別にアクセスを管理します。詳しくは、組織構造の仕組みをご覧ください。
- 部門間 - アクセス グループにユーザーを追加して、ユーザーに部門間または部門内のアクセスを許可します。詳しくは、グループを使用してサービスへのアクセスをカスタマイズするをご覧ください。
組織内のユーザーに対して Gmail を有効または無効にする
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [Gmail] にアクセスします。
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[サービスのステータス] をクリックします。
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組織内のすべてのユーザーに対してサービスを有効または無効にするには、[オン(すべてのユーザー)] または [オフ(すべてのユーザー)] をクリックし、[保存] をクリックします。
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(省略可)特定の組織部門に対してサービスを有効または無効にするには:
- 左側で組織部門を選択します。
- サービスのステータスを変更するには、[オン] または [オフ] を選択します。
- 次のいずれかを選択します。
- [サービス] のステータスが [継承] になっており、親組織の設定が変更された場合でも現在の設定を維持したい場合は、[オーバーライド] をクリックします。
- [サービスのステータス] が [上書きされました] になっている場合は、[継承] をクリックして親と同じ設定に戻すか、[保存] をクリックして新しい設定を維持します(親組織の設定が変更された場合でも、現在の設定を維持します)。
注: 詳しくは、組織構造についてのページをご覧ください。
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組織部門全体または組織部門内の一部のユーザーに対してサービスを有効にするには、アクセス グループを使用します。詳しくは、グループに対するサービスの有効化についてのページをご覧ください。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
Google Workspace 組織で Gmail を無効にする
Gmail で組織のビジネス アドレスの使用を停止するには:
- 使用するメールサービスにメールフローをリダイレクトします。
- ドメインの MX レコードが Google のサーバーを参照している場合は、メールのリダイレクト先として別のサーバーを参照するようレコードを更新します。
Google サーバーを経由するように MX レコードが指定された状態のまま Gmail を無効にすると、メールが受信者に配信されません。
Gmail では、組織の Google Workspace アカウントが削除されるか、ユーザーが削除されるまで、ユーザーのメールボックスにメールが保持されます。詳細
Gmail を無効にした場合のカレンダーへの影響
- 組織外のユーザーからの Google カレンダーの招待状は、カレンダーに自動追加されません。
- サードパーティ製のカレンダー サービスから届く招待状は、自動追加されません。
- 組織内のユーザーからの招待状は、引き続きカレンダーに自動追加されます。
Gmail を再度有効にした場合
Gmail サービスを再び有効にしても、ユーザーの Gmail アカウントへのメール配信は自動的に開始されません。Gmail の設定手順をやり直す必要がある可能性があります。詳しくは、Google Workspace で Gmail を有効にするをご覧ください。