G Suite Password Sync について
G Suite Password Sync(GSPS)は、ユーザーのパスワードを自動的に Microsoft® Active Directory® のパスワードと同期します。ユーザーの Active Directory のパスワードが変更されると、変更内容がすぐに Google にプッシュ送信されます。
重要: GSPS によって Active Directory のパスワードが変更されることはなく、Active Directory のパスワードが変更されたときにのみ組織の Google アカウントとの同期が行われます。
G Suite と Cloud Identity の管理者は GSPS を利用できます
始める前に
GSPS のシステム要件従来の G Suite(無償版)をご利用の場合、この機能をご利用いただくには G Suite Basic にアップグレードしていただく必要があります。
GSPS を使用するには以下が必要です。
- Microsoft Windows® Server 2008、2012、2016 以降。
- Microsoft Active Directory DS(AD LDS ではなく AD DS)
注: GSPS は現在、セキュアブートを使用した追加の LSA の保護には対応していません。
- すべてのドメイン コントローラに GSPS がインストールされている必要があります。
- ドメイン コントローラから次のサイトやポートに接続するためのインターネット接続が必要です。
目的 URL ポート番号 認証 https://accounts.google.com
https://www.googleapis.com443 API アクセス https://www.googleapis.com 443 証明書失効リスト、オンライン証明書ステータス プロトコル http://crl.geotrust.com/crls/secureca.crl
http://g.symcb.com/crls/gtglobal.crl
http://pki.google.com/GIAG2.crl
http://g.symcd.com
http://clients1.google.com/ocsp
http://ocsp.pki.goog/gsr280 注: 認証局の URL は随時変更されることがあります。CRL または OCSP の最新の URL リストについては、上記の API および認証ホストの証明書情報をご覧ください。
GSPS をダウンロードする
ご利用のサーバーのアーキテクチャに適した MSI をダウンロードしてください。
サーバーを再起動する
GSPS をインストールまたはアップグレードした後は、必ずサーバーを再起動してください。
次へ
G Suite Password Sync を設定する詳しい手順を確認します。