Gmail の速度に影響している可能性のある一般的な問題のトラブルシューティングは、以下の手順で行ってください。
ユーザーに次の対応を行うよう依頼します
ほとんどの場合、Gmail のパフォーマンスの低下は、ブラウザのトラブルシューティングによって解決できます。次の手順をお試しください。
- サポート対象ブラウザを使用していることと、そのブラウザが最新バージョンであることを確認します。
詳しくは、Google Chrome を更新するをご覧ください。 - キャッシュと Cookie を削除します。Chrome で、[閲覧履歴データの削除] の [詳細設定] タブにある [ホストされているアプリデータ] チェックボックスをオンにします。
- ブラウザの拡張機能を無効にします。
- Gmail をプライベート(シークレット)モードでテストします。
- ブラウザを再インストールします。
- 他のブラウザを試してみます。
アカウントのリクエスト制限に達していないことをご確認ください。メール クライアントによるメールのチェックの頻度が高すぎる場合などに、制限に達することがあります。
- 次の手順で Gmail の詳細設定を一時的に無効にします。
- https://mail.google.com/mail/?labs=0 から、Gmail を詳細設定が無効の状態で開きます。
- Gmail が遅くなるかどうかをテストします。
- ドメインで POP または IMAP が有効になっている場合は、該当のアカウントに対して一時的に無効にします。
- ご利用の Google Workspace アカウントでパソコンから Gmail にログインします。
- 右上にある設定アイコン
[設定] をクリックします。
- 上部にある [メール転送と POP/IMAP] をクリックします。
- POP が有効になっている場合は、[POP を無効にする] を選択します。
- IMAP が有効になっている場合は、[IMAP を無効にする] を選択します。
- 下部の [変更を保存] をクリックします。
- 動作の遅さは解消されたものの、アカウントにどのアプリまたはデバイスを同期しているか不明な場合は、次のようにします。
- アカウントと連携しているデバイスを確認する。
- アカウントと連携しているアプリを確認する。
- 各 Gmail アカウントにアクセスしているユーザーは、それぞれ 1 人のみであることを確認します。アクセスしているユーザーが 1 人であれば、Google Workspace 利用規約の違反によりアカウントが停止されることはありません。
共有のメールアドレスが必要な場合は、ビジネス向け Google グループをご利用ください。
Gmail のパフォーマンスを最適化するため、次のベスト プラクティスに沿ってください。
- Gmail のラベル(サブラベルを含む)を 500 個未満になるように削除する。
- Gmail のフィルタを 500 個未満になるように削除する。
- 一括操作をしない。複数のメッセージを削除したり、ごみ箱を空にしたりする際は、一度に操作するメッセージを 1,000 件以下にしてください。
パソコンやネットワークの潜在的な問題をトラブルシューティングすることによって、Gmail 動作の低下の原因が特定できることがあります。
- 別のパソコンで Gmail を開きます。
- 次の手順で別のネットワークから Gmail を開きます。
- プロキシまたはバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)を無効にします。
- デバイスを別の Wi-Fi ネットワークに接続します。
- Google ドライブ(https://drive.google.com)などの他の Google Workspace サービスを開き、他のウェブページも動作が遅いかどうかを確認します。
- ドメイン内の他のユーザーにも問題が発生しているかどうかを確認します。
別のネットワークまたはパソコンでは Gmail が問題なく動作する場合は、ネットワーク管理者に問い合わせ、高度なテストで接続の問題を診断するよう依頼してください。
この問題が複数のユーザーや各種ネットワークに影響を及ぼしている場合は、ステータス ダッシュボードで Gmail に影響する既知の問題の有無をご確認ください。
ページに表示するメールの件数を減らす
ページに表示するメールの件数を減らすことで、Gmail の読み込みを速くすることができます。
- 右上にある設定アイコン
[すべての設定を表示] をクリックします。
- [表示件数] の設定までスクロールします。
- ページに表示するメールの件数を選択します。
- 下部の [変更を保存] をクリックします。