管理者は、Google Meet の会議中にユーザーが背景を変更したり特殊効果を使用したりすることを許可できます。背景として使用する画像をユーザーに提供することも、ユーザーに独自の画像をアップロードしてもらうことも可能です。
デフォルトでは、Google Workspace for Education のユーザーは背景をストック画像や季節の画像に変更できます。その他のすべての Google Workspace ユーザーは、背景画像をストック画像、季節の画像、アップロードした画像に変更することや、フィルタなどの特殊効果を使用することが可能です。
これらの設定は会議には影響がありますが、通話とメッセージには影響しません。
視覚効果の設定を選択する
始める前に: 必要に応じて、部門やグループに設定を適用する方法をご確認ください。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [Google Meet] にアクセスします。
- [Meet の動画設定] をクリックします。
- (省略可)設定を一部のユーザーにのみ適用するには、左側で組織部門(主に部門に使用)または設定 [グループ](詳細)を選択します。手順を見る
グループ設定は組織部門よりも優先されます。詳細
- [ビジュアル エフェクト] をクリックします。
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背景画像の変更またはスタイルの使用をユーザーに許可するには、[ユーザーは自分の背景を画像に変更できる] チェックボックスをオンにします。この設定をオンにすると、組織内のユーザーが主催する会議では、組織外の参加者も背景を変更することができます。
また、次のオプションを選択することもできます(複数可)。- ユーザーは自分の背景を自分自身が提供するカスタム画像に変更できる - ユーザーが Meet の会議で自身のカスタム画像を使用することを許可します。その画像を他の参加者が使用することはできません。この設定をオンにすると、組織内のユーザーが主催する会議では、組織外の参加者も背景をカスタム画像に変更することができます。
- ユーザーは自分の背景を季節のストック画像に変更できる - ユーザーは Google 提供の季節の背景画像を選択できます。多くの場合、祝祭日に関連する画像です。
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Google 提供のフィルタを使用することを許可する場合は、[ユーザーは特殊効果を使用できる] チェックボックスをオンにします。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承](グループの場合は [設定解除])をクリックします。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
カスタム イメージを設定する
組織内の組織部門またはグループごとに最大 15 個の画像を指定できます。JPEG 画像、横向き、1920x1080 ピクセル未満の画像を使用することをおすすめします。画像は、ユーザーに提供する前にテストする必要があります。
他のすべての Google ドライブ ファイルと同様に、カスタム イメージにも保持ポリシーが適用されます。詳しくは、データ保持の仕組みをご覧ください。
画像へのアクセス権の設定
- 組織内の全員がアクセスできる共有ドライブに画像を追加します。詳しくは、組織の共有ドライブを設定するをご覧ください。
- ファイルへの一般的なアクセスを [リンクを知っている全員] に設定します。詳しくは、ファイルを共有して共同編集する方法をご覧ください。
- ファイルに共有権限を設定して画像を編集できるようにし、ユーザーが画像を閲覧できるようにします。
ユーザーによる変更を防ぐために、画像を表示権限で共有することを強くおすすめします。
画像の閲覧権限が失われたり、ドライブから画像が削除されたりした場合、ユーザーは背景として画像を使用できません。
ユーザー補助機能向けに画像ラベルを追加する
カスタムの背景として画像を追加したら、スクリーン リーダーでラベルが読み上げられるように、画像のラベルを作成できます。画像のデフォルトのラベルは、ドライブのファイル名と同じです。
画像のラベルを変更するには、以下の操作を行います。
- 画像にカーソルを合わせ、メニュー アイコン [画像の名前を変更] をクリックします。
- ラベル名を入力し、[保存] をクリックします。