スマート ショッピング キャンペーンなら、年末商戦の需要にリアルタイムで簡単に対応できます

2020 年 10 月 22 日

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昨年の年末商戦期、米国のユーザーがショッピングの情報源として最も利用したのは Google でした。1 すでに今年の年末年始に向けた買い物をしているユーザーも増えていることから、スマート ショッピング キャンペーンを使用して年末商戦期の需要をリアルタイムで把握する方法をご紹介します。2 これらの新機能により、新規顧客によるビジネスの認知度を高め、印象的なクリエイティブでブランドや商品をアピールできるほか、掲載結果から有益な分析情報を引き出すことができます。

今年の年末商戦期における新規顧客へのアプローチ

米国で昨年の年末商戦期に、買い物客の 58% がそれまでに購入したことのないブランドを 1 つ以上購入3したことを受けて、Google は今年の 7 月、新規顧客の認知度向上を目的としたスマート ショッピング キャンペーンの改良を実施しました。これにより、新規顧客獲得の目標を設定することで、新規顧客の獲得を重視して最適化できるようになりました。新規顧客獲得を目的としたキャンペーンでコンバージョン値の目標を追加すると、お客様のビジネスでの新規顧客 1 人あたりの価値が定まります。その後、スマート ショッピング キャンペーンは、新規顧客の獲得を追加目標とした最適化を行って、オンライン販売によるコンバージョン値を最大化します。

スマート ショッピング キャンペーンを利用したお客様は、新規顧客にリーチすることに相次いで成功しています。Merkle(データ マーケティング会社)では、スマート ショッピング キャンペーンに切り替えることで、在庫商品の 36% 以上で新しいトラフィックを獲得し、複数カテゴリを扱う大規模な小売店の「ドレス」カテゴリで、収益を 13 倍に増やすことができました。

印象的なクリエイティブでブランドや商品をアピール

オンラインで商品を購入する人の 85% が、購入するブランドや小売業者を選ぶ際に商品の情報と画像が重要な判断材料になると回答しています。スマート ショッピング キャンペーンで訴求力の高いクリエイティブを作成することで、年末商戦期に買い物するユーザーにアピールできます。このたび、人気商品の紹介に利用できる動的ディスプレイ広告のデザインが一新されました。この洗練されたフォーマットでは、ロゴの横に会社名が表示されるため、ブランドを明確に区別できます。ほとんどの広告サイズで短い見出しが目立つようになり、年末商戦向けの宣伝メッセージを強調できます。広告がブランドの取り扱いガイドラインに厳密に準拠する必要がある場合は、スマート ショッピング キャンペーンで HTML5 を使用して広告の外観を完全にカスタマイズすることもできます。

Example dynamic display ad
COSMEDIX の動的ディスプレイ広告の例

今月、的確な商品を動的にピックアップしてカルーセルに表示し、ユーザーを商品閲覧に引き込むことができるレイアウトが追加されます。この新しい広告レイアウトを活用するために、特別な操作は必要ありません。スマート ショッピング キャンペーンの作成または編集時に、広告レイアウトをプレビューしていただけます。

U.S. example of new layout with product carousel in new immersive, browsable shopping experience     U.K. example of new layout with product carousel in new immersive, browsable shopping experience
カルーセル表示でユーザーを商品閲覧に引き込むことができる新しいレイアウトの例(左: 米国、右: 英国)

本日より、スマート ショッピング キャンペーンに動画を追加することもできます。動画をお持ちでない場合は、商品データから自動生成された動画を使ってディスプレイ広告の魅力を高めることができます。印象的なクリエイティブを使用すれば、掲載結果を向上し、年末年始に向けてウェブ上のさまざまなサイトやアプリで買い物をするユーザーの興味を引きつけることができます。

詳しい分析情報で掲載結果の全体像を把握する

先月、パフォーマンス プランナーがショッピング キャンペーンで利用可能になり、繁忙期における予算を効果的に配分できるようになりました。来月には、全体的な掲載結果の評価に役立つレポート機能がさらに追加されます。スマート ショッピング キャンペーンでターゲット設定と予算のシミュレーションが利用可能になるため、広告費用対効果(ROAS)や予算を変更した場合に指標がどのように変化するかを、過去 7 日間の過去データに基づいて推測できます。

さらに、Google 広告のレポート エディタで、検索キャンペーンとショッピング キャンペーンで使用できる小売カテゴリ レポートオークション分析が導入されます。特定の商品カテゴリのインプレッション シェア、重複率、優位表示シェアを、同じオークションの他の商品カテゴリと比較して評価できます。たとえば、「季節限定の祝祭日用デコレーション」小売カテゴリのインプレッション シェアが競合ビジネスよりも高い場合、同じオークションにかけられた他の広告主様のインプレッション シェアを参照して、オークションで優位に立っていることを確認できます。この分析情報により、ご自身が成功している分野と掲載のチャンスを逃している分野を把握して、入札単価や予算を戦略的に決定することができます。


Google 広告のレポート エディタ内の新しいオークション分析(小売カテゴリで利用可能)

Merchant Center では、新しいレポート エディタを使用して、無料リスティングおよび広告全体のインプレッションやクリック率などのその他の指標を確認できます。まもなく、これらのツールを利用して、現在の掲載結果の全体像を把握し、年末商戦期のトラフィックの変化に合わせて対応できるようになります。

スマート ショッピング キャンペーンを新規の小売ビジネスでさらにお手軽に活用していただけるよう、ご利用条件を緩和しています。最適な掲載結果を得るにはリマーケティング タグとコンバージョン タグが引き続き必要ですが、スマート ショッピング キャンペーンを今すぐ作成して、後でタグを設定することも可能です。ぜひスマート ショッピング キャンペーンをお試しください

Posted by Tom Beyer - ショッピング担当プロダクト マネージャー

 

 

1. Google / Ipsos、「Holiday Shopping Study」、2019 年 11 月~2020 年 1 月、オンライン アンケート、米国、n=6,122(過去 2 日間に年末年始のための買い物をした米国の 18 歳以上のオンライン ユーザー)
2. ヨーロッパでは、ご利用のショッピング比較サービス(CSS)とスマート ショッピング キャンペーンを併用できます。その場合、広告は通常の検索結果ページに加えて、CSS で設定されている他のプラットフォームにも表示されます。
3. Google / Ipsos、「Holiday Shopping Study」、2019 年 11 月~2020 年 1 月、オンライン アンケート、米国、n=6,122(過去 2 日間に年末年始のための買い物をした米国の 18 歳以上のオンライン ユーザー)

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