視聴者維持率を測る

視聴者維持率は、動画の再生中に動画がどれぐらい視聴されているかを測る目安になります。また、視聴者がいつ視聴を停止したかもわかります。

視聴者の関心が持続していた部分や、視聴者が動画の視聴を止めた部分を知ることにより、動画の良い点と改善点についてのヒントを得られます。

視聴者維持率のデータは次の 2 つのレベルで確認できます。

  • チャンネル レベル: 最近公開した動画の視聴者維持率を比較できます。このデータは YouTube アナリティクスの [エンゲージメント] タブで確認できます。
  • 動画レベル: 1 本の動画の視聴者維持率のデータを詳しく分析できます。このデータは YouTube アナリティクスの [概要] タブ[エンゲージメント] タブで確認できます。

動画の視聴者維持率を確認する

YouTube アナリティクスで、チャンネル レベルと動画レベルの視聴者維持率レポートを参照できます。

チャンネル レベルでこのレポートを参照するには:

  1. YouTube Studio にログインします。
  2. 左側のメニューで [アナリティクス] を選択します。
  3. [エンゲージメント] タブ を選択して、視聴者維持率レポートを確認します。

動画レベルでこのレポートを参照するには:

  1. YouTube Studio にログインします。
  2. 左側のメニューから [動画] を選択し、特定の動画を指定します。
  3. 左側のメニューで [アナリティクス] を選択します。
  4. [概要] タブまたは [エンゲージメント] タブを選択して、視聴者維持率レポートを確認します。

視聴者維持率について理解する

視聴者の関心が持続していた部分や、視聴者が動画の視聴を止めた部分を知ることにより、動画の良い点と改善点についてのヒントを得られます。

視聴者維持率カードで、次の 4 つのタイプに該当する部分がハイライト表示されることがあります。

  • イントロ: イントロは、最初の 30 秒が経過した後で、視聴者が引き続き動画を視聴していた割合を示します。視聴者をどれほど動画に引き込めたかを理解するのに役立ちます。
  • 継続セグメント: 動画の視聴中に、視聴を停止した視聴者がほぼいなかった部分を示します。
  • 山: 山は、動画の中で何度も視聴された部分、またはユーザーがその場所にスキップして視聴した部分を示します。
  • 谷: 谷は、動画の中でスキップされて飛ばされた部分、またはユーザーが動画の視聴を完全に停止した部分を示します。
動画にはこれらのタイプに該当する部分が常にあるとは限らず、検出された場合のみハイライト表示されます。

視聴者維持率グラフの形状により、動画の中で視聴者が最も興味のある(または最も興味のない)箇所を知ることができます。

グラフの線が平坦である場合は、視聴者が動画のその部分を最初から最後まで再生していることを示しています。
緩やかな下降は、時間の経過とともに視聴者が関心を失っていることを表します。YouTube のすべての動画では、再生中に徐々に視聴者が離れていく傾向にあります。
グラフの山の部分は、多くの視聴者が動画のその部分を何度も視聴したか、またはその部分を共有する視聴者が多かったことを示しています。
グラフの谷の部分は、視聴者が動画のその部分で視聴を止めたか、その部分をスキップしたことを示しています。

視聴者維持率を活用してチャンネルを改善する

視聴者の関心が持続していた部分や、視聴者が動画の視聴を止めた部分を知ることにより、動画の良い点と改善点についてのヒントを得られます。

イントロ

イントロの割合が高い場合は次のように解釈できるため、良いことです。

  • 最初の 30 秒間のコンテンツが、動画のサムネイルやタイトルから得られるユーザーの期待と一致している。
  • 視聴者の関心を引き続け、もっと視聴したいと思わせるコンテンツである。

イントロの割合を高めるためのおすすめの方法を以下に示します。

  • 動画のサムネイルやタイトルを調整して、動画のコンテンツにより合ったものにします。
  • 動画の最初の 30 秒間を変更し、さまざまなスタイルを試して、視聴者の関心を引き続けられる内容にします。

継続セグメント

継続セグメントは、その部分のコンテンツが視聴者の心を強く引き付けたことを意味します。継続セグメントを参考にして検討すべき改善点には、以下が挙げられます。
  • 継続セグメントが動画の後半で発生している場合は、動画の早い段階で魅力的なコンテンツを導入することを検討しましょう。通常、ユーザー層の規模は動画の長さに応じて減少していきます。
  • 継続セグメントのコンテンツを展開して、新しいコンテンツを作成することを検討しましょう。継続セグメントを活用すれば、そのトピックをさらに深く掘り下げることで関心をもっと高められる可能性があります。

山は、ユーザーの維持率の不規則な増加のことです。通常、視聴者が前のセグメントよりもそのセグメントをより多く視聴していることを意味します。ただし、コンテンツがわかりづらくユーザーが特定の部分を見直さなければならない場合、そこに山が現れることがあります。そのため、該当の山を見直して、ユーザーの維持率が増加する理由について分析することをおすすめします。

谷は、ユーザーの維持率の不規則な減少のことです。通常、前のセグメントと比較して、そのセグメントがあまり視聴されていないことを意味します。そのため、該当の谷を見直して、視聴者が特定のセグメントで関心を失った理由について分析することをおすすめします。

視聴者維持率の種類を確認する

動画レベルでは、[詳細] ボタンをクリックすると、さまざまな種類の視聴者維持率を確認できます。グラフ上部のオプションを使用して、[視聴者維持率] と [相対的な視聴者維持率] を切り替えることができます。

視聴者維持率

視聴者維持率の曲線は、動画の各時点での視聴回数を、動画の全視聴回数で割った割合を表します。

注: どの動画でも最初の 15 秒間に注意する必要があります。再生をやめる視聴者が最も多いのがこのタイミングです。

相対的な視聴者維持率

同じような YouTube 動画の視聴者維持率と比較することができます。動画で視聴者の注目をどれだけ維持できたかを、長さが同程度の他の YouTube 動画と比べた値が表示されます。

グラフ値が高いほど、同じ時間軸で比較して他の動画より自分の動画がより多くの視聴者を維持できたことを意味します。

: 特定の地域のデータを表示するよう選択した場合でも、相対的な視聴者維持率は世界規模のデータに基づいて表示されます。

トラフィックの種類別に視聴者維持率を表示する

動画が広告としても機能している場合、視聴者維持率の内訳が自然検索トラフィック、スキップ可能な動画広告からのトラフィック、ディスプレイ広告からのトラフィックごとに表示されます。[詳細] ボタンをクリックすると、動画レベルでこの情報を確認できます。

視聴者に動画を見続けてもらうためのおすすめの方法を学びましょう。

自然検索トラフィック

ユーザーが意図した直接的な結果としての視聴回数です。たとえば、動画を検索する、関連動画をクリックする、チャンネルをブラウジングするなど、視聴者が自ら行動を起こした場合、自然検索トラフィックであると見なされます。

有料のトラフィック

有料の広告プレースメントから発生する視聴回数には次が含まれます。

  • スキップ可能な動画広告: 動画の前に自動再生される広告の視聴回数。視聴者は 5 秒後に広告をスキップできます。
  • ディスプレイ広告: 検索結果や他の動画再生ページに表示されるディスプレイ広告をユーザーがクリックすることで発生する視聴回数。

詳しくは、動画向け Google 広告の動画広告フォーマットについての記事をご覧ください。

動画の視聴者維持率グラフにハイライト表示がない場合

視聴者維持率のデータの処理には通常 1~2 日かかります。

ハイライト表示される部分がない場合、その動画は以下の基準を満たしていない可能性があります。

  • 動画の長さが 60 秒以上
  • 動画の視聴回数が 100 回以上

チャンネル レベルで視聴者維持率のデータが表示されない場合は、以下の理由が考えられます。

  • 過去 365 日間、動画を公開していない(チャンネル レベルのカードでは、過去 1 年間に公開された動画のみを比較します)
  • 過去 365 日間の動画に、視聴者維持率を左右する鍵となる部分がなかった

重要な指標

平均視聴時間 選択した動画と期間における 1 回の視聴あたりの推定平均再生時間(分)。
総再生時間(分) 視聴者が動画を視聴した時間の長さ。視聴者が途中でクリックして再生を中止することなく、実際に興味を持って視聴しているのはどのコンテンツなのかを把握できます。
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