YouTube のエンゲージメント指標(視聴回数、高評価、低評価、チャンネル登録者数)には、視聴者があなたの YouTube 動画やチャンネルに反応した数が反映されます。動画やチャンネルの人気を知るうえで重要な指標となります。
YouTube では、指標の精度を高く保つため、コンピュータ プログラムではなく実際に人間が行った操作が反映されるようにしています。そのため、YouTube のシステムが適正な視聴回数、高評価、低評価、チャンネル登録者数を把握するまでに時間がかかります。
注: 動画が公開されてから最初の数時間は、指標がシステムに反映されるまでに時間がかかる場合があります。
指標の変動
適正なエンゲージメントのイベントがカウントされると、指標がより頻繁に更新されるようになります。これらの変動のタイミングは、動画またはチャンネルの人気度や視聴回数によって異なります。なお、YouTube はエンゲージメントのイベントを常に確認して調整しています。
一部の動画やチャンネルでは、指標のカウントが停止している、または予想される指標が反映されていないように見えることがあります。指標は、コンテンツのクリエイター、広告主、視聴者に対して公正で有益な情報が常に表示されるよう、アルゴリズムで確認されています。YouTube では指標の精度を検証するため、指標のカウントに一時的な遅延、停止、変動が生じたり、無効な再生が除外されたりする場合があります。
注: 複数のデバイスを使用して同じ動画を視聴することや、複数のウィンドウやタブで同じ動画をストリーミングすることは、無効な再生と見なされます。
有料広告の視聴
Google 広告で測定される視聴回数には、TrueView 視聴回数と YouTube の公開視聴回数の 2 種類があります。TrueView 視聴回数は請求対象ですが、YouTube の公開視聴回数は請求対象ではありません。有料広告の視聴は、視聴者が動画を視聴したことを示しているため、TrueView 視聴回数としてカウントされます。次の条件は、YouTube の公開視聴回数ではなく、TrueView 視聴回数にのみ適用されます。
- スキップ可能なインストリーム広告: 次の場合に、有料広告の視聴が TrueView 視聴回数としてカウントされます。
- ユーザーが 11~30 秒の長さの広告を最後まで視聴した
- ユーザーが 30 秒を超える広告を少なくとも 30 秒間視聴した
- ユーザーが広告に対してなんらかの操作を行った
- インフィード動画広告: 次の場合に、有料広告の視聴が TrueView 視聴回数としてカウントされます。
- ユーザーが広告をクリックして動画の再生を開始した
- ユーザーが 10 秒を超える広告を 10 秒以上視聴した
- YouTube ショート広告: 次の場合に、有料広告の視聴が TrueView 視聴回数としてカウントされます。
- ユーザーが広告をクリックした
- ユーザーが広告を 10 秒以上視聴した
YouTube の公開視聴回数(公開視聴回数に寄与した広告の視聴回数)は、次の基準でカウントされます。
- インストリーム広告: バンパーとスキップ不可のフォーマットでも YouTube の公開視聴回数がカウントされるようになりますが、TrueView 視聴回数はカウントされません。以前は、スキップ可能なフォーマットのみが視聴回数のカウントの対象でした。
- YouTube ショート広告: 動画再生が始まるとすぐに YouTube の公開視聴回数としてカウントされます。
YouTube アナリティクスで視聴回数を確認する
自分がアップロードした動画の場合は、YouTube アナリティクスを使用すると視聴回数をより詳細に確認できます。なお、リアルタイム統計に表示されるのは、発生した可能性がある視聴アクティビティの推定値であり、動画再生ページの視聴回数とは一致しない場合があります。