SharePoint の設定テンプレートの項目について

OneDrive for Business から移行する場合は、特に指定がない限り SharePoint からの移行と同じ手順で行います。

Microsoft SharePoint のコンテンツは、ユーザーのマイドライブまたは共有ドライブに移行できます。各設定テンプレートには、移行後のデータの表示方法に応じて有効にできるオプションがあります。移行の際は正しい設定テンプレートを使用するようにしてください。テンプレートについて、以下に詳しく説明します。

マイドライブに移行する

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Migrate SharePoint content(SharePoint のコンテンツを移行する)

Migrate site collections to folders(サイト コレクションをフォルダに移行)

デフォルトで有効

有効にすると、SharePoint サイト コレクションが Google ドライブのフォルダに移行されます。

Migrate webs to folders(ウェブをフォルダに移行)

有効にすると、SharePoint ウェブサイトが Google ドライブのフォルダに移行されます。

Migrate lists to sheets(リストをシートに移行)

有効にすると、SharePoint リストが Google ドライブ内の Google スプレッドシートに移行されます。

Migrate libraries to folders(ライブラリをフォルダに移行)

デフォルトで有効

有効にすると、SharePoint ライブラリが Google ドライブのフォルダに移行されます。以下からオプションを選ぶことができます。

  • Migrate SharePoint folders to Drive folders.(SharePoint フォルダを Google ドライブのフォルダに移行)
  • Migrate SharePoint documents to Drive files.(SharePoint ドキュメントを Google ドライブのファイルに移行)
  • Migrate SharePoint versions to revisions in Drive.(SharePoint のバージョンを Google ドライブ内の版に移行)有効にした場合に [Pin revisions(版を固定)] をオンにすると、次の操作が可能になります。
    • メジャー バージョン(マイナーではないもの)にドライブの [この履歴を削除しない] タグを付けるには、[Pin major versions only(メジャー バージョンのみ固定)] チェックボックスをオンにします。
    • ドライブの [この履歴を削除しない] タグでマークされる版の数を制限するには、[Max pinned revisions(固定する版の上限)] 欄に数値を入力します。このタグは、最新の版から順に遡って、指定した数の版に適用されます。

Migrate role assignments to Google permissions(ロール割り当てを Google の権限に移行)

デフォルトで有効

有効にすると、SharePoint 内のロール割り当てが Google ドライブ内の権限として移行されます。

以下を有効または無効にできます。

  • SharePoint ウェブサイトのアクセス権限(デフォルトで有効)
  • SharePoint ライブラリのアクセス権限(デフォルトで有効)
  • SharePoint フォルダのアクセス権限
  • SharePoint ドキュメントのアクセス権限
  • SharePoint リストのアクセス権限
  • 継承されるアクセス権限

Allow email invitations(メール招待を許可)

有効にすると、Google ドライブのフォルダまたはファイルに対する権限が割り当てられている、組織内外のユーザーにメール通知が送信されます。

Filter SharePoint content(SharePoint のコンテンツをフィルタする)

Exclude SharePoint site collections(SharePoint サイト コレクションを除外)

Exclude SharePoint webs(SharePoint ウェブを除外)

Exclude SharePoint libraries(SharePoint ライブラリを除外)

Exclude SharePoint lists(SharePoint リストを除外)

Exclude SharePoint folders(SharePoint フォルダを除外)

Exclude SharePoint documents(SharePoint ドキュメントを除外)

Exclude SharePoint list items(SharePoint リストアイテムを除外)

Exclude SharePoint role assignments(SharePoint のロール割り当てを除外)

有効にすると、フィルタを使用してコンテンツを移行の対象外にできます。

  1. チェックボックスをオンにして、フィルタするコンテンツの種類を選択します。
  2. [AND(および)] をクリックし、[And(および)] または [Or(または)] のフィルタ ロジックを選択します。
  3. [Select Property(プロパティを選択)] をクリックして、フィルタのプロパティを選択します。
  4. フィルタ条件を入力します。文字列ベースのフィルタでは、特に記載のない限り大文字と小文字は区別されません。

    [SharePoint Object URL(SharePoint オブジェクト URL)] フィルタを選択した場合は、https://hostname/path_to_item の形式を使用します。

  5. (省略可)一連のフィルタを作成するには、[Add Group(グループを追加)] をクリックして手順 1~4 を繰り返します。
  6. (省略可)別のフィルタを追加するには、[Add Filter(フィルタを追加)] をクリックして、ステップ 1~4 を繰り返します。
  7. (省略可)フィルタで除外するオブジェクトを指定するには、[Exclude from crawl(クロールから除外)] チェックボックスをオフにします。

    除外されたオブジェクトは、スキップされたトランザクションとしてトランザクション ログに記録されます。このチェックボックスをオンにすると、除外されたオブジェクトはログに記録されません。

  8. (省略可)除外するオブジェクトの子を移行に含めるには、[Exclude children(子を除外する)] チェックボックスをオフにします。

    (省略可)SharePoint ドキュメントを移行する際にドキュメントのバージョンを除外する場合は、[Exclude SharePoint documents(SharePoint ドキュメントを除外)] と [Exclude children(子を除外)] のチェックボックスをオンにします。

  9. すべてのフィルタを入力したら、[Create a new template(新しいテンプレートを作成)] をクリックし、テンプレート名を入力 次に [Create(作成)] をクリックします。
User mapping(ユーザーのマッピング)

Map users

デフォルトで有効

有効にする場合は、以下の点にご注意ください。

  • ブリッジに関連付けられた ID マッピングに沿って、ユーザーがマッピングされます。
  • ID マッピングに含まれる移行元の環境と移行先の環境のユーザーは、同じものである必要があります。[Allow unmapped users(マッピングされていないユーザーを許可する)] の設定が有効な場合は、それらのユーザーを省略できます(詳しくは下の項目をご覧ください)。

Allow unmapped users

有効にすると、移行元ドメインのユーザー権限(ID マッピングで指定されていないユーザーに属する権限を含む)が新しいドメインのファイルに移行されます。

移行元のドメインでファイルやフォルダにアクセスする権限を持つユーザーは、移行後も引き続きアクセスできます。移行先のドメインのユーザーには移行されません。

留意点:

  • 組織外部のユーザーとの共有がドメインで許可されていない場合、この設定を有効にするとエラーが発生することがあります。
  • 移行先ドメインの新規ユーザーに権限を移行する場合は、ID マッピングを使用します。詳しくは、ID マッピングを作成、管理するをご覧ください。

Domain mapping

有効にすると、Google Workspace Migrate により移行元ドメインのユーザー名が移行先ドメインのユーザー名に自動的にマッピングされます。たとえば、移行元ドメインの user1@ が移行先ドメインの user1@ になります。この設定を有効にするには、次の操作を行います。

  • [Source domain(移行元ドメイン)] 欄に、移行元ドメインを入力します。
  • [Target domain(移行先ドメイン)] 欄に、移行先ドメインを入力します。

:

  • この設定を使用するときは、移行元ドメインと移行先ドメインに関連付けられたユーザー名が同一である必要があります。
  • ID マッピングを使用している場合、Google Workspace Migrate で新しいユーザー名のマッピングが最初に確認されます。新しいユーザー名が見つからない場合、Google Workspace Migrate ではこの設定を利用してユーザー名が生成されます。

共有ドライブに移行する

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Migrate SharePoint to shared drives(SharePoint のコンテンツを共有ドライブに移行する)

Migrate site collections to folders(サイト コレクションをフォルダに移行)

デフォルトで有効

有効にすると、SharePoint サイト コレクションが共有ドライブ フォルダに移行されます。

Migrate webs to folders(ウェブをフォルダに移行)

有効にすると、SharePoint ウェブサイトが共有ドライブ フォルダに移行されます。

有効にすると、[Migrate SharePoint webs with restricted permissions(権限が制限されている SharePoint ウェブを移行)](デフォルトで無効)を選択することができます。親よりも少ない権限が割り当てられている子ウェブサイト(マッピングでの指定に基づく)が移行されます。無効にした場合、そうしたウェブサイトはスキップされます。

Migrate lists to sheets(リストをシートに移行)

有効にすると、SharePoint リストが共有ドライブ内の Google スプレッドシートに移行されます。有効にした場合、以下の操作を選択できます。

  • Migrate SharePoint lists with restricted permissions(権限が制限されている SharePoint リストを移行)(デフォルトで無効)- 有効にした場合、親よりも少ない権限が割り当てられている子リスト(マッピングでの指定に基づく)が移行されます。無効にした場合、それらのファイルはスキップされます。
  • Migrate list items to sheet rows(リストアイテムをシートの行に移行する)(デフォルトで有効)

: これらの設定を有効にした場合は、移行処理中に追加のシートが作成されます。

Migrate libraries to folders(ライブラリをフォルダに移行)

デフォルトで有効

有効にすると、SharePoint ライブラリが共有ドライブ フォルダに移行されます。有効にした場合、以下の操作を選択できます。

  • Migrate SharePoint libraries with restricted permissions(権限が制限されている SharePoint ライブラリを移行)(デフォルトで無効)- 有効にした場合、親よりも少ない権限が割り当てられている子ライブラリ(マッピングでの指定に基づく)が移行されます。無効にした場合、それらのファイルはスキップされます。
  • Migrate SharePoint folders to shared drive folders(SharePoint フォルダを共有ドライブ フォルダに移行する)

Migrate documents to files

デフォルトで有効

有効にすると、ライブラリ内の SharePoint ドキュメントが共有ドライブ内のファイルに移行されます。以下からオプションを選ぶことができます。

  • SharePoint ドキュメントのメタデータを Google スプレッドシートに移行する(デフォルトで有効)。この設定により、移行処理中に追加のスプレッドシートが作成されます。
  • Migrate SharePoint documents with restricted permissions(権限が制限されている SharePoint ドキュメントを移行)(デフォルトで無効)。
  • Migrate SharePoint versions to revisions in Drive.(SharePoint のバージョンを Google ドライブ内の版に移行する。)有効にした場合に [Pin revisions(版を固定)] をオンにすると、次の操作が可能になります。
    • メジャー バージョン(マイナーではないもの)にドライブの [この履歴を削除しない] タグを付けるには、[Pin major versions only(メジャー バージョンのみ固定)] チェックボックスをオンにします。
    • 版の数を制限するには、[Max pinned revisions(固定する版の上限)] 欄に数値を入力します。

Migrate folder permissions(フォルダの権限を移行)

デフォルトで有効

有効にすると、フォルダの権限が移行先の共有ドライブに移行されます。

制限のある権限は移行されません。詳しくは、制限付きの権限をご覧ください。

Migrate file permissions(ファイルの権限を移行する)

有効にすると、ファイルの権限が移行されます。

制限のある権限は移行されません。詳しくは、制限付きの権限をご覧ください。

Allow email invitations(メール招待を許可)

有効にすると、共有ドライブの権限が割り当てられている組織外のユーザーにメール通知が送信されます。

Filter SharePoint content(SharePoint のコンテンツをフィルタする)

Exclude SharePoint site collections(SharePoint サイト コレクションを除外)

Exclude SharePoint webs(SharePoint ウェブを除外)

Exclude SharePoint libraries(SharePoint ライブラリを除外)

Exclude SharePoint lists(SharePoint リストを除外)

Exclude SharePoint folders(SharePoint フォルダを除外)

Exclude SharePoint documents(SharePoint ドキュメントを除外)

Exclude SharePoint list items(SharePoint リストアイテムを除外)

Exclude SharePoint assignments(SharePoint 割り当てを除外)

有効にすると、フィルタを使用してコンテンツを移行の対象外にできます。

  1. チェックボックスをオンにして、フィルタするコンテンツの種類を選択します。
  2. [AND(および)] をクリックし、[And(および)] または [Or(または)] のフィルタ ロジックを選択します。
  3. [Select Property(プロパティを選択)] をクリックして、フィルタのプロパティを選択します。
  4. フィルタ条件を入力します。文字列ベースのフィルタでは、特に記載のない限り大文字と小文字は区別されません。

    [SharePoint Object URL(SharePoint オブジェクト URL)] フィルタを選択した場合は、https://hostname/path_to_item の形式を使用します。

  5. (省略可)一連のフィルタを作成するには、[Add Group(グループを追加)] をクリックして手順 1~4 を繰り返します。
  6. (省略可)別のフィルタを追加するには、[Add Filter(フィルタを追加)] をクリックして、ステップ 1~4 を繰り返します。
  7. (省略可)フィルタで除外するオブジェクトを指定するには、[Exclude from crawl(クロールから除外)] チェックボックスをオフにします。

    除外されたオブジェクトは、スキップされたトランザクションとしてトランザクション ログに記録されます。このチェックボックスをオンにすると、除外されたオブジェクトはログに記録されません。

  8. (省略可)除外するオブジェクトの子を移行に含めるには、[Exclude children(子を除外する)] チェックボックスをオフにします。

    (省略可)SharePoint ドキュメントを移行する際にドキュメントのバージョンを除外する場合は、[Exclude SharePoint documents(SharePoint ドキュメントを除外)] と [Exclude children(子を除外)] のチェックボックスをオンにします。

  9. すべてのフィルタを入力したら、[Create a new template(新しいテンプレートを作成)] をクリックし、テンプレート名を入力 次に [Create(作成)] をクリックします。
User mapping(ユーザーのマッピング)

Map users

デフォルトで有効

有効にする場合は、以下の点にご注意ください。

  • ブリッジに関連付けられた ID マッピングに沿って、ユーザーがマッピングされます。
  • ID マッピングに含まれる移行元の環境と移行先の環境のユーザーは、同じものである必要があります。[Allow unmapped users(マッピングされていないユーザーを許可する)] の設定が有効な場合は、それらのユーザーを省略できます(詳しくは下の項目をご覧ください)。

Allow unmapped users

有効にすると、移行元ドメインのユーザー権限(ID マッピングで指定されていないユーザーに属する権限を含む)が新しいドメインのファイルに移行されます。

移行元のドメインでファイルやフォルダにアクセスする権限を持つユーザーは、移行後も引き続きアクセスできます。移行先のドメインのユーザーには移行されません。

留意点:

  • 組織外部のユーザーとの共有がドメインで許可されていない場合、この設定を有効にするとエラーが発生することがあります。
  • 移行先ドメインの新規ユーザーに権限を移行する場合は、ID マッピングを使用します。詳しくは、ID マッピングを作成、管理するをご覧ください。

Domain mapping

有効にすると、Google Workspace Migrate により移行元ドメインのユーザー名が移行先ドメインのユーザー名に自動的にマッピングされます。たとえば、移行元ドメインの user1@ が移行先ドメインの user1@ になります。この設定を有効にするには、次の操作を行います。

  • [Source domain(移行元ドメイン)] 欄に、移行元ドメインを入力します。
  • [Target domain(移行先ドメイン)] 欄に、移行先ドメインを入力します。

:

  • この設定を使用するときは、移行元ドメインと移行先ドメインに関連付けられたユーザー名が同一である必要があります。
  • ID マッピングを使用している場合、Google Workspace Migrate で新しいユーザー名のマッピングが最初に確認されます。新しいユーザー名が見つからない場合、Google Workspace Migrate ではこの設定を利用してユーザー名が生成されます。

関連トピック

設定テンプレートを設定または選択する


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