移行の各フェーズを計画する

スキャンで取得した情報を使用して、移行計画を確認します。計画では、スケジュールと、ユーザーとそのデータの移行方法を指定する必要があります。

ほとんどの企業ではデータを段階的に移行しますが、これには 2 つの目的があります。各フェーズは、スケジュールに沿ってデータを移行するために使用されます。たとえば、コア IT ユーザーと先行ユーザーを他のユーザーよりも先に移行するには、段階的移行を使用します。大量のデータを管理可能な量に分割することもできます。

フェーズの数は、データのサイズと複雑さ、ドメイン内のユーザー数、移行するデータの種類によって異なります。

計画に盛り込む項目

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移行方法

スケジュールと、ユーザーを Google Workspace に移行する方法について考えます。

  • スケジュールをどうするか。運用開始日をいつにするか。
  • 誰をコア IT ユーザー、先行ユーザーにするか。これらのユーザーは、Google Workspace に移行する最初のグループです。最初にコアユーザーが Google Workspace に移行し、次に先行ユーザーが移行し、その後残りのユーザーが移行するようにフェーズを計画する必要があります。
  • 残りのユーザーを Google Workspace に移行する最善の方法は何か。残りのユーザーに移行するには、一連のフェーズを検討する必要があります。たとえば、地域やチームでユーザーをグループ化し、それらをまとめて移行することができます。
移行するデータの種類
  • どの種類のデータ(連絡先、カレンダーの予定、メールなど)を移行するか。
  • スキャンの概要とスキャン レポートから、最大のデータソースはどれか、最もデータを多用しているのはどのユーザーかを調べる。移行のパフォーマンスを向上させるために、このデータやこれらのユーザーを複数のフェーズに分散する必要があるかどうかを検討します。
  • 運用開始日に不可欠なデータはどれか。運用開始日後に移行できる、重要ではないデータ(アーカイブ ファイルや古いメールなど)はあるか。ユーザーが運用開始日に必要なデータを利用できるように、最適なフェーズを使い方を検討する。最初の移行以降に移行元ドメインに追加された新しいコンテンツを移行するには、運用開始日前に差分移行を行うことができます。詳しくは、差分移行についてのページをご覧ください。
移行先アカウントでのデータの配置
  • 移行元アカウントでの現在のデータ編成。
  • 移行先アカウントに同じデータ構造を複製するか。または、移行中にデータを再編成するか。

データを各フェーズにグループ化する

移行フェーズを確認したら、スコープビューを使用してデータを各フェーズにグループ化します。その後、移行を実行する前に各フェーズをスキャンします。各フェーズをスキャンするには、[Scan scope] の [Select Scoped view] をクリックし、そのフェーズのスコープビューを選択します。

スキャンでは、スコープビューにそのフェーズを対象としたすべてのデータが定義されていることを確認します。このスキャンでは、重大なエラーがあるかどうかもわかります。

重要: 移行フェーズの確定後は、移行処理中にフェーズ間でユーザーを移動しないでください。ユーザーを移動すると、データが重複する可能性があります。

次のステップ

Exchange でデータをマッピングする方法


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