スキャンが完了すると横に [Completed] と表示され、概要の確認とレポートのダウンロードを行うことができます。スキャンの概要とレポートに記載された情報を参考に、次の点を検討してください。
- スキャンに重大なエラーがあるかどうか。
- 移行元のドメインにあるデータの量とそのデータの構造。
- データを移行するための最良の方法。
ステップ 1: 概要とレポートを表示する
スキャンの概要を表示するスキャンの概要ではデータはカテゴリ(ユーザー、ソースタイプ、エラーなど)ごとにグループ化されます。複数のカテゴリでグループ化することもできます。ログエントリをクリックして詳細情報を表示します。
スキャンの概要を使用すると、ボトルネックの原因になる可能性のある移行元ドメインのユーザーやソースタイプを特定できます。たとえば、エラーコードでグループ化した場合、予想以上にエラー数が多い場合があります。エラーをクリックすると、詳細と影響を受けたユーザーのリストを表示できます。このリストを移行元の種類でグループ化すると、エラーが発生した移行元の種類を確認できます。
スキャンの概要を表示するには:
- Google Workspace Migrate プラットフォームで、[Scans(スキャン)] をクリックします。必要に応じてメニュー アイコン を先にクリックします。
- 目的のスキャンを探し、ログアイコン [Scan summary(スキャンのサマリー)] をクリックします。
- (省略可)データのグループ化の方法を変更するには、下矢印アイコン をクリックして、次のいずれかの項目を選択します。
- Group by identity(ID 別にグループ化)(デフォルト) - ユーザー別、または ID 別にデータを表示します。
- Group by source type(移行元別にグループ化) - アイテムタイプ別にデータを表示します。
- Group by error code(エラーコード別にグループ化) - エラーコード別にデータを表示します。
- (省略可)その他の情報を表示するには、詳細アイコン をクリックします。
- [Scans(スキャン)] をクリックします。必要に応じてメニュー アイコン を先にクリックします。
- 目的のスキャンを探し、ログアイコン [Reports(レポート)] をクリックします。
- ダウンロードする各レポートの横にあるチェックボックスをオンにします。
- ダウンロード アイコン をクリックします。
レポートは zip ファイルでパソコンにダウンロードされます。
手順 2: スキャンを分析する
移行を実施する前に、スキャンの概要とレポートを使用してデータを把握します。
- エラーのトラブルシューティング - 重大なエラーが報告されている場合は、トラブルシューティングを行って問題を解決してください。問題を解決したら、データをもう一度スキャンしてください。
- 移行元のデータの理解 - スキャンを使用して、移行元データの構造を把握します。そのデータ構造を新しい Google Workspace ドメインに複製したいか、それとも変更を加える必要があるのかを確認します。
- データ使用量の多いユーザーの特定 - オブジェクトの合計数レポートを使用して、データ使用量の多いユーザーを特定します。これらは、コンテンツの所有権や権限の高いユーザーです。移行の負荷を分散させるために、データ使用量の多いユーザーを異なるフェーズに配置する必要があります。
プロジェクトに大きな変更を加えた場合は、続行する前にデータをもう一度スキャンすることをおすすめします。
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