ノードサーバーをインストールした後、必要に応じて TLS または HTTP プロキシ サーバーを使用するようにノードサーバーを設定できます。一時ファイルの場所を変更することもできます。
TLS を使用する
ステップ 1: TLS 証明書を追加する重要: 自己署名証明書の使用はおすすめしません。
ノードをインストールした Microsoft Windows サーバーで、次の操作を行います。
- TLS 秘密鍵を Windows の個人用証明書ストアに読み込みます。TLS 秘密鍵の読み込みについて詳しくは、Microsoft のドキュメントをご覧ください。
- 証明書に信頼できる認証局がない場合は、その証明書を信頼されたルート証明機関ストアに配置します。証明書をストアに配置する方法について詳しくは、Microsoft のドキュメントをご覧ください。
- 証明書に移動するには、PowerShell で次のコマンドを入力します。
dir cert:\LocalMachine\My
- ローカルのパソコンの個人用ストアにある証明書の一覧から、使用する証明書の拇印をコピーします。
- TLS 証明書を使用してポートを追加するには、次のコマンドを入力します。
netsh http add sslcert ipport=0.0.0.0:<node-port-number> certhash= appid= '{f6a3d635-e0fc-4dee-bfb2-2910e05ed5d5}'
ノードをインストールしたサーバーで、次の操作を行います。
- Google Workspace Migrate の管理アプリをダブルクリックします。
- アプリを右クリックして、[Stop Google Workspace Migrate service(サービスの停止)] を選択します。
- アプリを右クリックして [Edit host settings(ホスト設定の編集)] を選択します。
- 必要に応じて [Port(ポート)] にポート番号を入力します。
- [Platform address(プラットフォームのアドレス)] は空白のままにします。
- [Enable SSL(SSL を有効化)] チェックボックスをオンにします。
- [Save and close(保存して閉じる)] [OK] をクリックします。
- ポート番号を変更した場合は、プラットフォームのファイアウォール ルールを更新します。
- セキュリティが強化された Windows ファイアウォールを開きます。
- 左側にある [受信の規則] をクリックします。
- [AB Node Platform] ルールをダブルクリックします。
- [プロトコルおよびポート] タブで、変更したポート番号にローカルポートを更新します。
- [適用] [OK] をクリックします。
- セキュリティが強化された Windows ファイアウォールを閉じます。
- Google Workspace Migrate の管理アプリを右クリックし、[Start Google Workspace Migrate service] を選択します。
HTTP プロキシ サーバーを使用する
ノードをインストールしたサーバーでプロキシ サーバーを使用している場合:
- Google Workspace Migrate アプリをダブルクリックします。
- タスクバーの Google Workspace Migrate アイコン を右クリックし、[Edit host settings(ホストの設定を編集)] を選択します。
- [Use a proxy server(プロキシ サーバーを使用)] チェックボックスをオンにします。
- [Address(アドレス)] に「http://<プロキシの IP アドレス>:<ポート>」の形式でプロキシのアドレスを入力します。
例: http://192.0.2.1:8888
- [OK] をクリックします。
- タスクバーの Google Workspace Migrate アイコン を右クリックし、[Stop Google Workspace Migrate service(Google Workspace Migrate サービスを停止)] を選択します。
- Google Workspace Migrate アイコン を右クリックし、[Start Google Workspace Migrate service(Google Workspace Migrate サービスを開始)] を選択します。
ネットワーク環境を変更してプロキシ サーバーを削除する場合は、上記のステップ 1 と 2 を繰り返して、[Use a proxy server(プロキシ サーバーを使用)] チェックボックスをオフにして [OK] をクリックします。
一時ファイルの場所を設定する
デフォルトでは、一時ファイル(TMP)のパスは C:\Users[ユーザー名]\AppData\Local\Temp です。一時ファイルの場所を変更するには、ノードをインストールした Microsoft Windows サーバーで、TMP と TEMP の各環境変数を変更します。詳しくは、Microsoft のドキュメントをご覧ください。
次のステップ
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