次は、他の管理者が Google Workspace Migrate を使用できるようにするために、Google 管理コンソールでそれらの管理者に対して管理者ロールを設定する必要があります。続いて、必須のサービスがそれらの管理者に対して有効になっていることを確認します。管理者に設定するロールは、その管理者にどのような操作を許可したいかによって異なります。
ロールについて
アクセスのロールが付与されると、管理者は次のことを行えます。
- Google Workspace Migrate にログインして移行タスクを実施する。
- 管理者自身が作成したプロジェクトまたは別のユーザーが追加したプロジェクトを表示、管理する。
管理のロールが付与されると、管理者は次のことを行えます。
- Google Workspace Migrate にログインして移行タスクを実施する。
- プラットフォーム上のすべての移行プロジェクトを表示、管理する。
- 管理者自身をプロジェクトに追加する。
- データベースを設定し、プラットフォームにノードを追加する。
Google Workspace アカウントの特権管理者には、管理のロールがデフォルトで付与されています。
ステップ 1: ロールを作成して割り当てる
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- 管理コンソールで、メニュー アイコン [アカウント] [管理者ロール] にアクセスします。
- [新しいロールを作成] をクリックします。
- ロールの名前と、必要に応じて説明を入力し、[続行] をクリックします。
- [権限名] で [サービス] [Migrate] までスクロールし、次のいずれかを選択します。
- アクセスのロールを作成するには、[Google Workspace Migrate のデプロイメントにアクセスする] チェックボックスをオンにします。
- 管理のロールを作成するには、[Google Workspace Migrate のデプロイメントを管理する] チェックボックスをオンにします。
- [続行] [ロールを作成] をクリックします。
- [ユーザーへの割り当て] をクリックします。
- ロールを割り当てるユーザーのユーザー名を入力します。
追加して割り当てることができるユーザーの上限は 20 人です。
- [ロールを割り当て] をクリックします。
ステップ 2: 必須のサービスを確認して有効にする
必須のサービスを全員に対して有効にするのではなく、Google Workspace Migrate 管理者全員を 1 つの組織部門に追加し、その組織部門に対してサービスを有効にすることをおすすめします。詳しくは、組織部門を追加するをご覧ください。
- 管理コンソールのホームページから、[アプリ] [Google Workspace] にアクセスします。
- [Migrate] [サービスのステータス] をクリックします。
- 左側の [組織部門] で、サービスを追加する組織部門をクリックします、
- [オン] をクリックして次のいずれかを選択します。
- オーバーライド - 親組織部門のサービスが変更された場合、この設定を維持します。
- 保存 - この組織部門にすでに [オーバーライド] を設定していた状況でこのオプションを選択すると、親の設定が変更された場合でも新しい設定を維持します。
- 個別に制御されていないサービスへのアクセスがオンになっていることを確認します。
詳しくは、個別に制御されていないサービスへのアクセスを管理するをご覧ください。