広告に関する問題レポートに関するよくある質問

ここでは、広告に関する問題レポートについて、多くのサイト運営者に共通する懸念事項をよくある質問として取り上げ、解説します。

よくある質問は、以下のカテゴリに分類されています。

審査のステータスとリクエストの送信

サイトはどのように審査されますか?

Google では手動による方法と自動化した方法を組み合わせてサイトを審査します。審査の状況を動画やスクリーンショットに撮ることがあり、それを広告に関する問題レポートに表示します。

サイトが初めて審査されるまでの期間はどのくらいですか?

各サイトが審査されるタイムラインは特に決まっていません。広告に関する問題レポートは、できる限り多くのドメインを対象にすることを重視しており、Google の処理量の増大に合わせて、対象も拡大していきます。詳しくは、審査のサイクルについての説明をご覧ください。

他のサイト上で見つけた違反例を送信する方法はありますか?

はい。Better Ads Standards の基準を満たしていないサイトを見つけた場合は、こちらのフォームからフィードバックを送信してください。Google は送信された内容を確認したうえで、サイトが Better Ads Standards に違反している十分な証拠があるかどうか、必要に応じてサイトを評価します。

広告に関する問題について何度違反するとサイトが不合格になりますか?

Better Ads Standard では、ユーザーが最も不快に感じる広告に関する問題を特定しています。この基準の意図によれば、そうした問題はすべて回避する必要があります。ただし、Google では誤りが起きることも、意図せずに広告に関する問題が表示されることも認識しております。そのため、Google は、なんらかの対処を行う前に、問題が繰り返し発生していないか確認します。

Chrome は、Coalition for Better Ads の Better Ads Experience Program で説明されているしきい値に基づいたガイドラインを遵守しています。

ステータスが審査済みで [合格] の場合、どのようにすればよいですか?

このステータスは、Google によるページのサンプルの審査が完了し、広告に関する違反が検出されなかったことを示します。今後の審査にも合格するよう、サイトが Better Ads Standards に違反していないか、普段から積極的に監査しておくことをおすすめします。

サイトが何回不合格になると、その広告が Chrome から除外されるようになりますか?

サイトのステータスが [不合格] の場合、1 回目または 2 回目の審査リクエストが処理されている間は、広告除外措置は一時停止されます。ただし、2 回目のリクエストを送信後 30 日間は、新しい審査のリクエストを送信することができません。この期間にサイトのステータスが [不合格] のままの場合、広告に関する問題レポートに記載の日付から広告フィルタが開始されます。詳しくは、審査のサイクルについての説明をご覧ください

審査のリクエストは何度送信できますか?

サイト運営者が審査をリクエストできる回数は限られています。

審査リクエストを送信する前に、サイト上の広告に関する問題がすべて修正されていることを確認するよう強くおすすめします。

前回のサイト審査が完了するまで、次の審査リクエストを送信することはできません。この期間、サイトのステータスは [審査の待機中] になります。詳しくは、審査のサイクルをご覧ください。

サイトはどのくらいの頻度で審査されますか?

現在のステータスが [合格] でも、サイトは定期的に審査されます。Better Ads Standards に準拠していない広告を配信していることに気付いた場合は、今後の審査で問題が報告されないように、その問題を取り除くことをおすすめします。

サイトが合格の場合も引き続きレポートを確認する必要がありますか?

広告に関する問題レポートの変更ログを定期的にご覧になることをおすすめします。変更ログには、サイトの前回の審査の日付と、審査のステータスの変更について表示されます。

広告に関する問題の判定に誤りがある場合、どのようにすればよいですか?

広告に関する問題の誤判定を Google に連絡していただく方法について、ヘルプセンターに記載の手順をご覧ください。

ステータスの変更は自動的に通知されますか?それとも、自分でレポートを確認する必要がありますか?

Search Console 内でウェブサイト プロパティのユーザーとして登録されている場合、そのドメインのステータスが [不合格] になると通知メールが届きます。ただし、普段から広告に関する問題レポートを定期的に確認するプロセスを設けておくこともおすすめします。

サブドメインはそれぞれ個別に審査されますか?

通常は審査されません。広告に関する問題レポートでは、サブドメイン(example.website.com)と親ドメイン内のパス(website.com/example)は、親ドメイン(website.com)の一部として扱われます。ただし、Public Suffix List に含まれているサブドメインは、個別に審査されます。

広告に関する問題レポートでは、トップレベルのドメイン(example.com や example.co.uk)は別々に審査されます。

Public Suffix List に記載されていないサブドメインに関して、個別に審査が必要な場合、どのようにすればよいですか?

例外的に Public Suffix List を解決策として利用できない場合、特定のサブドメインを残りのドメインとは別個に審査するようにリクエストすることができます。

  • Public Suffix List を解決策として利用できない場合のみ、リクエストしてください。
  • ユースケースが無効と判断された場合、リクエストは承認されません。
  • リクエストが承認されると、その情報が公開されます
  • これは、サイト運営者に別の解決策を評価する猶予期間を与えるために設けられた一時的なプログラムです。このプログラムは 2020 年 7 月 31 日に終了します。

まず、サブドメイン個別審査リクエスト フォームに入力してください。その後は Google が処理します。

広告フォーマットと審査対象

Short Form Video Standard(短時間動画向け広告基準)はどのように適用されますか?

8 分以下のオンライン動画セッション用の広告は、Better Ads Standards の対象となります(自動再生か手動選択かは問いません)。動画広告は、PC ウェブ、モバイルウェブ、アプリ内環境で評価されます。この基準は、フィードや OTT / CTV 動画など、Coalition for Better Ads がまだテストしていないデジタル環境には適用されません。

基準の適用方法の例については、ヘルプセンターの短時間動画コンテンツ内の広告をご覧ください。

個々の広告フォーマットが合格するかどうかを事前に知ることはできますか?

個々の広告フォーマットが合格するかどうかを事前に知ることができるツールやプロセスはありません。Coalition for Better Ads が公開している情報を詳しく確認することをおすすめします。特に、StandardsResearch のページで、基準を満たしている広告と満たしていない広告に関する説明をご覧ください。

広告に関する問題レポートにおける「広告」とは、どのような意味ですか?

広告に関する問題レポートにおける「広告」とは、サードパーティとの商取引の結果としてウェブサイトに表示される宣伝目的のコンテンツのことを指します(詳細)。そのため、サイトへの登録フォームやアンケートといった要素や自社広告は通常、広告とは見なされません。

ログインが必要なサイトページは審査されますか?

いいえ、審査されません。ユーザーによるログインが必要なサイトページ上の広告は現在、広告に関する問題レポートには含まれません。

自分のサイト上に基準違反の広告があり、レポートで報告されていない場合、どのようになりますか?

Better Ads Standards を遵守していない広告を配信していることに気づいた場合、今後の審査で基準違反として報告されないように、あらかじめ問題を解消しておくことをおすすめします。

レポートへのアクセス

広告に関する問題レポートにアクセスするには、どのようにすればよいですか?

サイトのウェブマスターは、Google Search Console の [Web Tools] から、広告に関する問題レポートにアクセスできます。サイト運営者がレポートにアクセスするには、Search Console でサイトの確認手続きを行っておく必要があります。詳しくは、広告に関する問題レポートへのアクセスをご覧ください。

Search Console アカウントを持っていない場合、サイトは審査されますか?

はい。Search Console アカウントが存在するかどうかによらず、サイトは審査されます。Search Console アカウントのないサイト運営者も、Chrome デベロッパー コンソールから警告を確認できます。ただし、レポートにアクセスするには、Search Console でアカウントを作成する必要があります。

Chrome での広告フィルタ

Chrome が広告を除外するのは、どのタイミングですか?

問題が修正されなかった場合、Chrome による広告除外措置が有効になります。その日付は、広告に関する問題レポートの上部にある [広告のフィルタリング] ステータスに表示されます。この期間中に広告に関する問題を取り除き、サイトの審査リクエストを送信してください。追加の審査でステータスが再度「不合格」となった場合、それ以降の審査は行われません。詳しくは、審査のサイクルについての説明をご覧ください。

Chrome で広告が除外されると、サイトはどのように表示されますか?

サイトへの正確な影響は、サイトと広告の表示がどのように構築されているかによります。それまで広告が表示されていたスペースには、サイトによって空欄が表示される場合や、サイトのコンテンツが表示される場合があります。

広告フィルタはグローバルですか?

はい。サイトの審査ステータスが [不合格] で、かつ Chrome による広告除外措置の適用が開始されると、どこからそのサイトにアクセスしているかにかかわらず、すべてのサイト訪問者に対して効果を持ちます。

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