Search Console に表示される URL
[エクスペリエンス] と [拡張] に表示されるほとんどの Search Console レポートには、既知のすべての URL を網羅したリストではなく、データの質を評価するための代表的な URL サンプルのみが記載されています。ただし、ページのインデックス登録レポートと動画ページレポートは例外で、すべての URL(最大 1,000 件まで)が表示されます。
また、URL 検査ツールを使用すると、サイト内のすべての URL の詳細を評価できます。
新たに追加されたウェブサイト
新たに作成されたサイトまたは Search Console に新たに追加されたサイトについて、データが生成されるまでに最長で 1 週間かかることがあります。
1 週間が経過してもデータが表示されない場合は、次のいずれかの理由が考えられます。
- 適切でないプロトコルを Search Console プロパティに追加した可能性があります。たとえば、Search Console に http://example.com を追加しても、実際にはサイトが https://example.com にあるということがあります。
- [パフォーマンス] レポートにデータが表示されない場合は、ユーザーが検索結果でサイトをまだクリックしていないことが原因の可能性があります。サイトの検索順位が上がらない理由として考えられるものを確認してください。
Google では常にサイトデータの更新頻度を高めるよう努めています。
Search Console データと他のツールによるデータの不一致
Search Console に表示されるデータは、Google アナリティクスなどの他のツールに表示されるデータと異なる場合があります。これには次の理由が考えられます。
- 最終更新日以降、サイトがクロールされていない。ほとんどのレポートで最終更新日を確認できます。
- Search Console は通常、サイトの URL のサブセットのみを対象とする。他のプロダクトでは、サイトの URL の異なるセットが対象となる場合があります。
- Search Console では、重複アクセスやロボットのアクセスを削除するなど、追加のデータ処理が行われるため、他のソースに表示される統計情報と異なる場合がある。
- Google アナリティクスなど一部のツールでは、ブラウザで JavaScript を有効にしているユーザーのトラフィックのみがトラッキングされる。
- 検索パフォーマンス レポートでは、ユーザーのプライバシー保護のため、一部のデータを表示しないことがある。たとえば、実行回数が非常に少ないクエリや、個人情報または機密情報を含むクエリは、トラッキングされないことがあります。内部的な制限により、Search Console によって保存されるデータ行は上位のものに限られ、すべては保存されません。そのため、匿名化されたクエリに限らず、一部のクエリは表示されません。代わりに、プロパティ全体で特に重要なクエリを表示することに重きが置かれています。
- ソースデータの処理によって、他のソースに表示される統計情報と異なる統計情報が生成される場合がある(たとえば、重複が削除される)。しかし、これはそれほど大きな違いではありません。
- 数値が計算されてからその計算結果が表示されるまでに時間差が生じる場合がある。データの公開には間隔がありますが、収集は常に行われています。収集されたデータは通常、2~3 日以内に利用可能になります。
- タイムゾーンが異なる。検索パフォーマンス レポートは、日ごとのデータをカリフォルニア州の現地時間に基づいてトラッキングしているため、タイムスタンプもカリフォルニア州の現地時間で設定されます。他のシステムで別のタイムゾーンを使用している場合、1 日あたりのデータが一致しないことがあります。たとえば Google アナリティクスでは、ウェブマスターのローカル タイムゾーンに基づいてデータが表示されます。
- Google アナリティクスなど一部のツールでは、ブラウザで JavaScript を有効にしているユーザーのトラフィックのみがトラッキングされる。
- データが存在しない、または数値ではない場合の、ダウンロードしたレポートでの表示方法が異なる。レポートのデータをダウンロードした場合、レポートで「~」または「-」(データが存在しない、数値ではない)として表示される項目は、ダウンロードしたデータでは「0」と表示されます。
- 次の理由により、グラフの合計が表の行の合計より大きくなることがあります。
- 表には 1,000 行までしか表示されないため、一部の行が省略される可能性があります。Search Console API を使用すると、表の行をさらに多く表示できます。
- パフォーマンス レポートの表では、ユーザーのプライバシーを保護するために、まれなクエリは省略されます。