アドレス変更ツール

ドメイン間でサイトを移転する

このツールについて

アドレス変更ツールは、ウェブサイトをあるドメインやサブドメインから別のドメインやサブドメインに(たとえば example.com から example.org や example2.com に)移転するときに使用します。このツールは Google に変更を通知し、Google 検索の結果を元のサイトから新しいサイトに移行するのに役立ちます。

このツールを使用すべきでない場合

次のような移転には、アドレス変更ツールを使用しないでください。

  • http から https へのアドレス変更。http から https への移転では、URL の変更を伴うサイト移転のガイドラインに従います。このツールは使用しないでください。Google は変更内容を把握します。
  • サイト内のある場所から別の場所へのページ移動(たとえば example.com/oldpath/... から example.com/newpath/... へ)。この場合はリダイレクトを追加し、必要に応じてサイトマップを更新します。
  • 同じドメイン内の www と www 以外の間の移転(たとえば www.example.com から example.com へ)。この場合、アドレス変更ツールを使用せずに正規化タグ付けやリダイレクトを使用します。
  • ユーザー向けの URL 変更を伴わないサイト移転(つまり、サイトの URL は同じままでホスティング プロバイダや CDN を変更する場合)。この場合は URL の変更を伴わないサイト移転をご覧ください。

サイトの移転におすすめの方法

  • サイトの移転を連鎖させることはできません。トラフィックをサイト A からサイト B にリダイレクトするようにアドレスの変更通知を送信した場合、そのすぐ後に、サイト B からサイト C への変更通知を送信することはできません。
  • 複数の移転を 1 つの場所にまとめないようにします。サイト A、B、C をすべて新しい場所 D に移動すると、混同やトラフィック損失が発生する可能性があります。サイトを 1 つずつ新しい場所に移動し、トラフィックが安定するまで待ってから、次のサイトを移動するようにします。
  • ドメイン プロパティをある場所に(A.com から B.com に)移行し、サブドメインを 2 つ目のプロパティに(m.A.com から m.C.com に)移行する場合は、サブドメイン m.A.com のプロパティを作成して個別に移行します。
  • サイトを移転するとき、新しい場所で同じサイト アーキテクチャを維持すると、新しいサイトにシグナルを直接渡せる可能性が高くなります。サイトの移転と、新しい場所でのサイトのコンテンツや URL 構造の再設計を組み合わせると、Google が個々のページを再学習し再評価する必要があるため、トラフィック損失が発生する可能性があります。

ステップ 1: 準備作業

すべてのサイト移転で、次の手順を実施します。

  1. 元のホームページから新しいホームページに対する 301 リダイレクトを実装します。元のサイトの正規ページに 301 リダイレクトを実装することもおすすめします。
  2. 次のトピックをご覧ください。
    1. サイトの移転とは - サイト移転に関する推奨事項。
    2. URL の変更を伴うサイト移転 - ドメイン間でサイトを移転するための手順ガイド。
  3. URL の変更を伴うサイト移転に記載されている、その他の移転前作業を行います。
  4. ドメインレベルのサイト(example.com、https://example.com、m.example.com など)でアドレス変更ツールを使用できます(ステップ 2)。

ステップ 2: アドレス変更ツールを使用する

準備作業の実施後、次の要件を満たしている場合は、アドレス変更ツールを使用して元のサイトのシグナルを新しいサイトに転送できます。

要件:

  • Search Console で以前のプロパティと新しいプロパティの確認済み所有者である必要があります。両方のサイトを管理するには、同じ Google アカウントを使用する必要があります。
  • アドレス変更ツールは、ドメインレベルのプロパティ(example.com、m.example.com、http://example.com)でのみ使用できます。http://example.com/petstore/ など、ドメインレベルより下位のプロパティでは使用できません。
  • ツールは、指定したドメインより下位のサブドメインを移動しません(www を含む)。そのためツールで example.com を指定した場合、www.example.com や m.example.com は移動しません。ただし、そのドメインの下にあるすべてのパスが影響を受けます(example.com/any/path/here)。
  • ツールは、ソース プロパティのすべてのプロトコルを移動します。そのため http://example.com を指定した場合、https://example.com も移動します。

アドレス変更ツールを使用します:

  1. ステップ 1: 準備作業を行います。
  2. 上記の要件をすべて満たしていることを確認します。
  3. アドレス変更ツールを開きます。
  4. ツールで示される手順を実施します。ツールは、移転前のチェックをいくつか行ってから、移転をGoogle に通知します。事前チェックテストに不合格になった場合、続行する前に問題を修正する必要があります。
  5. 事前チェックに合格すると、移行元または移行先のすべてのサイトで、移行が進行中であることを示す通知が Search Console に表示されます。通知は 180 日間表示されます。
  6. URL の変更を伴うサイト移転の説明に沿ってトラフィックを監視します。
  7. 少なくとも 180 日間、リダイレクトを維持します。Google 検索からのトラフィックがまだある場合は、さらに維持します。以前のページを削除します。ただし、以前のドメインが購入され、悪意を持って使用されることのないように、少なくとも 1 年間は以前のドメインの料金を支払い続けることをおすすめします。180 日経過後、Google は元のサイトと新しいサイトとの関係を認識しなくなります。元のサイトがまだ存在していてクロール可能な場合、元のサイトは無関係のサイトとして扱われます。

ツールを実行した場合の動作

Search Console を使用してアドレス変更リクエストを送信すると、元のサイトをクロールすることよりも、新しいサイトをクロールしてインデックス登録することを重視するよう、Google に通知されます。また、元のサイトから新しいサイトにさまざまなシグナルが転送され、正規ページを判断する際に、元のサイトよりも新しいサイトが優先されます。このようなアクションは、Search Console で移行を開始してから 180 日間続きます。

Google は元のサイトをインデックスから削除しないため、元のサイトが利用可能で、新しいサイトに同等のページがない場合、引き続き検索結果に表示されます。新しいサイトに同等のページがある場合、元のサイトから新しい URL へのリダイレクトやrel=canonicalタグを指定することで、検索結果に表示される元の URL の数を減らすことができます。

このツールは、Google に移転リクエストを送信する前に簡単なチェックを行うことで、両方のサイトの所有者であることを確認し、サイトのいくつかのページで 301 をチェックします。

アドレス変更のリクエストをキャンセルする

アドレス変更のリクエストは、その 180 日後までの間、キャンセルできます。

アドレス変更をキャンセルするには:

  1. サーバー上で、以前に設定した 301 リダイレクト ディレクティブがあれば削除します。301 リダイレクト ディレクティブを削除しないと、Google は次回サイトをクロールする際にディレクティブを認識し、ディレクティブに沿って URL のリダイレクトを続行することがあります。
  2. 新しいサイトから元のサイトへの 301 リダイレクトを追加します。
  3. 元のサイトでアドレス変更ツールを開き、[移行をキャンセル] をクリックします。移転する必要がなくなった元のサイトごとに、この手順を繰り返します。
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