旧バージョンの Search Console から新バージョンの Search Console に移行する

既存ユーザー向けの移行ガイド

Google では現在、Search Console の新しいバージョンの作成を進めています。この新バージョンは最終的に従来のバージョンに取って代わることになります。このガイドでは、旧バージョンの Search Console をご利用のお客様に向けて、旧バージョンと新バージョンの Search Console の主な違いについてご紹介します。

全般的な変更点

新しい Search Console では、旧バージョンの以下の点が向上されています。

  • 16 か月分の検索トラフィック データを使用可能(旧バージョンでは 3 か月分)
  • 特定のページに関する詳細情報(インデックス カバレッジ、正規 URL、モバイル ユーザビリティなど)
  • クロールの問題の影響を受けたページの再クロールを監視、修正、リクエストするためのトラッキング フロー
  • 新たに導入または改良されたレポートとツール(以下に説明)
  • モバイル デバイスで動作

ツールやレポートの比較

多くのレポートとツールの新バージョンが作成され、今後もさらに移行が続く予定です。ここでは、旧バージョンと新バージョンの Search Console のツールとレポートについて比較します。このリストは、新規レポートが今後も追加されるにつれて変更されます。

各レポートで、新バージョンがリリースされている場合は、これを使用することを強くおすすめします。 新バージョンがリリースされている場合、旧バージョンのレポートは間もなく削除されます
古い Search Console のレポート 新しい Search Console で相当するレポート 両者の違い
検索アナリティクス

検索パフォーマンス

新しいレポートは、含まれるデータが 16 か月分となり、使いやすさが大幅に向上しています。
リッチカード 個別の拡張レポート 新しいレポートでは、詳細なデバッグ情報や、問題の修正後に再クロールを求めるワンクリック リクエストを利用できます。
サイトへのリンク
内部リンク
リンク 新しいレポートでは、「サイトへのリンク」と「内部リンク」の両レポートを組み合わせ、より信頼性の高いリンク数が表示されます。
インデックス ステータス インデックス カバレッジのステータス 新しいレポートには、旧レポートのすべての情報と、Google インデックスから取得した詳細なクロール ステータス情報が表示されます。
サイトマップ レポート サイトマップ レポートに表示される情報にはほとんど違いはありませんが、デザインが改良されました。サイトマップをテストする際、旧レポートではサイトマップの送信が不要であるのに対し、新しいレポートでは送信が必要です。
Accelerated Mobile Pages AMP ステータス 新しいレポートでは、報告されるエラータイプが大幅に増え、修正済みページのインデックス再登録をリクエストする修正フローが追加されます。
手動による対策 手動による対策 新しいレポートには、審査のリクエストや結果など、手動による対策の履歴が表示されます。
Fetch as Google URL 検査ツール URL 検索ツールは、URL のインデックス登録済みバージョンとライブ バージョンに関する情報を表示し、クロールをリクエストする機能を備えています。新しいレポートには、正規ページの URL、noindex や nocrawl によるブロック、URL が Google インデックスに登録済みかどうか、といった情報が含まれます。
モバイル ユーザビリティ モバイル ユーザビリティ 同様の情報が掲載されますが、より使いやすい形式になっています。また、モバイル ユーザビリティに関する問題の修正が済んだページについてインデックス再登録をリクエストする修正フローも追加されました。
クロールエラー レポート インデックス カバレッジ レポートURL 検査ツール

クロールエラーは、新しいインデックス カバレッジ レポートではサイトレベルで、新しい URL 検査ツールでは個々の URL レベルで表示されます。こうしたレポートは、問題の重大度に優先順位を付けるのに役立ちます。また、似ている問題ごとにページを分類し、共通する根本原因を特定するのにも役立ちます。

旧レポートでは、古いエラー、一時的なエラー、あまり重要でないエラーを含め、過去 3 か月間に発生したすべてのエラーが表示されていました。新しいレポートでは、Google にとって重要な問題に焦点を当てて過去 1 か月間に発生した問題を表示しているため、インデックスからページを削除したりページのインデックス登録を妨げたりするおそれのある問題のみが表示されます。

また、表示する問題の重大度に優先順位も付けています。たとえば、404 がエラーと見なされるのは、サイトマップなどに沿って URL をクロールするよう指定している場合のみとなります。

この新しいレポートは、サイト上で Googlebot でこれまでに確認されたすべてのエラーの長いリストを単にお知らせするものではなく、Google インデックスでのサイト登録に影響を及ぼす問題に重点的に対応できるようにすることを目的としています。

新しいインデックス カバレッジ レポートで表示方法が変更されたエラーや表示されなくなったエラーは次のとおりです。

URL エラー - パソコン

旧エラー分類 置換
サーバーエラー サーバーエラーは、インデックス カバレッジではすべて [サーバーエラー(5xx)] として表示されます。
ソフト 404

クロール対象のエラーが送信されているかどうかに応じて、インデックス カバレッジでは以下のいずれかとして表示されます。

  • エラー: 送信された URL はソフト 404 エラーのようです
  • 除外: ソフト 404
アクセスが拒否されました

クロール対象のエラーが送信されているかどうかに応じて、インデックス カバレッジでは以下のいずれかとして表示されます。

  • エラー: 送信された URL が未承認のリクエスト(401)を返しました
  • 除外: 未承認のリクエスト(401)が原因でブロックされました
見つかりませんでした

クロール対象のエラーが送信されているかどうかに応じて、インデックス カバレッジでは以下のいずれかとして表示されます。

  • エラー: 送信された URL が見つかりませんでした(404)
  • 除外: 見つかりませんでした(404)
その他 インデックス カバレッジ レポートでは [クロールエラー] として表示されます。

URL エラー - スマートフォン

現時点ではレポートに表示されませんが、ソリューションを提供できるよう取り組んでいます。

サイトエラー

新しい Search Console では、サイトエラーは表示されません。

セキュリティの問題 新しいセキュリティの問題レポート 新しいセキュリティの問題レポートでは、旧レポートの機能の大半が置き換えられています。また、サイトの問題の履歴が表示されるようになりました。
構造化データ リッチリザルト テストリッチリザルト レポート 個々の URL には、リッチリザルト テスト(または URL 検査ツール)を使用します。サイト全体のレポートでは、サイトの個々のリッチリザルト レポートが表示されます。まだすべてのリッチリザルト タイプのレポートがあるわけではありませんが、対象範囲の拡大に取り組んでいます。
HTML の改善 なし 新しいバージョンには同等のレポートはありません。タイトルとスニペットを改善するためのおすすめの方法についての説明をご覧ください。
ブロックされたリソース URL 検査ツール ブロックされたリソースのサイトレベルのレポートはありませんが、URL 検査ツールを使用して個々の URL のブロックされたリソースのリストを確認できます。
Android アプリ なし Search Console では Android アプリのサポートを終了します(2019 年 3 月までとなります)。
プロパティ セット なし Search Console ではプロパティ セットのサポートを終了します(2019 年 3 月までとなります)。

 

データ送信の繰り返しは不要 - データやリクエストは、古い Search Console と新しい Search Console で共有されるので、新旧両方のバージョンで送信する必要はありません。たとえば、旧バージョンの Search Console で再審査リクエストやサイトマップを送信した場合、新バージョンの Search Console では同じデータを再び送信する必要はありません。

新しいバージョンで従来のタスクを実行する方法

新バージョンの Search Console では、一般的なタスクの実行手順がいくつか変更されています。最も一般的なタスクの概要を以下に示します。

  • 新しいプロパティを追加する: 新しいプロパティ フローをご覧ください。 すべてのプロパティが、すべてのページのナビゲーション バーでプルダウン リストに表示されるようになりました。プロパティに関する通知の送信を停止するには、リストからプロパティを削除します。
  • ユーザーと権限を管理する: Search Console の新しいユーザー管理ページを使用します。
  • プロパティを変更する: ドキュメントのナビゲーション セクションにあるプロパティ選択プルダウンを使用します。
  • robots.txt や noindex を確認する: URL 検査ツールを使用すると、特定のページのインデックス登録済みバージョンまたはライブ バージョンについて、robots.txt や noindex のステータスを検査できます。
  • ページを Googlebot で取得できるかどうかをテストする: ページのライブテストを実行するには、URL 検査ツールを使用します。
  • サイトマップをアップロードする: 新しいサイトマップ レポートを使用して、サイトマップをアップロードします。アップロードされたサイトマップはすぐにテストされます。
  • リッチリザルトをデバッグする: ステータス ページに表示される個々の拡張レポートを使用します。
  • サイトレベルのインデックス登録エラーを見つける: インデックス カバレッジ レポートを使用すると、サイトレベルでのインデックス登録の統計情報を表示できます。
  • ページレベルのインデックス登録エラーを見つける: 新しい URL 検査ツールを使用すると、特定のページについてクロールの問題を詳しく調べることができます。
  • ページのクロールをリクエストする: 新しい URL 検査ツールを使ってライブページを検査してから、再クロールをリクエストします。
  • ライブページを検査する: 新しい URL 検査ツールを使用します。Googlebot がリクエストしたページのスクリーンショットが利用できるようになりました。
  • サイトのクリック数、インプレッション数、クリック率を確認する(検索アナリティクス): 検索パフォーマンス レポート(新バージョンで相当するレポート)を使用します。
  • [ユーザーと権限] や [確認の詳細] は、引き続きナビゲーション パネルの設定アイコン 設定アイコン からアクセスできます。

現在サポートされていない機能

新バージョンの Search Console では、まだサポートされていない機能がいくつかあります。現時点では、これらの機能を使用するには旧バージョンの Search Console を使用する必要があります。

  • クロールの統計情報のデータ(1 日あたりのクロールされたページ数、1 日あたりのダウンロード容量(KB)、ページ ダウンロード時間)
  • robots.txt テスター
  • Google 検索での URL パラメータの管理
  • データ ハイライター ツール
  • メッセージの読み取りと管理
  • アドレス変更ツール
  • 使用するドメインの設定
  • Search Console プロパティとアナリティクス プロパティの関連付け
  • リンクの否認
  • インデックスからの古いコンテンツの削除
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