概要
ウェブページにアクセスすると、ウェブサイトから HTML コードがブラウザに送信されます。多くの場合、このソースコードにはスクリプトなどの HTML コード以外のリソースが含まれています。それらのリソースは表示時に読み込む必要があり、それによってページのコードが変更されることがあります。
一般的には、[ソースを表示] を右クリックすると、スクリプトなどのリソースが読み込まれて実行される前の、ブラウザに返された元のページのコードのみが表示されます。しかし、特にページのトラブルシューティングを行う場合など、すべてのリソースが読み込まれてスクリプトが実行された後、つまりブラウザでレンダリングされた後のページの最終的なコードを確認したいこともあります。次に例を示します。
- 確認で使用されている Google アナリティクス タグまたは Google タグ マネージャーのタグを見つける場合。
- ページの読み込みと表示に関する問題をデバッグする場合(つまり、読み込む必要があるすべてのライブラリと他のリソースが実際に読み込まれていることを確認する場合)。
- 表示されたページで構造化データを確認する場合。
レンダリングされたソースを表示する方法
ウェブページのレンダリングされたソースコードを表示する方法は次のとおりです。
- Chrome ブラウザの場合: ページの任意の部分を右クリックして [検証] を選択すると、レンダリングされたページの HTML がすべて表示されます。
Ctrl+F
キー(Windows)またはCommand+F
キー(Mac)を使用して、レンダリングされた HTML 内の項目を検索できます。 - 自サイト内のページの場合:
- URL 検査ツールに URL を直接入力するか、ほとんどの Search Console レポートに表示される URL の横にある検査リンクアイコン をクリックして、URL を検査します。
- [公開 URL をテスト] > [テスト済みのページを表示] をクリックします。
- [HTML] タブに、ページのレンダリングされた HTML が表示されます。
- 任意のサイトのページの場合(所有するサイトも含む):
- モバイル フレンドリー テストを開きます。
- ページの URL を入力します。対象のページは、Google がログインなしでアクセスでき、robots.txt でブロックされていない必要があります。
- [テスト済みのページを表示] をクリックします。
- [HTML] タブに、ページのレンダリングされた HTML が表示されます。