テンプレートとコンポーネント
テンプレートとコンポーネントの修正は、Google Web Designer の新しいバージョンとは別にリリースされる可能性があります。
リリースノート
Google Web Designer の新しいバージョンが利用できるようになりました。今回のリリースでは 2 件の問題が解決されています。詳しくは以下をご覧ください。
Google Web Designer の更新
インターネットに接続している場合、Google Web Designer は自動で更新されます。こちらから最新バージョンをダウンロードすることもできます。
2021 年 7 月以降の互換性の変更:
2021 年 7 月以降、カスタム要素 v0 仕様を遵守するカスタム コンポーネントはサポートされなくなります。コンポーネントをアップグレードする方法をご確認ください。
バージョン 11.0.2.0415 における修正と改善
- サンプルデータがすでに選択されている状態でダイナミック広告を開くと Google Web Designer がフリーズする問題を修正しました。
- 広告検証ツールで GLB ファイルのサイズ上限に関する警告を表示するしきい値を 2 GB から 3 GB に更新しました。
バージョン 11.0.1.0406 における修正と改善
- Google 広告でレスポンシブ属性がサポートされるようになりました。
- インライン SVG の transform 属性が誤って削除される問題を修正しました。
- ブラウザでのプレビュー時にトランジション ギャラリー内の画像をスワイプする際の問題を修正しました。
バージョン 11.0.0.0323 の新機能
3D エディタ
新しい 3D モデルビューア コンポーネントでは、Google Web Designer で直接 3D アセットを編集できます。
- GLB ファイルのマテリアルを編集できます。
- モデルを表示する際、光、カメラビュー、ホットスポットをカスタマイズできます。
簡単モード
テンプレートの新たな使用方法が導入されます。
- 一部のテンプレートでは、簡易モード(アセットの切り替え、テキストの編集、色の変更を行うためのシンプルなインターフェース)で広告を作成できます。
- ドキュメントを標準モードに切り替えると、フル機能の編集が可能です。
レスポンシブ属性
特定のドキュメントのサイズまたはサイズ範囲の CSS スタイル以外の属性を置き換えることができるようになりました。
- メディアルールには、画像ソース、テキスト コンテンツ、テキストの適合に関する設定、コンポーネント プロパティのオーバーライドを含めることができます。
SVG フィルタ
SVG 要素に特殊効果を加えることができます。
- ぼかし、ドロップ シャドウ、しぶきなどのフィルタを適用できます。
- Google Web Designer 内でテキスト要素を SVG に変換して、テキストにも同様の効果を使用できます。
テンプレート ギャラリーのリニューアル
新しいバージョンのテンプレート ギャラリーでテンプレートをご覧いただけます。
- 単一画面に表示されるレイアウトの数が増えました。
- 詳細なサムネイルで、各テンプレートがサンプル アセットでどのように表示されるかを確認できます。
バージョン 11.0.0.0323 でのその他の重要な変更
- Google 広告のクリエイティブで Exit イベントが検出された場合に、広告検証ツールに警告が表示されるようになりました。
- コードビューの [ファイル] > [JS ライブラリを含める] メニューに CreateJS を追加しました。
- 「Cue cards」テンプレートの名前を「Cuecard」に変更しました。
- ダイナミック広告のテンプレートに、ブランド アセットをテストするためのサンプルデータを追加しました。
- [グループを展開] オプションを [公開設定] ダイアログから削除しました。
- スワイプ ギャラリー コンポーネントでは、複数のダイナミック アイテムをステージビューで表示します。
バージョン 11.0.0.0323 での修正と改善
ダイナミック
- タイプ「リマーケティング値」として定義されているスタジオのダイナミック プロファイル フィールドが、Google Web Designer の [バインディング] ダイアログの [データスキーマ オブジェクト] プルダウンに表示されない問題を修正しました。
- 広告検証ツールのパネルを閉じると、サンプルデータ エディタでフィールド値が更新されない問題を修正しました。
- [ダイナミック プロパティ] ダイアログの [アカウント] フィールドに [3 文字以上で入力してください] のプレースホルダ テキストが表示されない問題を修正しました。
- [表示するフレーム数] が 1 より大きい場合、ダイナミック データ バインディングを含むギャラリー コンポーネントのステージ プレビューに複数のアイテムが表示されるようになりました。
- ダイナミック データ バインディングをサポートしていないドキュメントで、[ダイナミック バインディング...] ポップアップ メニュー コマンドが無効になりました。
- スタジオのダイナミック プロファイルで「クリエイティブ サイズ」タイプのフィールドの [ディスプレイ] 設定が有効になっている場合、Google Web Designer で「プロファイルを解析できませんでした」ではなく、詳細なエラー メッセージが表示されるようになりました。
- [ブランド認知度] スキーマの [バインディング] ダイアログで、サポートされていないフォント プロパティが表示されないようになりました。
- サンプルデータ フィールド [価格割引(小数)] のラベルから「(小数)」を削除しました。
レスポンシブ
- レスポンシブ: タイムラインがクイックモードの場合にアニメーション時間を編集するときに、レスポンシブ プレビューが更新されない問題を修正しました。
- レスポンシブ: 範囲メディアルールが選択されている場合、常に選択範囲内の最大サイズに切り替えるのではなく、ビューポート サイズが範囲外のときのみビューポートがサイズ変更されるようになりました。
- レスポンシブ: [要素を表示] のダイナミック データ バインディングがある要素のサンプルデータが空のときに、その要素がレスポンシブ プレビューに表示される問題を修正しました。
その他
- イージング ダイアログ: カスタム イージングの名前変更または削除を行った後でダイアログをキャンセルしても、タイムライン内のイージング名が更新されない問題を修正しました。
- 3D ステージ回転ツールのインジケータが表示されない問題を修正しました。
- テキストの適合に関するオプションがシェイプで有効になる問題を修正しました。
- 長方形マスクのアニメーションが Internet Explorer でレンダリングされない問題を修正しました。
- 認証: ログアウト後 Google Web Designer のウィンドウをすばやく閉じた場合に、ログイン用のメールアドレスが引き続き表示される問題を修正しました。
- ロシア語の [パブリッシュ] ボタンと [プレビュー] ボタンのフォーマットに関する問題を修正しました。
既知の問題
- Safari のみ: 図形描画の
<canvas>
要素により、クリップパス マスクのアニメーションが行われません。 - Chrome と Opera: ホスト要素に 3D 変換された子要素が含まれていると、クリップパス マスクが正しく表示されません。
- Google Web Designer のカスタム要素(
gwd-image
、gwd-video
、gwd-audio
、gwd-iframe
、gwd-page
、gwd-pagedeck
)への参照が正常に動作しない場合があります。参照を更新する方法をご確認ください。 - 一時停止やループなどのタイムライン アニメーションのイベントは、ブラウザで元の .html ファイルを直接開くと動作しません。タイムライン アニメーションの CSS の生成はドキュメントをプレビューまたは公開するときに行われるため、これは想定された動作です。解決方法: プレビュー ボタンを使用するか、ドキュメントをローカルで公開してから公開ファイルをブラウザで表示します。
- ファイル拡張子がなく、ファイル名にピリオドが使用されている画像ファイルはライブラリにインポートされません。回避策: ファイル拡張子(.png など)をファイル名に追加します。
- ビデオドライバが古いと起動時に画面が黒くなることがあります。その場合はビデオドライバを更新してみてください。更新しても解決しない場合は、Google Web Designer を終了し、お使いのオペレーティング システムの手順に沿って GPU レンダリングを無効にしてから、再起動してください。
- Windows: レジストリで
HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Web Designer\Settings
に DWORD32 値のdisable-gpu-rendering
を追加し、1
に設定します。 - Mac:
~/Library/Preferences/com.google.WebDesigner.plist
に、名前がdisable-gpu-rendering
、値がYES
のブール値行を追加するか、ターミナルでdefaults write com.google.WebDesigner.plist disable-gpu-rendering -bool true
を実行します。 - Linux:
~/.local/share/google-web-designer/preferences/settings.conf
に、名前がdisable-gpu-rendering
、値がtrue
の行を追加します([Settings]
セクションが存在しない場合は、まず作成する必要があります)。
- Windows: レジストリで
- Mac 用の Safari で広告が再エキスパンドされたときに動画を自動再生するには、最初の動画ソースが .mp4 である必要があります。
- 画像のグラデーションの背景塗りつぶしがレンダリングされるのは、スケーリングが拡大に設定されている場合のみです。
- 一緒にグループ化またはタブ化できるパネルは最大で 4 つです。
- ウェブプロキシを使用すると、起動時に画面が白くなります。こちらの手順に沿ってプロキシの設定を変更してください。
- Mac 版 Chrome、Opera、IE: プレビューの自動再生がオンになっていると、Google Web Designer のプレビューで再生ボタンが機能しません。回避策: URL からローカルホストを削除して
file:///
を使用してください。 - Linux のみ: ファイル システムから Google Web Designer にファイルをドラッグ&ドロップできません。回避策: [ファイル] > [アセットを読み込む] または [ライブラリからアセットを追加] を使用してください。
- Safari デスクトップ ブラウザでは iCalendar(.ics)ファイルをダウンロードできません。
- 同じクリエイティブに複数の地図コンポーネントまたはストリートビュー コンポーネント、あるいは地図コンポーネントとストリートビュー コンポーネントの組み合わせを含めることはできません。
- Linux のみ: ブラウザ(Chrome または Firefox)を Google Web Designer でプレビューのために起動した場合、先にブラウザを閉じなければ Google Web Designer を閉じることができません。
- Linux のみ: アプリの切り替えの際に Google Web Designer がフォーカスを失ってキーボード入力を取得できないことがあります。回避策: Google Web Designer ウィンドウのサイズを変更すると、フォーカスがアプリに戻ります。
- Linux のみ: レンダラがクラッシュし、白い画面が表示された場合は、Google Web Designer の設定で
disable-gpu-rendering
をtrue
に設定します。~/.local/share/google-web-designer/preferences/settings.conf
に、名前がdisable-gpu-rendering
、値がtrue
の行を追加します([Settings]
セクションが存在しない場合は、まず作成する必要があります)。