組織の Google Workspace データの電子情報開示のために Google Vault を使用すると、同じプロジェクトに携わっている他のユーザーと案件を共有することができます。たとえば、法務部門の担当者が案件を作成してデータを検索し、そのクエリを保存しておくとします。その後、その案件を他のユーザーと共有すると、共有相手は保存されたクエリを利用して検索結果を閲覧し、書き出すことができます。
案件を共有できる相手
- 案件は組織内のアカウントとのみ共有できます。組織外のユーザーと案件を共有するには、Google Workspace 管理者が外部ユーザー用のアカウントを作成する必要があります。
- 案件を開くには、共有するアカウントに Vault の権限が必要です。詳細
- 自分に割り当てられている Vault の権限によっては、共有相手が特定の組織部門や下位組織部門のメンバーに制限されることがあります。
案件を共有する
- vault.google.com にログインします。
- [案件] をクリックします。
- 共有する案件をクリックします。
- 右上にある「この案件を共有」アイコン をクリックします。
- リンクで案件を共有するには、「リンクをクリップボードにコピー」アイコン をクリックし、共同編集者宛てのメッセージに貼り付けます。
- Vault の自動生成メールで案件を共有するには、メールアドレスを入力してメール通知を有効にします。
- [保存] をクリックします。
案件の共有相手を確認する
- vault.google.com にログインします。
- [案件] をクリックします。
- 確認する案件をクリックします。
- 右上にある「この案件を共有」アイコン をクリックします。
- [共有設定] ポップアップの [アクセスできるユーザー] でリストを確認します。
案件の共有を停止する
- vault.google.com にログインします。
- [案件] をクリックします。
- 共有を停止する案件をクリックします。
- 右上にある「この案件を共有」アイコン をクリックします。
- [アクセスできるユーザー] で、共有を停止するアカウントの横にある「共同編集者を削除」アイコン をクリックします。
次の手順で [保存] をクリックするまでは、「共同編集者のアクセスを復元」アイコン をクリックすると、削除操作を取り消すことができます。
- [保存] をクリックします。