乗換案内は、Google マップの機能に最新の公共交通機関データを組み合わせた、乗換案内ツールです。駅や停留所、路線図、運行スケジュール、運賃情報が組み込んであり、誰でもすばやく簡単に計画的な移動ができるようになっています。
ほとんどの公共交通機関は、基本的な要件をいくつか満たしていれば、Google 乗換案内に登録できます。
登録要件
Google 乗換案内では、ユーザー エクスペリエンスの基準を高く維持するため、パートナーに特定の要件を満たすよう求めています。
交通機関が利用資格を得るには、次の要件を満たしている必要があります。
- 一般公開されたサービスを提供していること
- 一定の経路とスケジュールで運行していること
- 乗客が車内、駅、または乗車地点で乗車券を購入できること
交通機関の代理店やデータ アグリゲータについては、上記の要件を満たしている交通機関の正式な代理人である場合、またはそうした交通機関の代わりに乗換案内フィードを生成している場合に、利用資格が得られます。
Google 乗換案内を使い始めるにあたっては、Google までお問い合わせください。
重要: Google 乗換案内では、一定のスケジュールと経路で運行される公共交通機関以外のサービスのフィードは承認されません。この種のサービスには、自転車専用道路、レンタカー、レンタサイクル(自転車シェアリング)、スクールバス、タクシーなどのサービスなどが該当します。長距離バスサービスは、ケースごとに承認の可否が審査されます。
コンテンツに関する要件
参加が承認されると、Google 乗換案内チームから次の情報を求められます。
静的データ(必須)
静的データとは、次のような変更頻度の低い情報です。
- 停車地の場所や詳細
- 公共交通機関の路線や経路
コンテンツは、g.co/transitfeed で定義されている General Transit Feed Specification(GTFS)形式に準拠している必要があります。
Google 乗換案内に参加するパートナーは、Google 乗換案内で利用可能になったデータを含む少なくとも 4 週間以上のサービスを提供する必要があります。
リアルタイム データ(省略可)
リアルタイム データとは、状況に応じて頻繁に変更される次のような情報です。
- ルートの更新情報
- 運行状況アナウンス
- 車両位置情報
コンテンツが、g.co/transitfeed で定義されている GTFS リアルタイム形式に準拠していることを確認してください。
重要: リアルタイムのルートの更新情報や車両位置情報を提供するときは、更新から 15 秒以内に Google 乗換案内で利用可能になっていることを確認してください。
運行情報を Google マップで共有する
利用資格を確認したら、次の手順に従って Google マップで運行情報を共有してください。
- 乗換案内パートナー ダッシュボードを開きます。詳しくは、乗換案内パートナー ダッシュボードにアクセスするをご覧ください。
- フィードを作成します。詳しくは、データフィードの概要をご覧ください。
- GTFS フィードを公開します。詳しくは、GTFS フィードを公開するをご覧ください。
- フィードを審査します。詳しくは、フィードの審査をご覧ください。
- 限定公開プレビューを使ってテストします。詳しくは、限定公開プレビューでフィードデータをテストするをご覧ください。
- フィードを公開します。詳しくは、フィードを公開するをご覧ください。