YouTube 動画トリガーを使用すると、ウェブページに埋め込まれている YouTube 動画での操作に基づいてタグを配信できます。
操作が行われるたびに、動画および再生状況に関するデータがデータレイヤーにプッシュされます。このトリガー設定を使用する前に、キャプチャするデータの組み込み動画変数を有効にしてください。
新しい YouTube 動画トリガーを作成するには:
- [トリガー] [新規] をクリックします。
- [トリガーの設定] をクリックして、[YouTube 動画] を選択します。
- トリガーを設定します。
- キャプチャ
- 開始: 動画の再生が開始されると、タグが配信されます。
- 完了: 動画の再生が終わると、タグが配信されます。
- 一時停止、シーク再生、バッファリング: 動画の再生が一時停止されると、スクラブバーが動きます。動画のバッファリングが行われると、タグが配信されます。
- 進捗状況: 動画の再生が特定のポイントに達すると、タグが配信されます。ポイントは割合か時間のしきい値で設定します。
- 割合: この値は、動画が再生された割合を表します。パーセントを、1 つ以上の整数を使ってカンマで区切って入力します。たとえば「5, 20, 50, 80」と入力すれば、5%、20%、50%、80% という指定になります。
- 時間のしきい値: この値は、動画が再生された秒数を表します。時間のしきい値を、1 つ以上の整数を使ってカンマで区切って入力します。たとえば「5, 15, 60, 120」と入力すれば、5 秒、15 秒、60 秒、120 秒という指定になります。
割合と時間のしきい値は、その割合かしきい値に初めて達したときにだけトリガーが呼び出されます。ユーザーがシーク再生によって割合や時間のしきい値を飛び越した場合、イベントは発動しません。 - 上級
- すべての動画に JavaScript API サポートを追加する: このチェックボックスをオンにすると、YouTube iFrame Player API が有効になります。これにより、値 1 を割り当てた
enablejsapi
パラメータが YouTube 動画プレーヤーの URL に追加され、iFrame や JavaScript を使ってプレーヤーをコントロールできるようになります。注: タグ マネージャーの読み込み時点で動画が再生中だった場合、動画の再読み込みが行われます。 - 次の時にこのトリガーを有効化する: 適切なオプションを選択します。
- コンテナの読み取り(gtm.js)はページの読み取りと同時に行われます。
- ウィンドウの読み取り(gtm.load)(デフォルト)はページ上の初期コンテンツすべてが読み取られた後に行われます。
- DOM 準備完了(gtm.dom)は DOM の解析の準備完了後に行われます。
注: スクロール距離トリガーでは、ページの読み込み時にページのサイズの計算が試行されるため、ウィンドウが完全に読み込まれるまで待ってからこのトリガーを有効にするのが最善の方法です。最良の結果を得るために、ウィンドウの読み取り(gtm.load)オプションが推奨されます。 - すべての動画に JavaScript API サポートを追加する: このチェックボックスをオンにすると、YouTube iFrame Player API が有効になります。これにより、値 1 を割り当てた
- キャプチャ
YouTube 動画トリガーは、ページ読み込み時と、ページ読み込み後の両方で利用できます。ただし、タグ マネージャーが読み込まれた時点で、次のうち少なくともひとつがあることが条件となります。
- 埋め込み YouTube 動画
- YouTube iFrame API の
<script>
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