在庫フィードを商品グループに細分割する場合は、掲載結果が同程度の商品に絞り込んだ商品グループを作成すると最適な結果が得られます。グループが十分に絞り込まれていないと、各商品の ROAS やコンバージョン率にばらつきがあるため、掲載結果が良好な商品には入札単価が低すぎたり、掲載結果が芳しくない商品には入札単価が高すぎたりする可能性があります。
しかし、個別の商品グループの掲載結果を手動で監視し、どの商品グループを細分割すべきかを決めるのは、特に在庫商品が多い場合は時間のかかる大変な作業となります。
自動細分割で掲載結果の目標を達成する
検索広告 360 には、Merchant Center フィードを管理し、ユーザーがコンバージョン目標または検索広告 360 入札戦略で定義した条件に基づいて、商品グループを商品 ID 属性によって自動的に細分割する機能が用意されています。この目標で、ショッピング キャンペーンに関連するコンバージョン数を指定し、次のいずれかの条件を使用して新しいグループを作成するよう検索広告 360 に指示します。
- 収益額が同程度の商品に対し、新しいグループを作成する
(クリック数とコンバージョン率も同程度であること) - コンバージョン数が同程度の商品に対し、新しいグループを作成する
(クリック数も同程度であること)
コンバージョン目標の場合は、Floodlight または Google アナリティクスのコンバージョンを使用して、最適化された商品グループの最初の入札単価が設定されます。なお、この入札単価は手動で変更できます。
入札戦略の場合は、Floodlight、Google アナリティクス、Google 広告のコンバージョンを使用して、最適化された商品グループの入札単価が継続的に調整されます。
たとえば、すべてのカメラからなる商品グループを、以下の新しいグループに自動で細分割できます。
- カメラ A(商品 ID / SKU は「abc123」): 収益単価が 90 ドル以上のグループ
- カメラ B(商品 ID / SKU は「def456」): 収益単価が 0 ドルのグループ
- その他: 収益単価が平均 45 ドルとなるその他すべてのカメラのグループ
このように細分割することで、収益性の高いカメラ A の入札単価を高くし、カメラ B の入札単価を低くして予算を節約できます。