Google 広告キャンペーンで住所表示オプションを使用する際には、Google マイビジネス アカウントのビジネス拠点を中心とする範囲（半径）を設定し、その範囲内にいるユーザーが場所を検索するか、関心を示すときの入札単価を調整することができます。
複数の範囲（半径）を設定して、ユーザーがいずれかのビジネス拠点に近い場合ほど高い入札単価を設定することが可能です。たとえば、キーワードの入札単価を 100 円に設定している場合、ビジネス拠点を中心とする半径 5 km の範囲をターゲットに設定し、その範囲内での入札単価を 50% 引き上げて 150 円にするとします。これに加えて、より小さい半径 3 km の範囲を別途ターゲットに設定し、入札単価を 75% 引き上げて 175 円にする、といったことができます。
また、地域ごとに異なる半径指定ターゲットを設定することも可能です。たとえば、東京のビジネス拠点から半径 1 km の範囲で発生する検索について入札単価を 75% 引き上げる一方で、大阪のビジネス拠点については半径 8 km の範囲を使用できます。
利用を開始する
- 住所表示オプションを設定します。
- 1 つまたは複数のキャンペーンで、住所表示オプションの半径指定ターゲットを設定します。
ターゲットの設定は、各キャンペーン内で別々に行う必要があります。これにより、キャンペーンごとに異なるターゲットを設定して入札単価を調整することが可能になります。ターゲットは、キャンペーンの各広告グループで使用されている住所表示オプションに適用されます。たとえば、ある広告グループでフィルタを使用して場所を選択している場合、その広告グループでは、フィルタに一致する場所についてのみ半径指定ターゲットが使用されます。多数のターゲットを作成する場合や、複数のエンジン アカウントやキャンペーンで同じターゲットを作成する場合には、一括送信シートを使用して半径指定ターゲットの設定や変更を行うことができます。