検索広告とオーガニック検索のレポート(Google 広告エンジン アカウントでのみ利用可能)には、Google への広告の表示につながった検索キーワードや、Google の非有料(オーガニック)検索結果にご自身のサイトが表示されるきっかけとなった検索キーワードが表示されます。この情報は、検索中のユーザーにリーチするために、検索広告とオーガニック検索がどのように相互作用するかを理解するうえで役立ちます。
たとえば、このレポートを使用して次の作業を行うことができます。
- 広告の影響を測定する: このレポートを使用して、有料クリック数がなくオーガニック クリック数のみがあるクエリを探します。そのうえで、そのクエリのキーワードを追加して、オーガニック検索を広告で補完します。その後、再度レポートを使用して、そのクエリの全体のクリック数が増加したかどうかを確認します。
- 成果の低い広告を特定する: このレポートを使用して、有料クリック数が少なくオーガニック クリック数の多いクエリを探します。そのうえで、クエリの意図に合うように広告コピーを調整したり、オーガニック検索結果と広告とに違いを付けたりすることができます。
詳しくは、Google 広告ヘルプセンターで検索広告とオーガニック検索のレポートの詳細をご覧ください。
すでに Google 広告で検索広告とオーガニック検索のレポートを設定済みの場合は、検索広告 360 でレポートの表示やダウンロードを行うことができます。
検索広告 360 では他に、ユーザーの入力した検索キーワードを表示する以下のようなレポートがあります。
- 検索キーワード - あらゆる種類のエンジン アカウントで広告の表示につながった検索キーワードについてレポートします。非有料(オーガニック)検索結果についての指標は表示されません。
- オーガニック検索 - オーガニック検索、有料検索広告、キャンペーン マネージャー 360 の管理下にあるディスプレイ広告のクリックについてレポートします。オーガニック検索レポートでは、既存の Floodlight タグ以外に、ランディング ページに追加するナチュラル検索タグを使用します。ユーザーが Google やデータを暗号化する他の検索エンジンに入力した検索キーワードは表示できません。また、このレポートは検索広告 360 で表示するのではなく、キャンペーン マネージャー 360 のレポート ビルダーを使用してレポートを取得します。
検索広告とオーガニック検索のレポートには、Google 検索に入力された検索キーワードのみが表示されます。このレポートでは、お使いの Google 広告アカウントを Search Console にリンクする必要があります。Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載状況を監視し、維持できる Google の無料サービスです。Search Console から Google 広告アカウントに検索キーワードが送信されます。Search Console、Google 広告および検索広告 360 のアカウントにアクセスできるユーザーのみが、サイトの閲覧に使用された検索キーワードを確認できます。
注意事項
- レポートに表示されるオーガニック検索のデータは、Google 広告アカウントを Search Console にリンクした初日以降のデータに限られ、それ以前のデータを確認することはできません。
- オーガニック検索のデータは、Google 広告アカウントにリンクした Search Console のアカウントの管理下にあるすべてのドメインが対象です。現時点で、一部のドメインだけにデータを絞り込む方法はありません。
- 検索広告とオーガニック検索のレポートでは、テキスト広告の指標のみが表示されます。ショッピング広告の指標は表示されません。