検索広告 360 のほとんどのレポートでは、広告主、エンジン アカウント、キャンペーンなどの全体的な掲載結果をすぐに把握できます。データをさらに掘り下げ、詳しい分析に役立つ微妙な違いを明らかにするには、レポートを分割します。
セグメントを使えば、それぞれの広告/キーワードを組み合わせた掲載結果を調べることができます:
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キーワードの場合は、ユーザーがキーワードで検索した後にクリックした広告別に分類します。
[キーワード] タブで、掲載結果の概要グラフの上にあるツールバーの [分割] ボタンをクリックし、[広告] を選択して [適用] をクリックします。
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広告の場合は、ユーザーが広告をクリックする前に検索したキーワード別に分類します。
[広告] タブで、掲載結果の概要グラフの上にあるツールバーの[分割] ボタンをクリックし、[キーワード] を選択して [適用] をクリックします。
たとえば、キーワード レポートの [アクション] 列には初期設定で、デバイスタイプを問わずすべての Floodlight アクティビティで記録されたアクション コンバージョンの合計が表示されます。
キーワード | 広告グループ | マッチタイプ | アクション |
---|---|---|---|
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 10 |
このデータを深く掘り下げるには、Floodlight アクティビティ別にレポートを分割します。広告主に 4 つの Floodlight アクティビティが設定されている場合は、各キーワードが 4 行に分割されます。行ごとに、1 つの Floodlight アクティビティで記録された統計情報が表示されます。
キーワード | 広告グループ | マッチタイプ | Floodlight アクティビティ | アクション |
---|---|---|---|---|
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 手続き完了ページ | 0 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | カタログ請求 | 2 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 店舗検索 | 5 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 店舗在庫確認 | 3 |
さらに分析したい場合は、端末タイプ別に分割すれば、端末(パソコン、タブレット、モバイル端末)ごとのコンバージョンの発生も確認できます(Floodlight 分割を使ったレポートにはコンバージョンが発生したオブジェクトに対応する行のみが表示されます)。
キーワード | 広告グループ | マッチタイプ | Floodlight アクティビティ | デバイス タイプ | アクション |
---|---|---|---|---|---|
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 手続き完了ページ | パソコン | 0 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | カタログ請求 | パソコン | 1 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | カタログ請求 | タブレット | 1 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 店舗検索 | パソコン | 1 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 店舗検索 | 携帯電話 | 3 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 店舗検索 | タブレット | 1 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 店舗在庫確認 | パソコン | 2 |
赤い靴 | シューズ | フレーズ一致 | 店舗在庫確認 | タブレット | 1 |
レポートをダウンロードすると、ダウンロード内のデータも分割されます。
一部のセグメントが表示されない理由
セグメントはそのセグメントに関連付けられたデータがある場合のみレポートに表示されます。
たとえば、キャンペーン レポートをデバイスタイプ別に分割すると、各キャンペーンには、そのキャンペーンに対しインプレッション、クリック、コンバージョンをもたらしたデバイスタイプの指標のみが表示されます。
次のキャンペーンでは、すべてのデバイスタイプでクリックが発生しました。
端末セグメント | キャンペーン | クリック数 | アクション |
---|---|---|---|
パソコン | シューズ - ブランド | 500 | 100 |
モバイル | シューズ - ブランド | 200 | 25 |
タブレット | シューズ - ブランド | 100 | 20 |
ただし、次のキャンペーンでは、クリックが発生したのはモバイル端末のみであったため、「タブレット」と「パソコン」はこのキャンペーンには表示されません。
端末セグメント | キャンペーン | クリック数 | アクション |
---|---|---|---|
モバイル | シューズ - 比較 | 400 | 60 |
報告されている問題
大量のデータが返されるセグメントを指定した場合は(レポートの範囲が長期間に設定されているときに日単位で分割した場合や、すでに大量のデータが表示されているレポートで多くの分割を指定した場合など)、レポートにデータが表示されるまで時間がかかることがあります。また、エラーが発生することもあります。