検索広告 360 入札戦略の定義の一環として、入札戦略が既存のビジネス運営方針の範囲内で確実に実施されるように制約を指定します。たとえば、ポートフォリオ内の項目の入札に関して許容できる上限単価を入札戦略に伝える制約もあれば、キーワードを特定の範囲の掲載順位に維持したいことを伝える制約もあります。
ほとんどの場合、制約によって入札戦略の効果は抑制されるため、指定した制約を注意深く見守ることが大切です。 制約が狭すぎると、十分な掲載結果が得られない可能性があります。
入札戦略にマイナスの影響を与える可能性のある制約には、次のように対処します。
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入札戦略の概要に移動します。
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広告主に移動します。
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左パネルで [入札戦略] をクリックします。
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レポートの期間を設定します。期間は次のようにしてください。
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入札戦略の開始から少なくとも 2 週間後に期間を開始してください。
制約を調整済みの場合は、調整を行った日の少なくとも数日後から期間を開始してください。 -
終了日は本日または昨日にします。
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入札戦略の [入札戦略の状態] 列を表示します。
この列に次のいずれかのメッセージが表示された場合、掲載結果は制約によってそれほど抑制されていません。
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--- (点線は、レポート期間中に掲載結果に関する問題がなかったことを表します)
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一時的な掲載順位での新しいキーワードからの費用
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オフライン コンバージョンがアップロードされていないことによる制限
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別のメッセージ(「上限単価による制限」など)が表示された場合は、次のように対応します。
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メッセージをクリックします。
制約からマイナスの影響を受けている特定の項目(キーワードなど)が表示されます。また、[入札戦略の状態] 列のメッセージが更新され、対策が提案されます。 -
[入札戦略の状態] 列の新しいメッセージを確認します。可能な場合は、提案された対策を行います。
たとえば、入札戦略が上限単価によって制限されている場合は、[目標単価] 列を基準にレポート表を並べ替えます。この列には、制約がなかった場合に 検索広告 360 が使用していた入札単価が表示されます。次に、入札戦略の上限単価の設定を、最も高い目標単価よりもやや高い金額まで増やしたり、影響を受けている特定のキーワードについて入札戦略の上限単価を上書きしたりします。
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制約を調整したら、数日間待ってから、入札戦略の [入札戦略の状態] 列を再び確認します。この列にメッセージが表示されなくなるまで、または、ビジネス目標で許容できる限界に達するまで、提案された対策を繰り返し行います。