[広告対象の商品] ディメンションとセグメントでは、ショッピング キャンペーンで広告している商品のインプレッション数、クリック数、費用の指標が表示されます(商品が実際に購入されたかどうかは考慮されません)。
たとえば、在庫フィードのカテゴリ別に整理された在庫について、各ブランドの広告費やクリック数、インプレッション数を表示するには:
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広告主またはそれより下位の対象に移動します。
広告主への移動手順-
ナビゲーション バーをクリックしてナビゲーション オプションを表示します。
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[代理店] リストで、対象の広告主を含む代理店をクリックします。代理店を見つけるには、代理店名で検索するか、リストをスクロールします。
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[広告主] のリストで、該当する広告主をクリックします。
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[適用] をクリックするか、Enter キーを押します。
広告主のすべてのエンジン アカウントに関するデータを含む広告主ページが表示されます。
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[ディメンション] タブの ▼ をクリックして、[広告対象の商品] カテゴリのディメンションを選択します。
たとえばブランド別に整理された商品の掲載結果を表示するには、[広告対象のブランド] を選択します。 -
[セグメント] ボタンをクリックし、セグメントを選択します。
たとえば在庫フィードのカテゴリレベル 1 ごとにデータを表示するには、[広告対象のカテゴリレベル 1] セグメントを選択します。
現在の在庫データまたは過去の在庫データ
デフォルトでは、[広告対象の商品] ディメンションでは在庫フィードの現在のデータを使用します。[以前の商品属性を使用する] チェックボックスをオンにすると、Google 広告で商品の広告が表示された時点の在庫フィードのデータを使用できます。
例を次に示します。
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先週、商品「1234」を追加し、その商品を在庫フィードで [家電] カテゴリレベル 1 に割り当てました。
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Google 広告では先週その商品の広告が表示され、ユーザーが広告をクリックしました。
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今週、商品「1234」のカテゴリを [カメラ] に変更しました。
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デフォルトでは、[広告対象のカテゴリレベル 1] ディメンションまたはセグメントを表示したときに、商品「1234」のすべての指標が [カメラ] カテゴリに表示されます。
ただし、[以前の商品属性を使用する] チェックボックスをオンにしている場合は、先週の商品の指標が [家電] カテゴリに表示され、今週の指標が [カメラ] カテゴリに表示されます。
数式列を使用して「広告対象の商品」レポートをカスタマイズする
広告対象の商品レポートでは、レポート内の商品属性を使用して数式列を作成し、データを計算して分析に役立つ形で出力できます。
たとえば、「広告対象の商品」レポートを広告対象のブランド属性別に表示し、ランディング ページ URL 別に分割する場合、数式列は次のようになります。
列名: ページ
数式: Right(Inventory_item_landing_page_url_advertised,30)
この列を「広告対象の商品」レポートに追加すると、ランディング ページ URL の末尾の 30 文字が表示されます。
なお、数式列に含めることができるのは、レポートにすでに表示されている商品属性のみです。つまり、[ディメンション] タブで選択した属性、または「広告対象の商品」レポートの分割に使用している属性のみということになります。他のディメンションまたはセグメントを選択した場合、検索広告 360 ではレポートに表示されなくなった商品属性を参照する数式列はすべて削除されます。
検索広告 360 内の商品のショッピングモール
ショッピングモールとは、複数の個別ショップの商品やウェブサイトを同じドメイン(例: seller.foo.com、foo.com/seller)上でホストする商用サイトです。ショッピングモールは、複数のサブアカウントの親アカウントまたは統括アカウントである Google Merchant Center のマルチクライアント アカウントを通じてサポートされています。
Google Merchant Center アカウントが、特に大量の在庫を含む大規模なショッピングモールのマルチクライアント アカウントである場合、商品をレポートする際に Search Ads 360 で利用できるのは次のディメンションのみです。
- ブランド
- カテゴリ
- 状態
- カスタムラベル 0
- カスタムラベル 1
- カスタムラベル 2
- カスタムラベル 3
- カスタムラベル 4
- 商品タイプ
- 商品 ID
また、大規模なショッピングモールの商品情報のサブセットが Search Ads 360 管理画面に表示されます。たとえば、以下について一部のデータが提供されることがあります。
- 商品のプレビュー。商品のプレビュー リストの一部が「… 商品数: x 個超」というメッセージで示されます。
- 商品一覧のプレビュー。全商品のサブセットを含む商品リストのプレビューが、「... 商品数: x 個超」というメッセージで示されます。
- 商品分割のディメンションでは、ディメンションに含まれる商品の正確な数ではなく、「*」(アスタリスク)が表示されます。