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購入情報をレポートに追加する

購入情報変数用のコンテンツを生成する

購入情報変数によって、所定のトランザクションで販売された商品に関する情報を提供します。この変数は、Floodlight イベント スニペットや、Floodlight タグ、Google タグ マネージャーのデータレイヤー、Google タグ マネージャーのマクロに追加できます。

変数の追加方法に応じて、次のいずれかの形式を使用します。

Floodlight イベント スニペット内で使用する際の JSON 形式の要件

Google タグを使用する場合は、イベント スニペット内で購入情報を items JSON 配列として指定し、country フィールドと language フィールドを指定する必要があります。各商品アイテムの JSON 配列は、次のフィールドで構成されます。

  • id
  • price

  • quantity

以下に例を示します。

<!--
Event snippet for Thank You on http://www.example.com/thanks: Please do not remove.
Place this snippet on pages with events you’re tracking. 
Creation date: 11/01/2017
-->
<script>
  gtag('event', 'purchase', 
    {
      'allow_custom_scripts': true,
      'send_to': 'DC-1234567/group1/thank123+transactions',
      'transaction_id': '012345',
      'value': 129.97,
      'items': [
       {  'id': '123456755559',
           'price': '19.99',
           'quantity': 1 
        },
        {  'id': '123456788889',
           'price': '54.00',
           'quantity': 2 
        }
      ],
    'country': 'us',
    'language': 'en'
    }
);
</script>
<noscript>
<img src="https://ad.doubleclick.net/ddm/activity/src=1234567;type=group1;cat=thank123;
qty=1;cost=129.97;dc_lat=;dc_rdid=;tag_for_child_directed_treatment=;tfua=;npa=;
ord=012345;prd=i1:123456755559|p1:19.99|q1:1|i2:123456788889|p2:54.0|q2:2|c:us|l:en?" width="1" height="1" alt="">
</noscript>
<!-- End of event snippet: Please do not remove -->

注: 検索広告 360 で生成されたイベント スニペットには、Floodlight イメージタグを含むオプションの <noscript> タグが含まれます。このタグは、JavaScript に対応していないブラウザでのコンバージョンについてレポートを作成する際に使用されます。

データレイヤー内で使用する際の JSON 形式の要件

Google タグ マネージャーを使用する場合は、購入情報フィールドを ecommerce.purchase.products JSON 配列内の要素として指定する必要があります。

'ecommerce':{ 
   'purchase':{ 
      'products': [{
         'id': 'String',
         'price': 'Floating point',
         'quantity': Integer,
         'country': 'String', // Optional
         'language': 'String', // Optional
         'accountId': 'String' // Optional
      },
      {
        … // Each SKU (product) in the transaction
          // is in its own array item.
      }]
   }
}'

この JSON オブジェクトのフィールド名は、購入情報変数を Floodlight イベント スニペットに追加する際に使用する JSON オブジェクトとは異なります。

購入情報をデータレイヤにプッシュすると、実際には、サイト上で購入された商品を Google アナリティクスがレポートする際に使用するオブジェクトと同じオブジェクトにデータを格納することになります。つまり、検索広告 360 と Google アナリティクスの両方を使用して購入情報をレポートする場合、ウェブ デベロッパーは、同一のオブジェクトを使用して両方のサービスのデータを保存できます。

文字列形式の要件

文字列形式では、各購入情報フィールドを次の形式で Key-Value ペアとして指定する必要があります。
[field ID][index]:[value]

  • [field ID] には、レポートに追加する値のタイプを指定します。
  • [index] には、レポートに値を追加する商品アイテムを指定します。
  • [value] には、商品の売上に関する情報を指定します。

各フィールドは「|」（半角のパイプ記号）で区切ります。以下に例を示します。
i1:123456755559|p1:19.99|q1:1|i2:123456788889|p2:54.0|q2:2

購入情報フィールド

フィールド

文字列形式の際の ID

タイプ

必須

説明

ID

i

文字列

○

販売された商品の ID。ID は Google Merchant Center の商品アイテム ID と一致する必要があります。

PRICE

p

浮動小数点

○

販売された商品の単価。

通貨記号は含めないでください。

QUANTITY

q

整数

○

商品の販売数。

COUNTRY

c

文字列（ISO 3166 国コード）

×

商品に関するデータを含む、Merchant Center フィードに登録されている国。

この項目が必要なのは、商品アイテム ID が複数の Merchant Center フィードで一意でない場合のみです。

国の指定は商品ごとに 1 回のみです（繰り返される項目ではありません）。このフィールドが指定されていない場合、検索広告 360 は、その商品 ID を含む Merchant Center フィードを選択し、そのフィードの属性を使用して、販売された商品のディメンションを設定します。

LANGUAGE

l

文字列（ISO 639 言語コード）

×

商品に関するデータが含まれている Merchant Center フィードに登録されている言語。

このフィールドが必要なのは、商品アイテム ID が複数の Merchant Center フィードで一意でない場合のみです。

このフィールドが指定されていない場合、検索広告 360 は、その商品 ID を含む Merchant Center フィードを選択し、そのフィードの属性を使用して、販売された商品のディメンションを設定します。

特殊文字と URL エンコード

文字列形式では、フィールドの区切り文字として「:」（コロン）と「|」（パイプ）を使用します。JSON 形式を使用している場合も含め、検索広告 360 では、フィールド内にこの文字が値として含まれているデータは使用できません。

また、他の Floodlight データと同様、次の文字も使用できません。

;、<、>、?

複数の商品を含む購入の例

トランザクションに次の商品アイテムが含まれているとします。

  • 商品アイテム 1

    • 名前: m-dress-orange-xl
    • UPC: 123456755559
    • 単価: $19.99
    • 数量: 1

  • 商品アイテム 2

    • 名前: m-polo-green-l
    • UPC: 123456788889
    • 単価: $54
    • 数量: 2

イベント スニペット内で使用する購入情報変数は、次のフィールドで構成されます。

  'items': [
       {  'id': '123456755559',
          'price': '19.99',
          'quantity': 1 
       },
       {  'id': '123456788889',
          'price': '54.00',
          'quantity': 2 
        }      
      ]

Floodlight iframe タグ内で使用する購入情報変数は、次のようになります。
i1:123456755559|p1:19.99|q1:1|i2:123456788889|p2:54.0|q2:2

Floodlight タグやイベント スニペットの場合、購入情報変数だけでなく、次のデータも指定します。

  • Floodlight アクティビティ グループの ID

  • Floodlight アクティビティの ID

  • トランザクション ID（オーダー ID）

  • トランザクションの合計金額: $127.99＝（$19.99×1＋$54×2）

  • 数量: 3（このフィールドの目的を定義できます。合計カートサイズをレポートに追加するためにこの項目を使用することも考えられます。）

  • その他のすべてのカスタム Floodlight 変数

イベント スニペットを組み込んだグローバル サイトタグは、最終的に次のようになります。
<!-- 
Start of global snippet: Please do not remove
Place this snippet between the <head> and </head> tags on every page of your site.
-->
<!-- Google Tag (gtag.js) - DoubleClick -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=DC-1234567"></script>
<script>
 window.dataLayer = window.dataLayer || [];
 function gtag(){dataLayer.push(arguments)};
 gtag('js', new Date());

 gtag('config', 'DC-1234567');
</script>
<!-- End of global snippet: Please do not remove -->

<!--
Event snippet for Thank You on http://www.example.com/thanks: Please do not remove.
Place this snippet on pages with events you’re tracking. 
Creation date: 11/01/2017
-->
<script>
  gtag('event', 'purchase', 
    {
      'allow_custom_scripts': true,
      'send_to': 'DC-1234567/group1/thank123+transactions',
      'transaction_id': '012345',
      'value': 129.97,
      'items': [
       {  'id': '123456755559',
           'price': '19.99',
           'quantity': 1 
        },
        {  'id': '123456788889',
           'price': '54.00',
           'quantity': 2 
        }
      ],
    'country': 'us',
    'language': 'en'
    }
);
</script>
<noscript>
<img src="https://ad.doubleclick.net/ddm/activity/src=1234567;type=group1;cat=thank123;
qty=1;cost=129.97;dc_lat=;dc_rdid=;tag_for_child_directed_treatment=;tfua=;npa=;
ord=012345;prd=i1:123456755559|p1:19.99|q1:1|i2:123456788889|p2:54.0|q2:2|c:us|l:en?" width="1" height="1" alt="">
</noscript>
<!-- End of event snippet: Please do not remove -->

 

購入情報変数を組み込んだ Floodlight iframe タグは、次のようになります。

国コードと言語コードの例

Merchant Center を使用すると、ターゲット言語やターゲット国が異なる複数のフィードに商品を送信できます。たとえば、アメリカとカナダで同じ商品グループを販売する場合、アメリカ向けの価格と説明を設定したフィード、カナダ向けの価格と説明をフランス語で設定したフィード、カナダ向けの価格と説明を英語で設定したフィード、という 3 つのフィードを設定できます。

商品 ID は同じでも、ターゲット言語やターゲット国が異なるフィードを送信する場合は、購入情報変数に言語コードや国コードを追加する必要があります。たとえば、イベント スニペット内に以下のように items 配列と country フィールド、language フィールドを設定すると、フランス系カナダ人をターゲットとするフィードから発生した購入を記録できます。

'items': [
{ 'id': '123456788889',
'price': '19.99',
'quantity': 1
},
{ 'id': '123456755559',
'price': '54.00',
'quantity': 2
}
],
'country': 'ca',
'language': 'fr'

必ず、ISO で規定されている 2 桁の国コードと言語コードを使用してください。

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