掲載順位の目標が CPA 目標の一部か単独の目標かにかかわらず、掲載順位の目標に対する検索広告 360 の入札戦略の効果が表示されます。値がゼロの場合は、その戦略で管理されているすべてのキーワードが、目標掲載順位を設定している入札戦略では、指定した目標掲載順位で表示されていることを示しています。また、掲載順位制限があるその他の種類の入札戦略では、入札戦略の目標範囲内に広告が表示されています。
値がゼロ以外の場合は、レポートの期間中、入札戦略に目標掲載順位の範囲外のキーワードがあることを示しています。
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値が負の場合は、目標掲載順位の上限または掲載順位制限の上限を超えていることを示しています。
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値が正の場合は、目標掲載順位または掲載順位制限の下限を下回っていることを示しています。
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絶対値が大きいほど、レポートの期間中に影響を受けたインプレッションやキーワードの数は多くなります。
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次のいずれかの操作を行います。
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広告主に移動します。左側のナビゲーション パネルで [入札戦略] をクリックします。
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広告主に移動するか、それより下位の対象に移動します。[キーワード] タブをクリックします。
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ショッピング キャンペーンに移動するか、ショッピング キャンペーン内の広告グループに移動します。[ターゲット ▼] タブをクリックし、[商品グループ] をクリックします。
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期間を選択します。
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掲載結果の概要グラフの上部にある [表示項目] ボタンをクリックします。
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[列を検索] ボックスに列名を入力します。
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列名の横にある [+] をクリックして、選択した項目のリストに列を追加します。
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[適用] をクリックします。
この値を計算する方法
これは、平均掲載順位から目標掲載順位を引いた値ではありません。誤解を招く可能性があるため、検索広告 360 ではキーワードごとにエラーの値を計算し、インプレッション数でウェイトを加味することで平均値を算出します。詳しくは、目標掲載順位との差についての記事をご覧ください。
たとえば、あるキーワードに対する目標掲載順位を「1.0」、掲載順位の下限を「4」に指定している入札戦略があり、2 日間実行するとします。初日にキーワードで 1,000 回のインプレッションが発生し、平均掲載順位が 2.0、翌日にキーワードで 500 回のインプレッションが発生し、平均掲載順位が 5.5 だった場合、ウェイトを加味する前の入札戦略の平均掲載順位は次のようになります。
- (2.0 × 1,000 + 5.5 × 500) ÷ 1,500 = 3.83
3.83 という値は目標掲載順位の範囲内のため、エラーはゼロに思えるかもしれませんが、実際にはインプレッションの 3 分の 1 が目標掲載順位に達しませんでした。
同じ入札戦略で目標掲載順位との差を計算する場合、検索広告 360 では以下の数式が使用されます。
- (0 × 1000 + 1.5 × 500) ÷ 1,500 = 0.5
上記の計算において、1 日目は掲載順位が「2.0」で、目標範囲「1.0~4.0」の枠内にあるため、掲載順位のエラー値は「0」になります。2 日目は掲載順位が「5.5」で、目標範囲外にあるため、下限の「4.0」を差し引いた「1.5」が 2 日目のエラー値になります。このエラー値に 2 日目のインプレッション数(500)を掛けて重み付けをして、合計インプレッション数(1,500)で割ります。