クライアントやエグゼクティブにパフォーマンス指標データを提示する際には、詳細なデータをダウンロードしたうえで手動で取捨選択してわかりやすくまとめるようなことをしなくても、検索広告 360 内でエグゼクティブ レポートを作成することができます。検索広告 360 エグゼクティブ レポートでは、収益、費用、傾向など、全体的な概要に関する検索広告 360 指標がすべてグラフや表の形式で表示されます。エグゼクティブ レポートを作成した後、レポートにアクセスできるリンクを共有したり、ダウンロードして印刷や共有を行ったりすることが可能です。
レポートでは、対象データを複数の代理店、広告主、アカウントに広げたり、特定の代理店、広告主、アカウントだけに絞り込んだりすることができます。
たとえば、エグゼクティブ レポートでは次の情報を示すことができます。
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週ごとの傾向
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1 つのグラフでの複数の指標の組み合わせ
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集約したデータを一覧にした表
すべての指標がゼロだった場合、そのセグメントは表から除外されます。たとえば上記の表で、「その他のエンジン」の全期間のクリック数、インプレッション数、収益の指標がすべてゼロだった場合、「その他のエンジン」のセグメントは表から除外されます。
レポートを共有する
クライアントやエグゼクティブなど、検索広告 360 を使用していない人とレポートを共有する場合、そうした共有相手に対し、レポートへのリンクを送信するか、ダウンロードしたレポートを送信することができます。
検索広告 360 内でレポートを見ることができるのは、レポートに含まれるすべてのオブジェクトを表示する権限を持った検索広告 360 ユーザーに限られます。たとえば、Gizmo 代理店のすべてのアカウントとキャンペーンのレポートを作成した場合は、Gizmo 代理店のアクセス権を持つどの検索広告 360 ユーザーでもレポートを表示できます。
上記の例の場合、一部の Gizmo アカウントに対するアクセス権限しか持っていない検索広告 360 ユーザーは、レポートを表示できません。つまり、レポートに含まれるすべてのオブジェクトを表示する権限が必要となるため、その権限がない場合は検索広告 360 内でレポートを表示することはできません。
エグゼクティブ レポートを表示できない場合
検索広告 360 では Internet Explorer もサポートされていますが、Chrome または Firefox の使用をおすすめします。また、サポートされるブラウザは最新のバージョンに限られます。検索広告 360 の表示や、レポートのダウンロード、エグゼクティブ レポートの表示ができない場合は、ブラウザの拡張機能をチェックして、アクセスがブロックされていないかご確認ください。広告ブロッカーも一部の 検索広告 360 機能をブロックする可能性があります。設定をご確認ください。
ページを使ってレポートを整理する
グラフや表の数が多いレポートについては、レポートに複数のページを作成して、テーマの似ているグラフを各ページに分けることもできます。レポートをダウンロードして開くと、各ページは別々のシートとして表示されます。
使用できるファイル形式
ダウンロードしたレポートの表示と印刷には、.xlsx と PDF のファイル形式を使用できます。