検索広告 360 のレポートでは、Floodlight タグに優先順位やウェイトを適用することで、特定のアクションの重要度を高くすることができます。たとえば、特定のウェブページで Floodlight タグに基づいて発生するアクションに 4 というウェイトを適用した場合、[ウェイト アクション] 列には、そのページで発生した個々のアクションが 4 つ分のアクションとして記録されます。また、ウェイトを適用するその他の列でも、アクションの値を計算する際そのアクションは 4 つ分のアクションとして処理されます。
まず、目的のウェイト アクションに合わせて Floodlight 処理を設定します。
Floodlight 処理の設定が完了したら、次のうち必要な列を選択して、検索広告 360 のレポートでウェイトが加味された掲載結果を確認できます:
- ウェイト アクション: ウェイトの適用に関する Floodlight 処理の対象となるアクションの数。
- クリック数/ウェイト アクション: 1 つのウェイト アクションが発生するのに必要な平均クリック数。
- 費用/ウェイト アクション: 顧客が行うウェイト アクション 1 つあたりに支出される平均金額。
- ウェイト アクションのコンバージョン率(%): ウェイト アクションの数をクリック数で割った値。この割合は、顧客がアクションを最後まで実行する割合をクリック数に基づいて示したものです。たとえば、10 人の顧客が広告をクリックし、そのうち 4 人がカタログ請求の申し込みを行った場合で、このウェイトが 2 に設定されていると、ウェイト アクションのコンバージョン率は (4 x 2)/10 = 80% となります。
- ウェイト アクション/費用: 費用 1 ドルあたりのウェイト アクション数。
次の点にご注意ください:
ウェイト アクションは 検索広告 360 での入札には影響を及ぼしません。ウェイト アクションはあくまでレポートに関する機能です。
Floodlight 処理(ウェイト アクションを含む)が過去にさかのぼって適用されることはありません。
ウェイト アクションの Floodlight 処理が設定されても、[アクション] 列などアクションに関連する列には影響はありません。ウェイト アクションに対して Floodlight 処理が設定されない場合、[アクション] 列と [ウェイト アクション] 列の値は同じになります。