Google 広告の来店コンバージョン重視の自動入札について

Google 広告の検索キャンペーンとショッピング キャンペーンでご利用いただける Google 広告の来店コンバージョン重視の自動入札では、オンライン コンバージョンの場合と同じ入札戦略を使って来店数を重視した最適化が可能になります。

現在、Google 広告のディスプレイ キャンペーンで来店コンバージョンに対応したスマート自動入札をご利用いただけるのは、一部の広告主様に限られます。検索キャンペーンまたはショッピング キャンペーンと同じアカウントでディスプレイ キャンペーンを配信していて、ディスプレイ キャンペーンのレポートにも来店コンバージョンのデータを反映させる場合は、ディスプレイ キャンペーンの「目標アクション単価」、「目標広告費用対効果」、「コンバージョン数の最大化」入札戦略に来店コンバージョンを追加します。

Google 広告の来店コンバージョンについて

実店舗への来店が重要な意味を持つビジネスにおすすめの機能です。広告クリックや視認範囲のインプレッションの発生によって来店数にどのような影響が出ているか、コンバージョン トラッキングを使って調べることができます。来店コンバージョンについて詳しくは、Google 広告ヘルプセンターをご覧ください。

来店の価値を数値化する

オンラインでの販売をコンバージョンとしてトラッキングしており、それらを「収益」として数値化している場合は、それに加えて来店コンバージョンの価値を数値化して店舗での収益を推計することができ、ビジネス全体の収益と広告費用対効果が測定可能になります。来店コンバージョンの価値を数値化する方法について詳しくは、来店コンバージョンの価値についてをご覧ください。

来店コンバージョンの計測期間のおすすめ設定

自動入札を使用して最適なパフォーマンスを得るには、来店コンバージョンの計測期間を 7 日間にすることをおすすめします。ただし、一部のビジネスモデルでは、購入サイクルの長さに対応するため、コンバージョン計測期間も長く設定する必要があります(自動車ディーラーなど)。この場合、デフォルト設定である 30 日間のままにするのも有効です。計測期間を 30 日間にした場合、設定してからパフォーマンスを正確に計測できるまでの日数も長めになりますのでご注意ください。コンバージョン計測期間の設定方法について詳しくは、来店コンバージョンの計測期間についてをご覧ください。

Google 広告のキャンペーンで来店重視の自動入札を設定する

検索キャンペーン

対応している入札戦略

検索キャンペーンの場合、コンバージョン数を基準に最適化を行う入札戦略であればすべて、来店重視の自動入札に対応しています。詳細: 目標に合わせた入札戦略を選択する

[コンバージョン列に含める] 設定

[コンバージョン列に含める] をオンにすると、そのコンバージョン アクションのデータは、レポートの [コンバージョン] 列に含まれるようになり、自動入札による最適化にも使用されるようになります。デフォルトでは、来店コンバージョンの数は [すべてのコンバージョン] 列には算入されますが、[コンバージョン] 列には算入されません。[コンバージョン列に含める] 設定をオンに切り替えると、両方の列に算入されるようになります。検索キャンペーンで来店コンバージョンを [コンバージョン] 列の集計対象に加える方法は 2 つあります。

1. サブマネージャー アカウント単位で来店コンバージョンを [コンバージョン] 列に含める場合の手順:

サブマネージャー アカウント単位でコンバージョン アクションを [コンバージョン] 列に含めると、サブマネージャー アカウント単位のコンバージョンを使用するキャンペーンで、コンバージョン重視の入札戦略による最適化が開始されます。

サブマネージャー アカウント単位で来店コンバージョンを [コンバージョン] 列に含める場合の手順:

  1. 検索広告 360 アカウントにログインします。
  2. Google 広告のクライアント アカウントに移動します
  3. ページメニューの [ツールと設定] で、[コンバージョン] をクリックします。
  4. [概要] をクリックします。
  5. [コンバージョン目標] タブで、[来店(Google 広告経由)] コンバージョン アクションをクリックします。
  6. [設定を編集] を選択します。
  7. [コンバージョン列に含める] をクリックしてセクションを開き、[これらのコンバージョンを「コンバージョン数」列に含めます] のチェックボックスをオンにします。
  8. [保存] をクリックします。

2. 特定のキャンペーンの [コンバージョン] に来店コンバージョンを含める

この方法では、コンバージョン列に算入され、入札単価の最適化に使用されるコンバージョン アクションを、キャンペーン単位で指定することができます。キャンペーン単位のコンバージョン設定は、サブマネージャー アカウント単位の [コンバージョン列に含める] 設定よりも優先されます。一時的にキャンペーン単位のコンバージョン設定が推奨されるのは、コンバージョンを最適化する入札戦略をすでに運用しており、来店コンバージョン数に応じた入札単価の調整を、影響を確認しながら段階的に進めたい場合です。

特定の Google 広告検索キャンペーンでコンバージョン設定をセットアップする方法:

  1. 検索広告 360 アカウントにログインします。
  2. Google 広告のクライアント アカウントに移動します
  3. ページメニューで [キャンペーン] を選択します。
  4. 来店コンバージョンを重視した入札単価を適用したい検索キャンペーンを選択します。
  5. [広告グループ] ページの [パフォーマンス グラフ] の上にある [キャンペーン設定] をクリックします。
  6. [コンバージョン] をクリックして、セクションを展開します。このセクションが表示されない場合は、[その他の設定] をクリックします。
  7. [検索広告 360] で [このキャンペーンの特定のコンバージョン アクション] ボタンを選択し、[コンバージョン アクションを選択] をクリックします。
  8. コンバージョン アクションの一覧にある [来店(Google 広告経由)] のチェックボックスをオンにします。最適化の基準にしたいコンバージョン アクションが他にもある場合は、それらもオンにします。選択が終わったら [保存] をクリックします。

ショッピング キャンペーン

対応している入札戦略

来店重視の自動入札はショッピング キャンペーンおよびスマート ショッピング キャンペーンの「目標広告費用対効果」入札戦略に対応しています。

[コンバージョン列に含める] 設定

[コンバージョン列に含める] をオンにすると、そのコンバージョン アクションのデータは、レポートの [コンバージョン] 列に含まれるようになり、自動入札による最適化にも使用されるようになります。デフォルトでは、来店コンバージョンの数は [すべてのコンバージョン] 列には算入されますが、[コンバージョン] 列には算入されません。[コンバージョン列に含める] 設定をオンに切り替えると、両方の列に算入されるようになります。

1. サブマネージャー アカウント単位で来店コンバージョンを [コンバージョン] 列に含める(デフォルト)

サブマネージャー アカウント単位でコンバージョン アクションを [コンバージョン] 列に含めると、サブマネージャー アカウント単位のコンバージョンを使用するキャンペーンで、コンバージョン重視の入札戦略による最適化が開始されます。

サブマネージャー アカウント単位で来店コンバージョンを [コンバージョン] 列に含める場合の手順:

  1. 検索広告 360 アカウントにログインします。
  2. サブマネージャー アカウントに移動します。
  3. ページメニューの [ツールと設定] で、[コンバージョン] をクリックします。
  4. [概要] をクリックします。
  5. [コンバージョン目標] タブで、[来店(Google 広告経由)] コンバージョン アクションをクリックします。
  6. [設定を編集] をクリックします。
  7. [コンバージョン列に含める] をクリックしてセクションを開きます。
  8. [これらのコンバージョンを [コンバージョン] 列に含めます] のチェックボックスをオンにして、[保存] をクリックします。

2. キャンペーン単位の設定で来店コンバージョンをキャンペーン目標経由で [コンバージョン] 列に含める

ショッピング キャンペーンで来店コンバージョンの目標を選択すると、キャンペーン設定で来店コンバージョンを重視した入札単価をキャンペーン単位で適用できます。

標準のキャンペーンとスマート ショッピング キャンペーンで、キャンペーン単位のコンバージョン設定を行う方法:

  1. 検索広告 360 アカウントにログインします。
  2. Google 広告のクライアント アカウントに移動します
  3. ページメニューで [キャンペーン] を選択します。
  4. 来店コンバージョンを重視した入札単価を適用するショッピング キャンペーンを選択します。
  5. [広告グループ] ページの [パフォーマンス グラフ] の上にある [キャンペーン設定] をクリックします。
  6. [設定] ページで [コンバージョン目標] をクリックします。
  7. このキャンペーンのコンバージョン目標を選択します。
    • スマート ショッピング キャンペーンの場合は、この手順を省略できます。
  8. [来店] を選択します。
  9. コンバージョン値を確認します。アカウント単位の来店の値を更新するには、[来店の価値を変更する] を選択します。
  10. [保存] をクリックします。

来店コンバージョン重視の最適化

検索キャンペーンで、来店コンバージョン重視の最適化をさらに進めたい場合は、コンバージョンの価値(コンバージョン値)を基準とする入札戦略を採用し、来店コンバージョンの価値を他のコンバージョン アクションよりも高めに設定しましょう。コンバージョンの件数を最適化する入札戦略(「目標アクション単価」や「コンバージョン数の最大化」)では、コンバージョン アクションの種類による価値の差が考慮されません。詳細: コンバージョン値を設定するメリット

ショッピング広告の場合、来店コンバージョンが考慮されるのは、コンバージョン値を最大化する入札方法(「目標広告費用対効果」とスマート ショッピング キャンペーン)のみです。

目標値の算出と更新のおすすめの方法

コンバージョン設定を変更しても、過去のデータには反映されない点に留意しましょう。来店コンバージョンを初めて [コンバージョン] 列に含めた時点で、コンバージョン関連列に表示されている過去のデータに、来店コンバージョンは反映されていません。コンバージョン単価と広告費用対効果の目標値は、過去のデータを次の式に代入して手動計算することをおすすめします。これにはコンバージョン達成までの所要時間より 30 日以上前からのものを使用します。

  • コンバージョン単価の目標値 = 費用 ÷ (入札単価設定に使用されるすべてのコンバージョンの件数 + 来店コンバージョンの件数)
  • 広告費用対効果の目標値 = (入札単価設定に使用されるすべてのコンバージョン値 + 来店コンバージョンの件数 × 現在の来店 1 件あたりのコンバージョン値) × 100 ÷ 費用

スマート ショッピング キャンペーンの広告費用対効果の目標についても上記と同じです。ただし次の場合は例外です。

  • 広告費用対効果の目標値(省略可能)を使用していない: 必要な対応はありません。
  • 広告費用対効果の目標値を安全策としてのみ使用している(広告費用対効果の目標値を実績値よりも高く設定している): 広告費用対効果の目標値も上記のおすすめの方法で得られた数値より高く設定することを検討します。
データは、コンバージョン達成までの所要時間より 30 日以上前からのものを使用することが重要です。たとえば、来店コンバージョンの計測期間とオンライン コンバージョン達成までの最大所要時間が 30 日間であれば、60 日前~30 日前の期間のデータを使用します。

コンバージョン数またはコンバージョン値を目標ベースの自動入札戦略に追加した場合に生じる費用の変化

入札に使用するコンバージョンに来店コンバージョンを追加すると、「目標アクション単価」、「目標広告費用対効果」およびスマート ショッピング キャンペーン(広告費用対効果の目標値(省略可能)を使用している場合)で目標を達成し続けるために必要な費用が、従来よりも高くなることがあります。費用を安定させておくには、上記の推奨事項に沿って目標値を算出し、更新すると効果的です。今後も安定した費用を維持したい場合、来店コンバージョンを [コンバージョン] 列に含めた後、コンバージョン単価の目標値を引き下げるか、広告費用対効果の目標値を引き上げましょう。

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