ファイルを手動でダウンロードして Excel にインポートする代わりに、最新の検索広告 360 データを Microsoft Excel スプレッドシートに直接ダウンロードできます。検索広告 360 に提示される URL を Excel 内で使用するとレポートのデータが自動的にダウンロードされ、更新されます。検索広告 360 内に表示されるレポートと同様、レポート内に表示されるデータの対象、タイプ、範囲もカスタマイズできます。検索広告 360 ウェブクエリには次のような利点があります。
- 検索広告 360 内でレポート作成に費やす時間を短縮できます。
- よく使用するレポート テンプレートを Excel 内で作成し、そこに最新の検索広告 360 データを入力できます。
たとえば、サブマネージャー アカウントまたはクライアント アカウントに毎週送るカスタムのキャンペーン パフォーマンス レポートを作成している場合、サブマネージャー アカウントまたはクライアント アカウントごとに 1 つの検索広告 360 ウェブクエリを作成できます。ウェブクエリごとに、毎週自動的に更新する Excel スプレッドシートを設定します。週 1 回の更新後に各レポートを開くと、レポートは配信できる状態になっています。
ウェブクエリを設定する
- 検索広告 360 内でレポートを作成し、ウェブクエリ URL を生成します。
- ウェブクエリ URL をコピーします。
- Excel 内で、ウェブクエリ URL、更新設定、列の形式を入力します。
レポートを作成し、ウェブクエリ URL を生成する
掲載結果の表のレポート
- 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
- レポートの表に移動します。
たとえば、左側のページメニューで [キャンペーン] をクリックします。 - レポートに表示する期間、列、フィルタなどが表に含まれていることを確認します。
- レポートの表の上にある [ダウンロード] をクリックし、プルダウンから [ウェブクエリ] をクリックします。
- [ダウンロード] ウィンドウで希望するオプションを選択し、レポートに名前を付けます。
- [ダウンロード] をクリックします。
検索広告 360 でレポートが作成され、そのレポートの URL が生成されます。
レポート エディタのレポート
- 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
- メインのツールバーで [レポート] をクリックし、プルダウンから [レポート] を選択します。
- プラスアイコン 、[カスタム] を順にクリックし、[表] を選択します。
- カスタム レポートを作成するか、事前定義レポートを編集します。
- レポートの表の準備ができたら、レポートの表の上部にある期間選択ツールで希望する期間を適用できます。
- [保存] をクリックします。
- レポート エディタの上部に、レポートが保存されたことを知らせる通知が表示されます。[URL をコピー] をクリックして、ウェブクエリの URL をコピーします。
保存したレポートは [レポート エディタ] で確認できます。
- 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
- 左側のページメニューで [分析情報とレポート] をクリックし、[レポート エディタ] を選択します。
- [レポート ビルダー] ページに、保存したレポートが表示されます。
注: Internet Explorer でウェブクエリをダウンロードできない場合は、次の手順をお試しください。
- Edge で Internet Explorer モードを有効にします。
- Edge で、Google アカウントにログインします。
- Edge で検索広告 360 リニューアル版にログインし、ウェブクエリ URL を取得します。
- Excel でウェブクエリを実行します。
ウェブクエリ URL をコピーする
ウェブクエリ URL は、保存されているすべてのレポートとともに [レポート] ページで確認できます。
- 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
- 検索広告 360 の右上にあるレポート アイコン をクリックし、[レポート] をクリックします。
ウェブクエリを含むレポートには、[URL をコピー] リンクが含まれます。 - (省略可)ウェブクエリを含むレポートのみを表示するには、[フィルタを追加]、[レポート形式] の順にクリックし、[ウェブクエリ] チェックボックスをオンにして、[適用] をクリックします。
- 目的のレポートを見つけて、[URL をコピー] をクリックします。
Excel 内でウェブクエリ URL を入力する
検索広告 360 内でレポートとウェブクエリ URL を作成したら、Excel 内でそのウェブクエリに接続して、必要に応じて列の書式を設定し、データの更新方法を選択できます。
- Excel 内で、[データ] メニューをクリックして、[Web から] を選択します。
Web クエリの新しいポップアップが表示されます。
Microsoft Office 365 に固有の手順
Microsoft Office 365 を使用している場合は、[Web クエリ] ではなく [Web から] を選択します。Microsoft Windows 10 Pro に固有の手順
- Excel で、リボンを右クリックして [リボンのユーザー設定] に移動します。
- 左側のメニューで [すべてのタブ] を選択します。
- [データ] > [外部データの取り込み] をクリックして、メニュー グループをリボン内のメニューにドラッグします。
これにより、新たに [外部データの取り込み] メニューが追加されます。このメニューをクリックするとブラウザ ウィンドウが開きます。 - 追加したメニューをクリックしてブラウザ ウィンドウを開きます。
- [アドレス] に、検索広告 360 内で生成したウェブクエリ URL を貼り付けて、[移動] をクリックします。
- ウェブクエリ URL を初めて入力したときに、「セキュリティで保護された接続でページを表示しようとしています」というセキュリティ アラートが表示されることがあります。
チェックボックスをオンにして [OK] をクリックします。 - メッセージが表示されたら、検索広告 360 にログインします。
- 表を選択します。コードボックスの左上にある黄色の矢印アイコンをクリックします。
- [インポート] をクリックします。
- ウェブクエリ URL を初めて入力したときに、「指定したソースはスキーマを参照していません」という Microsoft Office Excel の通知が表示されることがあります。
チェックボックスをオンにして [OK] をクリックします。 - [データのインポート] ポップアップ ダイアログの [データを返す先を選択してください] で、[既存のワークシート] を選択して、[OK] をクリックします。
ワークシート内に検索広告 360 データが表示されます。 - Excel 内でこのデータを自由に活用し、ピボット テーブルの作成やレポートの作成などを行うことができます。
- 最新のデータに更新する方法は次のとおりです。
- セル: セルを選択して、ツールバーの更新アイコンをクリックします。
- レポート: [データ] メニューをクリックし、[接続] をクリックします。目的の接続を選択して [更新] ボタンをクリックするか、[プロパティ] をクリックして自動更新オプションから選択します。
ウェブクエリのトラブルシューティング
候補 | 説明 |
---|---|
Excel を更新する | Excel を定期的に更新するか([データ] > [更新] > [すべて更新])、更新間隔を設定します([データ] > [プロパティ] > [更新コントロール])。 |
ウェブベースのクエリであることを確認する | URL の末尾を =webquery から =webqueryphtml に変更してから、クエリを再試行します。 |
対象を絞り込む | 検索広告 360 でレポートをフィルタして、レポートの期間またはレポートの対象を絞り込み、新しいウェブクエリを生成します。 |
Excel で目的の行数がサポートされていることを確認する |
Excel 2010 以降を使用してウェブクエリに接続すると、最大 1,000,000 行のレポートを作成できます。 現在お使いの Excel のバージョンを確認してください。 お使いの Excel のバージョンがウェブクエリから返された行数に対応していない場合は、次のいずれかを行ってください。
|
Internet Explorer が最新バージョンであることを確認する |
ウェブクエリを行うには、パソコンに最新バージョンの Internet Explorer がインストールされている必要があります。 Excel はウェブクエリを接続するために Internet Explorer を使用しているため、Internet Explorer でなんらかの問題が生じた場合にはウェブクエリの実行に影響を与える可能性があります。 |
Internet Explorer のセキュリティ設定を更新する | Office 365 でウェブクエリに Google ログインを使用できない場合は、Internet Explorer のセキュリティ設定を更新してから再度ログインしてください。 |
キャッシュをクリアする |
検索広告 360 で広告主を表示することはできてもウェブクエリがまだ使用できない場合は、Internet Explorer からキャッシュと Cookie をクリアしてみてください。 Excel では Internet Explorer を使用してウェブクエリに接続し実行するため、Internet Explorer で問題が発生すると、ウェブクエリを実行できなくなる可能性があります。 Internet Explorer のキャッシュと Cookie をクリアすると、Internet Explorer から入力したウェブサイトの設定はすべて消去されます。 |
ミニブラウザからログインする |
ログインできれば、ウェブクエリの結果が表示されます。 |
問題の報告
ウェブクエリに関する問題についてサポートに問い合わせる場合は、必ず次の情報をお伝えください。
- オペレーティング システム(例: Windows 10)
- Excel のバージョン
- 該当する場合は、問題が発生したウェブ クエリの URL
このような情報を提供していただくことで、サポート側でお客様の問題を再現し、問題を解決しやすくなります。