「その他」のクライアント アカウントでプレースホルダ キーワードを使用する

検索広告 360 リニューアル版でサポートされていないエンジンのコンバージョンをトラッキングするには、クライアント アカウントのタイプを [その他] に設定して、プレースホルダ キーワードを作成します。たとえば、検索広告 360 のプレースホルダ キーワードを使用して、ソーシャル ネットワーク上で発生したコンバージョンをトラッキングすることができます。

サポートされているクライアント アカウントの場合と同様に、「その他」のクライアント アカウントでも URL テンプレートを使用できます。たとえば、同じパラメータをランディング ページ URL ごとに手動で追加する代わりに、URL テンプレートを作成して、パラメータを自動的に適用することができます。

他の広告プラットフォームでコンバージョンをトラッキングする手順は以下のとおりです。

  1. ソーシャル アカウントを作成します。
  2. 新しいクライアント アカウントでキャンペーンを作成します。
  3. 新しいキャンペーンで広告グループを作成します。
    「その他」のクライアント アカウントに広告グループがない場合も、キーワードを整理する手段として広告グループを使用できます。広告グループはレポートには影響しません。検索広告 360 リニューアル版では、プレースホルダ キーワードは広告グループ内にのみ作成できます。
  4. プレースホルダ キーワードを作成します。

    1. 「その他」のクライアント アカウントで作成した広告グループに移動します。

    2. レポートの表の上にある [+ キーワード] をクリックします。

    3. 表示される表で、キーワードごとにキーワードのテキストとランディング ページ URL を入力します。

      各列に入力する内容は次のとおりです。

      • キーワード テキスト: プレースホルダ キーワードの目的を識別しやすくする情報を指定します。このキーワードは広告プラットフォームには入稿されないため、キーワード テキストがユーザーの検索内容との照合に使用されることはありません。

      • ランディング ページ URL: 検索広告 360 でのユーザーのリダイレクト先 URL を指定します。この URL には、広告主のサイトのページまたは最終的に広告主のサイトにリダイレクトされる別のトラッキング サービスのアドレスを指定できます。

      例:

      キーワード マッチタイプ 上限 CPC ランディング ページ
      住宅ローンの金利   (継承) https://www.example.com/mortgage
      住宅ローン   (継承) https://www.example.com/loan

      「その他」のアカウントでは、マッチタイプと上限 CPC はプレースホルダ キーワードと無関係であるため、これらの列は既定値のままでかまいません。

    4. [保存] をクリックします。新しいキーワードがレポートの表に表示されます。

  5. キーワードのクリックサーバー URL をコピーします。
    1. 掲載結果の概要グラフの上にある [表示項目] ボタンをクリックします。
    2. 検索ボックスにクリックサーバー URL を入力します。
    3. [使用可能な項目] リストで、該当する列名の横にある をクリックします。
    4. [適用] をクリックします。
    5. [クリックサーバー URL] 列の URL をコピーします。
  6. 検索エンジンで、トラッキングする項目(広告、キーワードなど)のリンク先 URL としてクリックサーバー URL を貼り付けます。

カスタム パラメータに ID を貼り付ける

トラッキングする項目のカスタム パラメータに ID を貼り付けます。

仕組み

検索広告 360 がプレースホルダ キーワードとカスタム パラメータを使用して、ディスプレイのターゲティング項目に関するレポートを作成する仕組みの概要を以下に示します。
  1. Google 広告アカウントのアクティビティのレポートを作成するために、検索広告 360 は、定義した検索広告 360 URL テンプレートごとに 1 つのクリックサーバー URL を生成します。次にそのクリックサーバー URL を URL テンプレートの一部としてエンコードしてから、テンプレートを Google 広告に渡します。
  2. Google 広告は、検索広告 360 URL テンプレートをトラッキング テンプレートとして保存します。
  3. Google 広告はターゲティング項目によってトリガーされた広告を配信する際に、トラッキング テンプレートとすべてのカスタム パラメータを最終ページ URL へのパスに追加します。
    たとえば、プレースメントのカスタム パラメータと広告の最終ページ URL が定義されている場合、Google 広告が広告を配信する際には、その広告の表示につながったプレースメントのカスタム パラメータが組み込まれます。
  4. トラッキング テンプレートにはクリックサーバー URL が含まれているため、ユーザーがターゲティング項目をクリックすると、そのクリック情報が検索広告 360 にリダイレクトされます。検索広告 360 は、クリックサーバー URL と _dssagcrid カスタム パラメータの情報に基づいて、ターゲティング項目用に作成したプレースホルダ キーワードにクリックを関連付けます。
  5. 検索広告 360 でレポートを確認すると、プレースホルダ キーワードには、訪問数に加えて、ディスプレイ キャンペーン内の該当するターゲティング項目に関連付けられたコンバージョン データも表示されます。

検索広告 360 のすべての Google 広告のクライアント アカウントは、デフォルトでアカウント単位の URL テンプレートを受け取ります。そのため、Google 広告でカスタム パラメータとトラッキング テンプレートを使用するすべての項目を検索広告 360 でトラッキングできます。URL テンプレートは階層型であるため、クライアント アカウントの下位レベルにさらに URL テンプレートを定義することもできます。たとえば、広告グループごとに個別の URL テンプレートを作成して、テンプレートで各広告グループに固有のパラメータを指定できます。Google 広告側では、利用できるテンプレートのなかで最も下位レベルのテンプレートが適用されます。たとえば、広告グループ単位のテンプレートが定義されていれば、そのテンプレートが適用されます。定義されていない場合は、キャンペーンのテンプレートまたはアカウント単位のテンプレートが適用されます。

次のステップ

プレースホルダ キーワードに関するレポートを作成するには、レポートの表に以下のいずれかの列を追加します。

  • 訪問数
  • Floodlight アクティビティ
  • Google アナリティクスのアクティビティ

選択した列が含まれているレポートの表示を保存すると、次回必要になったときにレポートをすばやく表示できます。

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