作成する手動エンティティの名前が、テンプレートが生成するエンティティと完全に一致する場合は、手動エンティティをテンプレート管理下に置くことができます。これにより、フィードデータの変更に応じてテンプレートによるエンティティの編集、一時停止、削除を行うことができます。エンティティ名がテンプレートの出力と一致する限り、そのエンティティを「管理対象外」に設定した場合でも、テンプレートでは既存のエンティティの下に新しい子エンティティを作成できます。
テンプレートで管理できるエンティティには、次のものがあります。
- キャンペーン
- 広告グループ
- レスポンシブ検索広告
- キーワード
- 除外キーワード
- サイトリンク
例: 手動で作成したキャンペーンをテンプレート管理下に置く
テンプレート生成キャンペーンを使用することを決定する前に手動キャンペーンを作成した場合、テンプレート管理下に手動キャンペーンを置くことができます。これを行うには、テンプレートの出力と一致するようにテンプレートの名前を調整するか、既存のキャンペーンの名前と一致するようにテンプレートの出力を調整します。これにより、もともとテンプレートによって生成されたものであるかのように、テンプレートによりキャンペーンが管理されます。
例: 手動で作成した広告グループをテンプレート管理下に置く
広告グループの名前とその親キャンペーンが、テンプレートの出力と完全に一致する場合、手動広告グループをテンプレート管理下に配置できます。名前が広告グループ テンプレートの出力と一致する限り、その広告グループを「管理対象外」に設定した場合でも、テンプレートでは管理対象外の広告グループ内に新しい広告やその他の項目を作成できます。
注: 親の広告グループまたはキャンペーンが管理下に置かれている場合、フィードデータの変動に応じて、テンプレートによる広告グループまたはキャンペーンの一時停止または削除が行われます。
手動エンティティをテンプレート管理に変換する
注: 既存のエンティティの名前と一致するテンプレートを作成するか、既存のテンプレートと一致するようにエンティティを変更できます。
大規模な変更を行って手動エンティティをテンプレート管理に変換する場合は、事前に以下を行うことをおすすめします。
- テンプレートのレベルでフィルタを作成して、宣伝する商品のごく一部だけを対象にします。
- セットアップ時の「ステージ 1 のテンプレート設定」の [ステータス] のオプションで、一時停止状態のエンティティを生成します。
- 手動の項目と一致するエンティティがテンプレートによって生成されることを確認したら、フィルタを解除するか、必要なすべての項目を含むようフィルタを変更します。
手動エンティティをテンプレート管理に変換するには、以下の操作を行います。
- 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
- サブマネージャー アカウントに移動します。
- 手動エンティティと同じ名前を生成するテンプレートを設定します。
- [ステータス] アイコン メニューで [有効にする] をクリックして、テンプレートを有効にします。
- 検索広告 360 でフィードが評価されるのを待ちます。テンプレートに一致する既存のエンティティが自動的に識別されます。
- 以下の手順で、手動エンティティのテンプレート管理を有効にします。
- 左側のページメニューで、[アカウント] をクリックします。
- テンプレートから生成された項目が含まれるページの、[キャンペーン] または [広告グループ] オプションをクリックします。
- このページで、ページ インスタンスが「管理対象」か「管理対象外」かを示す列が表示されることを確認するには、以下の操作を行います。
- 表の上にある [表示項目] をクリックします。
- [属性] で [テンプレート管理ステータス] をクリックします。
- 「管理対象外」の項目にテンプレート管理を適用するには、以下の操作を行います。
- テンプレート管理ステータスを変更する [管理対象外] 項目のチェックボックスをオンにします。
- [編集] メニューで [テンプレート管理ステータスを変更] をクリックします。
- [テンプレートの管理を有効にする] を選択します。該当するクライアント アカウントの種類が表示されます。
- [適用] をクリックします。