フィードにカスタム列を設定する

フィードのカスタム列は、フィードが関連付けられているか継承されているテンプレートに対してのみ作成できるため、広告グループ(親)を使用するレスポンシブ検索広告(RSA)テンプレートには適用されません。詳しくは、レスポンシブ検索広告テンプレートをセットアップするをご覧ください。

フィードにカスタム列を設定するには、テンプレート機能を使用するサブマネージャー アカウントをスコープする必要があります。カスタム列を作成する際、サブマネージャー アカウントに関連付けられているすべてのフィードのカスタム列を参照できます。

カスタム列は式として入力します。プルダウン メニューから、列と関数を選択して入力できます。右クリックして表示されるメニューから、式内の現在のカーソル位置で有効な列と関数を選択することもできます。式内のその他の構成要素については、構文ルールに従ってください。

フィードにカスタム列を作成する

フィードにカスタム列を作成するには:

  1.  検索広告 360 リニューアル版にログインします。
  2. サブマネージャー アカウントに移動します。
  3. [ツールと設定] > [共有ライブラリ] > [テンプレート] をクリックします。
  4. ページメニューで [フィード] をクリックします。
  5. 編集するフィード名のハイパーリンクをクリックします。
  6. フィードの列表の上にある表示項目アイコン Google 広告の表示項目アイコンの画像 をクリックします。
  7. [カスタム列] で をクリックします。
    デフォルトで選択されるオーナーは、現在のサブマネージャーです。
  8. カスタム列の [名前] と [説明](省略可)を入力します。
  9. 必要なデータ形式(数値、パーセンテージ、金額、テキスト、真偽値、日付)を選択します。
  10. ダイアログのテキスト領域をクリックします。
  11. テキストモードで式を作成するには、[テキスト] をクリックしてから次の操作を行います。
    1. 構文で説明されているルールを使用して式を入力します。
    2. プルダウンをクリックして、フォーマット済みの列と関数を選択します。
      フィード列には別のサブメニューがあります。
    3. カスタム列で関数を使用するの説明に沿って関数を作成します。
  12. ビジュアル モードで式を作成するには、[ビジュアル] をクリックしてから次の操作を行います。
    1. 構文で説明されているルールを使用して式を入力します。
    2. プルダウンをクリックして、フォーマット済みの列と関数を選択します。
      フィード列には別のサブメニューがあります。
    3. カスタム列で関数を使用するの説明に沿って関数を作成します。
  13. 赤色の助言メッセージを参考にして、下線で示された問題を解決します。
  14. [保存] をクリックします。
  15. 新しいカスタム列がフィード表の他の列とともに表示されます。

フィードのカスタム列の例

 

この例の「フライト」フィード表には、検索広告 360 リニューアル版のお客様である Example Airways から提供された次の商品データ列が含まれています。

Example Airways は 2 つのブランドを運営しています。Albatross Flights は米国とヨーロッパを結ぶ大西洋横断航空券を、Golden Eagle Flights はヨーロッパ内の航空券を販売しています。

わかりやすくするため、サンプルのフィード表には各ブランドの 1 つのルートの情報のみが含まれています。

フィードの列名 列の説明 列の値の例 1 列の値の例 2
"product_id" フライト出発空港の国際航空運送協会(IATA)コード-目的地の空港の IATA コード CDG-LHR SEA-CDG
"brand" フライトのブランド名 Golden Eagle Flights Albatross Flights
"availability" フライトの空席状況 Available Not available
"seats_left" フライトの空席数 11 0
"origin_iata" フライトの出発空港の IATA コード CDG SEA
"origin_name" フライトの出発地 Paris Seattle
"origin_country" フライトの出発地の国名 France USA
"destination
_iata"
フライトの目的地の空港の IATA コード LHR CDG
"destination_name" フライトの目的地名 London Paris
"destination_country" フライトの目的地の国名 UK France
"price_usd" フライトの価格(米ドル) 400 900

 

フィードのカスタム列の連結の例

  • テキスト関数 concat"origin_country""destination_country""destination_name" 列を連結します。
  • ダッシュを各列の間に挿入します。ダッシュは静的なテキストなので、引用符で囲みます(“-”)。

最終的な式は次のようになります。

concat(f:"origin_name", "-", f:"destination_country", "-", f:"destination_name")

現在のフィードデータを使用してこの式で得られる出力値は次のとおりです。


Paris-UK-London

Seattle-France-Paris

以下の手順は情報提供のみを目的としています。その基となる「フライト」フィードは一例であるため、実際の手順は以下の手順とは異なります。

  1. フィードでカスタム列を作成するのステップ 7 まで行います。
  2. カスタム列に "Route" という名前を付け、[説明] に「フライトの出発地から目的地まで」と入力します。
  3. [データ形式] で [テキスト] を選択します。
  4. ダイアログのテキスト領域をクリックします。
  5. プルダウンをクリックして、フォーマット済みの列と関数を選択します。
  6. をクリックし、[テキスト] サブメニューで [concat] を選択します。

    concat("text1", "text2")
  7. "text1" をすべて削除します。
  8. をクリックし、[フィード列] から f:"origin_name" を選択して、text1 を置き換えます。

    concat(f:"origin_name", "text2")
  9. "text2" をすべて削除します。
  10. をクリックし、[フィード列] から f:"destination_country" を選択して、text2 を置き換えます。

    concat(f:"origin_name", f:"destination_country")
  11. f:"destination_country" の後にカンマを挿入します。
  12. カンマの後に をクリックし、f:"destination_name" を入力します。

    concat(f:"origin_name", f:"destination_country", f:"destination_name")
  13. フィード列の間にダッシュを追加するには、最初の 3 つの関数の後のカンマの後に “-” を追加し、その後にカンマを追加します。

    concat(f:"origin_name", "-", f:"destination_country","-", f:"destination_name")
  14. [完了] をクリックします。

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