スタジオの [アセット] タブにあるアセット ライブラリは、クリエイティブ制作会社がリッチメディア クリエイティブ アセットをアップロード、整理するために使用できるリポジトリです。アセットは複数のクリエイティブで使用できるため、制作会社は スタジオ アカウントのさまざまなキャンペーンにわたってアセットを共有することができます。新しいクリエイティブへの読み込みも簡単に行えます。
使用するクリエイティブのタイプに応じて、さまざまな目的でアセット ライブラリを使用できます。
標準リッチメディア クリエイティブ: キャンペーンの配信中に数回のクリックで画像や動画を入れ替えることで、標準リッチメディア クリエイティブをダイナミックにすることができます。
ダイナミック クリエイティブ: アセット ライブラリを使用すると、ダイナミック アセットをホストして、ダイナミック フィードからアセットを簡単に参照することができます。すべてのアセットで自動的にセキュアなプロトコルが使用されます。
一般に、クリエイティブ制作会社は、アセット ライブラリを使用すると、さまざまなキャンペーンにわたってクリエイティブに関連するアセットを管理、ホスト、共有することができます。
フォルダ間のナビゲーション
左側のパネルを使用してアセット フォルダ間を移動します。Studio で作成した広告主、キャンペーン、クリエイティブはすべて、アセット ライブラリにフォルダとして自動的に追加されます。アセット ライブラリに表示されるフォルダは 4 種類あります。
広告主フォルダ: 広告主フォルダはスタジオによって作成されます。Studio アカウントには広告主ごとに 1 つずつ広告主フォルダがあり、その広告主の各キャンペーンを表すサブフォルダが含まれています。広告主のすべてのキャンペーンでアセットを共有する場合は、広告主レベルで独自のカスタム フォルダを作成し、広告主全体のクリエイティブをそこに配置します。
キャンペーン フォルダ: キャンペーン フォルダもスタジオによって作成されます。特定の広告主の各キャンペーンごとに 1 つずつキャンペーン フォルダがあります。キャンペーン フォルダにはそのキャンペーンのすべてのクリエイティブ アセットが含まれており、クリエイティブのサブフォルダが含まれる場合もあります。キャンペーン全体のクリエイティブ アセットをさらに整理する場合は、キャンペーン フォルダ内に独自のカスタム フォルダを作成できます。
クリエイティブ フォルダ: スタジオによって作成されるクリエイティブ フォルダには、特定のクリエイティブで使用されるクリエイティブ アセットが含まれます。[アセット ライブラリ] タブのクリエイティブ フォルダに追加のアセットをアップロードすることはできません。ただし、以下のように、カスタム フォルダにアセットをアップロードできます。
カスタム フォルダ: カスタム フォルダを、アカウント レベルのフォルダ内に直接作成したり、スタジオによって作成された広告主フォルダやキャンペーン フォルダ内に作成したりして、アセットをさらに整理できます。ただし、アセット ライブラリで、クリエイティブ レベルでカスタム フォルダを作成することはできません。
アセットのリストについて
アセットが含まれるフォルダに移動すると、アセット ライブラリにアセットのリストが表示されます。アセット ライブラリにアップロードされたアセットや、[クリエイティブ] タブから同期されたアセットは、それぞれ特別なアイコンで識別されます。アイコンのリストの例とアイコンが表すアセットのタイプは次のとおりです。
画像(PNG、JPEG など)
動画(AVI、MP4 など)
フォント(TTF など)
XML、CSS
JS
アセットのファイル名に加えて、そのアセットが使用されているクリエイティブの数、最終更新日も表示されます。
使用先: アセットが使用されているクリエイティブの数を示します。
最終更新日: アセットが最後に更新された日付を示します。新しいバージョンで既存のアセットを置き換えると、[最終更新日] の日付が更新されて、最後にアップロードされた日付になります。
[クリエイティブ] タブと [アセット] タブの違い
[クリエイティブ] タブは、スタジオ アカウント、扱う広告主、その広告主のキャンペーン、そのキャンペーンで使用されるクリエイティブを管理する場所です。新しい広告主の作成、広告主とキャンペーン マネージャー 360 または Google アド マネージャーのアカウントとの関連付け、新しいキャンペーンやロードブロッキングの作成、新しいクリエイティブの作成を行えます。
[アセット] タブは、アカウント全体で使用されるクリエイティブ アセット ファイルをアップロード、整理する場所という点が異なります。Studio がアセット ライブラリに自動的に作成するフォルダには、[クリエイティブ] タブで作成された、広告主、キャンペーン、クリエイティブの階層構造が反映されます。アセット ライブラリでシステムレベル、広告主レベル、キャンペーンレベルのフォルダ内に独自のカスタム フォルダを作成することもできます。