何百もの動的なフィルタリング値を使用してクリエイティブをプレビューする必要がある場合は、カスタム プレビュー シートをインポートすると処理が簡単になります。
スタジオには、各プロフィールに固有の CSV テンプレートが用意されています。このテンプレートに、必要なプレビュー パラメータを入力します。パラメータを入力してテンプレートをインポートすると、スタジオはすべてのプレビューを含むプレビュー シートを自動的に生成します。CSV ファイルを使用して、クリエイティブごとに強制値とフィルタリング値のいずれかでプレビューできます。
ステップ 1: プレビュー シート テンプレートをダウンロードする
- インポート アイコン をクリックします。[プレビュー シートのインポート] ウィンドウが開きます。
- [CSV テンプレートをダウンロード] をクリックします。ダイナミック プロフィール専用の CSV テンプレートがダウンロードされます。
ステップ 2: フィードの値をテンプレートに追加する
- テンプレート ファイルを開きます。テンプレートの内容は、ダイナミック戦略、プロフィール内のフィード数、使用しているフィルタリングのタイプによって異なります。最初の行に以下の情報が表示されます。
- 「
feednameforforcedpreview:
」というラベルが付いた列ヘッダー、それに続いてフィード名(小文字、スペースなし)、その後にフィード要素の一意の ID。例:feednameforforcedpreview:yourfeedname:12345678
。フィルタリング値(プレースメント ID、地域など)を使用する場合は、この列を空白のままにします。 - 複数のフィードがある場合は、各フィードの列ヘッダーはカンマ区切りで表示されます。テンプレートに入力する値が各フィードのフィルタリング ルールを満たしていれば、1 つ以上のフィードをプレビューできます。
- 次に、「
request:
」というラベルが付いた列ヘッダーが 1 つ以上あり、列ヘッダーの後にフィードで使用されているフィルタリングのタイプが表示されます。例request:dfadynamictargetingkey
。
- 「
- 新しい行を作成し、フィードのフィルタ列の値を追加すると、一致するクリエイティブ コンテンツをプレビューできます。たとえば、地域ターゲティング戦略を使用するフィードのテンプレートの最初の行は、
feednameforforcedpreview:yourfeedname:12345678,request:location
のようになります。行を 1 つ追加し、フィードからの正規の地域名(例:"San Francisco,California,United States"
)を入力します(カンマを含む値は引用符で囲みます。そうしないと、カンマで区切られた語句が別々の列として読み取られます)。- 使用する値は、フィードに含まれる値と同じでなければなりません。これらの値は、わかりやすい名前やラベルを含んでいる可能性があるため、[プレビュー(ベータ版)] タブのフィルタリング プルダウンに表示される値とは異なる場合があります。
- 複数のフィルタリング値を含めるには、値をカンマで区切り、最初の行に表示されるのと同じ順序で使用します。注: 同じ行で強制プレビュー値とフィルタリング値の両方を使用することはできません。
- 日時は
YYYY-MM-DDTHH:mmZ
の形式で指定する必要があります。たとえば、米国の山岳部標準時(MST)2020 年 1 月 13 日午後 2 時 39 分のクリエイティブ コンテンツをプレビューする場合は、「2020-01-13T14:39-07:00
」と入力します。MM
は 2 桁の月です(上記の例では、01
は 1 月を表します)。DD
は 2 桁の日です(上記の例では、13
は 13 日を表します)。YYYY
は 4 桁の年です(上記の例では、2020
は年を表します)。HH:MM
は 2 桁の時間(24 時間形式)と分です(上記の例では、14:39
は午後 2 時 39 分を表します)。-
Z
は UTC 時間との時差です(上記の例では、-07:00 は MST を表します)。UTC オフセットのリストをご覧ください。
- カスタム プレビュー シートに含めるフィルタリング値ごとに新しい行を追加します。
- (省略可)テンプレートを簡単に識別できるようにテンプレート ファイルの名前を変更し、プレビュー シートに表示するプレビュー グループにわかりやすい名前を付けます。
- テンプレート ファイルを CSV 形式(.csv)で保存します。
request:location,feednameforforcedpreview:geotargetingfeed:12345678
たとえば、プレビュー シートで、フィードの特定の 2 つの地域を並べてプレビューしたいとします。次のサンプル フィードでは、ロサンゼルスとニューヨークをプレビューするため、フィードの正確な地域の値、Los Angeles,California,United States
と New York,New York,United States
を使用します。この 2 行を追加し、強制プレビュー列を空白のままにすると、CSV テンプレートは次のようになります。
request:location,feednameforforcedpreview:geotargetingfeed:12345678
"Los Angeles,California,United States",
"New York,New York,United States",
地理的位置の値にはカンマが含まれているため、値を引用符で囲み、スタジオが単一の列の値として認識できるようにします。
ステップ 3: テンプレートをインポートする
- [プレビュー シートのインポート] ウィンドウを閉じて、再度インポート アイコン をクリックします。
- プレビューするクリエイティブ サイズのチェックボックスをオンまたはオフにします。
- CSV テンプレート ファイルをファイル アップロード ゾーンにドロップするか、[参照] をクリックしてパソコン上のファイルを探します。
- 形式に問題がある場合は、詳細情報がインポート ウィンドウに表示されます。問題がない場合は、[インポートする準備ができました] と表示されます。
- [インポート] をクリックすると、カスタム プレビュー シートが作成されます。カスタム プレビュー シートは [プレビュー シート] タブに表示されます。デフォルトでは、プレビュー シートのタイトルは、CSV テンプレートのファイル名にインポート日時を付加したものです。例:「Custom tearsheet.csv - Mar 14, 2020 03:14 PM」
インポートしたプレビュー シートを強制プレビューで使用する
CSV テンプレートが生成されると、テンプレートに強制プレビューの列ヘッダーが追加されます。これにより、フィルタリング ルールを無視して一意の行 ID をプレビューすることが可能になります。プレビューしたい一意の ID を CSV の強制プレビュー列に入力してから、ファイルをインポートします。
強制プレビュー値とフィルタリング値(プレースメント ID、地域など)の両方が CSV ファイルに入力されていると、警告が表示され、該当の行はスキップされます。すべての行に両方の値のタイプが含まれている場合は、ファイルをインポートできません。各行に強制値またはフィルタリング値のいずれかのみが含まれるように CSV を編集してから、再度インポートしてください。
プレビュー シート テンプレートの例
request:location,feednameforforcedpreview:geotargetingfeed:12345678
たとえば、フィードの最初の 2 つの地域のクリエイティブと、ニューヨークのクリエイティブを 1 つのプレビュー シートで一緒にプレビューしたいとします。このサンプル フィードでは、最初の 2 つの地域の一意の ID は location_01
と location_02
です。この 2 行を追加し、地域のフィルタ列を空白のままにします。次に、ニューヨークの正規の地域名を 3 行目に追加し、強制プレビュー列を空白のままにすると、CSV テンプレートは次のようになります。
request:location,feednameforforcedpreview:geotargetingfeed:12345678
,location_01
,location_02
"New York,New York,United States",
よくある質問
CSV テンプレートの行数とファイルサイズの上限を教えてください。
CSV テンプレートの列を削除したり順序を変更したりすることはできますか?
はい。スタジオにインポートされた CSV ファイルに、該当プロフィールのプレビュー パラメータと一致する列ヘッダーが少なくとも 1 つ含まれていれば、プレビュー シートは正常に生成されます。正常に生成されたプレビュー シートでは、必要に応じて、列の順序を変更したり列を削除したりできます。
Excel ファイルをインポートしてプレビュー シートを作成することはできますか?
Excel を使用して CSV テンプレートを編集することはできますが、スタジオにファイルをインポートする前に CSV 形式でエクスポートする必要があります。
依存選択を使用するキャンペーンでカスタム プレビュー シートを使用するにはどうすればよいですか?
依存選択を含む複数のフィードを使用する場合は、子フィードの値のみを入力することをおすすめします。親フィードと子フィードの両方の値を入力した場合、プレビューには子フィード内の行の関連するコンテンツが表示されますが、これらのコンテンツが親フィードからの入力に基づいてトリガーされることはありません。ダイナミック プレビューではフィード間の依存関係は認識されないため、適切なプレビューを生成するには、親フィードを無視し、強制プレビュー値を使用するなどして、子フィードの値のみを選択してください。
親フィードのフィルタ可能列に割り当てられた値のみを含むプレビュー シートをアップロードした場合、子フィードからのプレビューに表示される対象のコンテンツをすべて見逃してしまう可能性があります。