ダイナミック クリエイティブについて

ダイナミック クリエイティブを使用して、インプレッションごとにユーザーに関連のある広告コンテンツを配信しましょう。ダイナミック クリエイティブ ファイルはフレームとして機能するため、広告のクリエイティブ コンテンツを簡単に入れ替えることができます。たとえば、ダイナミック フィードを利用して、40 歳以上のユーザー層と 40 歳未満のユーザー層に対して異なる商品を表示できます。行動を促すフレーズ(CTA)のテキスト、exit URL、画像といったダイナミック クリエイティブの要素を入れ替えることができます。クリエイティブ コンテンツは、プロフィール フィールドを使用して手動で入れ替えるか、フィードと一連のコンテンツ ルールを使用してプログラム設定して入れ替えます。

ダイナミック クリエイティブのメリット

  • クリエイティブ開発の効率向上: 広告サイズごとに 1 つのクリエイティブ シェルを作成し、ツールを使用して配信中の広告に組み込むコンテンツを入れ替えます。
  • 入稿の効率向上: クリエイティブの反復ごとに 1 つずつクリエイティブを入稿するのではなく、広告サイズごとに 1 つのクリエイティブ ID を入稿します。
  • 関連性の最も高い広告を配信: ダイナミック クリエイティブの高度なターゲティング ルールを使用して、インプレッションごとにユーザーに配信するコンテンツを調整できます。
  • キャンペーン マネージャー 360 とシームレスに統合: スタジオからキャンペーン マネージャー 360 に直接リンクしているため、キャンペーンの掲載結果に関するレポートの作成と分析を容易に行えます。

サポートされている形式

ダイナミック クリエイティブでは、以下の形式がサポートされています。

  • バナー
  • 上下左右に展開するエキスパンド ユニット
  • インタースティシャル広告
  • VPAID リニア
ダイナミック クリエイティブはキャンペーン マネージャー 360 のユーザーのみが使用できる機能です。Google アド マネージャーでは使用できません。

ダイナミック クリエイティブのコンポーネント

ダイナミック クリエイティブは、キャンペーン マネージャー 360 とシームレスに統合されたスタジオで作成します。ダイナミック クリエイティブの構成要素は以下のとおりです。

  • クリエイティブ アセット: ダイナミック画像、動画、コピーなどをフレーム化する HTML クリエイティブ ファイルです。
  • スタジオ プロフィール: スタジオで作成される一連のルール、クリエイティブ要素とコンテンツの間のマップです。プロフィールには、ダイナミック戦略に必要なプロフィール フィールドやダイナミック フィードを追加できます。
    • (省略可)プロフィール フィールド: クリエイティブ要素を手動でリアルタイムに更新する場合に使用するフィールドです。
    • (省略可)ダイナミック フィード: クリエイティブで表示できるすべてのコンテンツ バリエーションが格納されたスプレッドシートまたはデータセットです。

ダイナミック ワークフローの概要

ダイナミック クリエイティブの配信を開始する手順は次のとおりです。

配信開始前:

  1. 利用可能なデータ信号から分析情報を収集する
  2. クリエイティブのコンセプトをデザインする
  3. ダイナミック戦略を選択する

配信開始:

  1. ダイナミック フィードおよびプロフィール フィールドを作成する
  2. スタジオ プロフィールを作成してコンテンツ ルールを設定する
  3. クリエイティブ アセットをスタジオにアップロードする
  4. ダイナミック クリエイティブをプレビューする
  5. レポート ディメンションを設定する
  6. ダイナミック クリエイティブを公開する
  7. ダイナミック クリエイティブ アセットの QA を行う
  8. キャンペーン マネージャー 360 でクリエイティブを入稿する

配信開始後:

  1. (必要な場合)ダイナミック コンテンツを更新する
  2. クリエイティブの掲載結果のレポートを作成する
  3. (必要な場合)ダイナミック クリエイティブに関する問題のトラブルシューティングを行う

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