クライアントのキャンペーンを担当している場合は、広告代理店の担当者と連絡を密にし、仕様や期日について把握しておきます。作成を開始する前に、クライアントのキャンペーンについて次の情報を取得しておくことをおすすめします。
クライアントのスケジュールを把握するクリエイティブの作成は、リッチメディア キャンペーンの中で数多くあるステップのうちの 1 つです。修正、QA、入稿、サイトのテストに十分な時間を残してアセットを作成できるように、クライアントのスケジュールを把握しておきます。
推奨キャンペーン スケジュール |
クリエイティブ制作会社はクリエイティブの作成と QA に参加しますが、その手順に応じてキャンペーンの残りのスケジュールが変わることがあります。
クリエイティブの作成期間に加え、QA に 5 営業日確保することをおすすめします。QA 1 回にかかる時間は 24 時間です。ユニットが QA に合格しなかった場合は、修正に 1~2 日必要となり、再送信してまた 24 時間待つことになります。ホームページ テイクオーバー広告やカスタム フォーマットなど、複雑なクリエイティブの場合は、QA が何回か行われることを想定して日数を確保することをおすすめします。
広告主であれば、広告にどれくらいの効果があるか、ユーザーが広告に興味を持ったり、動画を見たり、ゲームをプレイしたりしたかどうかは、気になるものです。トラッキングを使用すると、広告主はターゲット ユーザーに対して効果的な広告と効果的でない広告を把握することができます。
一部の指標は Rich Media 標準指標により自動的にトラッキングされますが、クリエイティブでのユーザーのボタンクリック回数やゲーム滞在時間といった指標についてはカスタム トラッキングを追加して情報を取得する必要があります。
クリエイティブにカスタム トラッキングを実装するには、スタジオが提供するコンポーネントや API を使用します。カスタム指標には次の 3 つのカテゴリがあります。
クリエイティブへの実装が必要な追加のトラッキングについて広告代理店に確認し、クリエイティブにどのようなカスタム指標を組み込むかを把握します。
サイト仕様とは、ファイルサイズ、広告のエキスパンド可能な方向、動画の再生可能時間、ボタンの最大サイズといった項目についてサイト運営者が定めている規則です。
サイト仕様のリストは広告代理店から入手します。広告代理店は、業界標準をもとに各種仕様を定めた スタジオ デベロッパー向けのおすすめの方法に準拠するよう指示する場合もあります。