音声の録音と保存を行えるほか、音声を検索可能な単語に変換して画面に表示したり、録音した音声ファイル内を検索したりできます。レコーダー アプリは Google Pixel 3 以降の Google Pixel で動作します。
リアルタイムの音声文字変換に利用できる言語
- Google Pixel 3~Google Pixel 5a: 英語(米国)、英語(英国)、英語(シンガポール)、英語(アイルランド)、英語(オーストラリア)、日本語、ドイツ語、フランス語
- Google Pixel 6 以降(Google Pixel Fold を含む): 英語(米国)、英語(英国)、英語(シンガポール)、英語(アイルランド)、英語(オーストラリア)、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、スペイン語(ラテンアメリカ)、フランス語(カナダ)、英語(インド)、標準中国語、ヒンディー語。
スマートフォンで録音を作成する、削除する
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- 録画アイコン をタップします。
- 画面がスリープ状態になっても録音は行われます。
- 録音中は、通知に [録音中] というメッセージが表示されます。
- 1 回の録音で最大 18 時間記録できます。
- 完了したら、一時停止アイコン をタップします。
- [保存] または [削除] をタップします。
- 録音に名前を付けるには、録音 メニュー アイコン [名前を変更] をタップします。
セクションを保存する
- 編集する録音 編集アイコン をタップします。
- 音声または文字起こしで保存する部分を選択します。
- [切り抜き] [コピーを保存] をタップします。
- ファイルに名前を付けます。
- [OK] をタップします。
セクションを削除する
- 編集する録音 編集アイコン をタップします。
- 音声または文字起こしで削除する部分を選択します。
- [削除] [コピーを保存] をタップします。
- ファイルに名前を付けます。
- [OK] をタップします。
スピーカー ラベルのオンとオフを切り替える
Google アカウントにログインします- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
- [レコーダーの設定] [スピーカー ラベル] をタップします。
- メッセージが表示されたら、[有効にする] をタップします。
- 前の画面に戻ります。オフにする場合も、[レコーダーの設定] の [スピーカー ラベル] から行います。
スピーカー ラベルを更新する
- [音声文字変換表示] で「話し手のラベルを編集」アイコン を選択します。
- 変更するスピーカー ラベルの横にあるプルダウン メニューを選択します。
- [名前を変更]、[新しい話し手を作成]、またはその他のラベルをタップして、現在の段落に対する変更を適用します。
- [保存] をタップして変更を完了します。
段落を分割してスピーカー ラベルを更新する
- 対象となる録音の編集アイコン [ここから分割] をタップします。
- 1 つの段落から 2 つのセクションを作成して、スピーカー ラベルをさらに変更できます。
スピーカー ラベルを検索する
文字起こし内の話し手を検索するには、レコーダーのホーム画面の検索機能を使用します。
- 検索アイコン をタップします。
- 検索対象の話し手の名前を入力します。
- 検索結果の一覧をスクロールします。
特定の録音内で話し手の名前を検索することもできます。
- 既存の録音をタップします。
- 右下の [文字起こし] をタップします。
- 検索アイコン をタップします。
- 検索対象の話し手の名前を入力します。
文字起こしと一緒にスピーカー ラベルを共有する
動画クリップ、テキスト ファイル、Google ドキュメントなどを通じて録音の文字起こしを共有すると、スピーカー ラベルが表示されます。詳しくは、録画を共有する方法についての記事をご覧ください。
レコーダーでのスピーカー ラベルのデータの取り扱い
スピーカー ラベルを有効にすると、レコーダーが音声録音を分析し、文字起こし内の話し手を検出して明確にラベル付けします。レコーダーでは以下のような処理が行われます。
- デバイス上で、録音内で検出された音声のモデルを算出します。
- 検出された音声それぞれに汎用的なテキストラベルを付けます(話し手 1、話し手 2 など)。
- 録音全体で音声を比較し、それぞれの音声がいつ何を言っているのかを文字起こしに反映させます。
この手順はスマートフォンまたはタブレット上で行われ、生成された話し手のテキストラベルは文字起こしに保存されます。なお、上記の音声モデルは、国や地域によっては生体認証データと見なされることがあります。
音声モデルの保持ポリシーおよび削除ポリシー
スピーカー ラベルの生成に使用された音声モデルは、文字起こしのスピーカー ラベル処理が完了するまでデバイス上に一時的に保存され、処理が完了すると(通常は数分以内に)削除されます。
単語やフレーズのほか、音楽や拍手などの音も検索できます。また、単語や音が録音された正確な時間も確認できます。
録画内を検索するには:
- 録音 検索アイコン をタップします。
録音の文字起こしを表示するには:
- 録音 [文字起こし] をタップします。
録音した会話、インタビュー、プレゼンテーションの要約を作成できます。この要約は AI が生成します。詳しくは、Google の生成 AI ポリシーをご覧ください。
重要:
- この機能は、Google Pixel 8 以降での英語の文字起こしでのみご利用いただけます。
- この機能では、大規模言語モデルを使用して文字起こしの内容を要約します。使用時には、[モデルをダウンロードして続行] というメッセージが表示されます。
- 録音を保存すると、[文字起こし] セクションに [要約] ボタンが表示されます。
- 画面上の手順に沿って、機能を有効にします。
- [要約] をタップします。
- 要約を開いたり閉じたりするには、「開く」アイコン をタップします。
- エラー メッセージが表示された場合は、そのメッセージに沿って別の録音で試してください。この機能は、安全機能に内蔵されている制限を使用して有害なコンテンツをブロックします。最適に機能させるには、中程度の長さの録音を対象にしてください。
ヒント: この機能を有効にした後に文字起こしの要約を作成するには、[要約] をタップします。要約はいつでも開いたり閉じたりできます。
- バックアップをオンにする。
- 録音を共有する。
- 録音を別のアプリにコピーする。
- 録音を Google ドライブなど他の場所に保存する。
ヒント: 権限をオンにすると、他のアプリで録音が使用できるようになります。アプリの権限を管理する方法をご覧ください。
別のユーザーと録音のリンクを共有する
重要: デフォルトでは、バックアップされた録音とリンクは自身の Google アカウントでのみ利用できます。録音を一般公開すると、リンクを知っている人であれば誰でもその録音にアクセスできるようになります。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- 録音を長押しします。
- 共有アイコン [リンク] をタップします。
- リンクを共有するユーザーを選択します。
- 公開
- 特定のユーザーとの共有
- 非公開のままにする
備考:
- Google アカウントに関連付けられたメールアドレスとのみ録音を共有できます。
- 録音を他のユーザーと共有すると、そのユーザーにメール通知が届きます。
録音ファイルを別のアプリと共有するか、録音ファイルをテキスト ファイルとして共有する
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- 録音を長押しします。
- 共有アイコン [ファイル] をタップします。
- 次のどちらかを行います。
- オーディオ
- 文字起こし
- ファイルの共有に使用するアプリを選択します。
録音から動画クリップを作成する
最大 5 分の動画クリップを録音から作成できます。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- 共有する録音をタップします。
- その他アイコン [動画クリップの作成] をタップします。
- 以下をタップして動画クリップをカスタマイズできます。
- コンテンツ [音声文字変換と波形] または [波形]。
- レイアウト [スクエア]、[縦向き]、[横向き] のいずれか。
- モード [ダークモード] または [ライトモード]。
- 入力が完了したら [作成] をタップします。
- 動画クリップを保存するには、[デバイスに保存] をタップします。
- 動画クリップを共有するには、[共有] をタップして、使用するアプリを選択します。
- 保存または共有しない場合は、[完了] をタップします。
文字起こしと要約を Google ドキュメントに共有または保存する
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- コピーする録音をタップします。
- その他アイコン [文字起こしを Google ドキュメントにコピー] をタップします。
- 文字起こしのコピー先となる Google アカウントを選択します。
ヒント: 共有設定を調整するには、[共有] [変更] をタップします。
文字起こしと要約をテキスト ファイルとして共有または保存する
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- 録音を長押しします。
- 共有アイコン [文字起こし(.txt)] をタップします。
レコーダーで言語を認識して文字起こしするように設定できます。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
- [レコーダーの設定] をタップします。
- 文字起こしの言語を選択します。
- [言語の検出] をタップします。
録音を開始すると、選択した言語が自動的に認識されます。
ヒント:
- [音声] から [文字起こし] に変更するには、[文字起こし] をタップします。文字起こしの画面に、[ 自動検出] というメッセージと、選択した言語が表示されます。
- 1 つのセッションで複数の言語を録音した場合は、最も多く話されている言語の文字起こしが行われます。
レコーダー アプリを使用すると、既存の録音をもう一度文字に変換することができます。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- もう一度文字に変換する録音をタップします。
- その他アイコン [もう一度文字に変換] をタップします。
- 言語を選択します。
ヒント: もう一度文字に変換する機能を使って、Google サーバー上にある音声ファイルを処理できます。
選択できる言語
レコーダーが現在サポートしている言語は次のとおりです。
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お気に入りの録音を簡単に見つけられるようにするには、レコーダーのホーム画面上部にその録音を固定します。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- 録音をタップします。
- 画面上部にある [ お気に入りに追加] をタップします。
ヒント: 録音の下部に [ お気に入りに追加済み] というメッセージが表示されます。 - お気に入りは、レコーダーのホーム画面上部のフォルダにまとめられます。
ヒント: このフォルダの右側に、お気に入りの録音の合計数が表示されます。
固定したお気に入りをすべて表示するには、[ お気に入り] をタップします。
録音を送信してくるユーザーをブロックする
録音を送信してくるユーザーをブロックするには、Gmail アカウントでそのユーザーからのメールの送信をブロックする必要があります。詳しくは、Gmail でユーザーをブロックする方法についての記事をご覧ください。ユーザーをブロックした場合
- ブロックしたユーザーからのメール通知が届かなくなります。
- ブロックしたユーザーは、手動による方法でのみあなたと録音を共有できるようになります。
- ブロックしたユーザーは、他の Google サービス(フォトなど)からあなたに連絡できなくなります。
ブロックしたユーザーを確認する
- パソコンでブロック中のユーザーのリストを開きます。
- ブロックを解除するアカウントの横にある削除アイコン をクリックします。
バックアップと同期の機能により、録音は自動的にお使いの Google アカウントの recorder.google.com に保存されます。アカウントにログインすると、どのデバイスからでもそれらの録音を入手できます。一部の録音のみをバックアップ、同期し、他の録音は Google Pixel 上のみに保存することもできます。詳しくは、アカウントなしでレコーダーを使用する方法についての説明をご覧ください。
重要: ストレージはフォト、ドライブ、Gmail などのサービス間で共有されます。ストレージをすべて使い切ると、新しいファイルをバックアップできなくなります。Google One を利用すると、より多くのストレージを使用できるようになります。ファイルを削除して空き容量を増やすこともできます。詳しくは、ストレージを追加購入する方法についての説明をご覧ください。
バックアップと同期の機能のオンとオフを切り替える
重要: バックアップと同期の機能を選択した場合、録音はデバイス以外にバックアップされます。デフォルトでは、バックアップされた録音はその Google アカウントでのみ利用できます。Google アカウントのプライバシー ポリシーで詳細をご覧ください。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
- 録音をバックアップする Google アカウントを設定する: アカウント名を選択します。
- 重要: 録音を作成すると、録音は選択した Google アカウントに関連付けられます。このアカウントを後で変更することはできません。
- 録音をバックアップする Google アカウントを設定する: アカウント名を選択します。
- [レコーダーの設定] [バックアップと同期] をタップします。
- [バックアップと同期] のオンとオフを切り替えます。
バックアップの設定を変更する
- Google Pixel でレコーダー アプリ を開きます。
- アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
- [レコーダーの設定] [バックアップと同期] をタップします。
- バックアップの設定を変更します。
- モバイルデータを使用してバックアップ: [設定] で [モバイルデータ使用量] をタップします。[モバイルデータ通信で録音をバックアップする] をオンにします。
- 重要: モバイル ネットワークを使用してバックアップした場合、ご利用のサービス プロバイダの通信料がかかる場合があります。
- ローミング中にバックアップ: [設定] で [モバイルデータ使用量] をタップします。[モバイルデータ通信で録音をバックアップする] [ローミング中にバックアップする] をオンにします。
- 重要: モバイル ネットワークを使用してバックアップした場合、ご利用のサービス プロバイダの通信料がかかる場合があります。
- モバイルデータを使用してバックアップ: [設定] で [モバイルデータ使用量] をタップします。[モバイルデータ通信で録音をバックアップする] をオンにします。
バックアップした録音を表示、同期する
Google アカウントにバックアップされている録音をすべて確認するには、recorder.google.com にアクセスしてください。
デバイス上にない Google アカウントの録音を同期するには:
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- 画面を下にドラッグして更新します。
レコーダーを別の Google アカウントで使用している場合、アカウントを切り替えると、それぞれのアカウントに保存されている録音ライブラリを表示できます。一度に 1 つの Google アカウントの録音ライブラリのみ表示できます。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
- Google アカウント情報の横にある展開アイコン をタップします。
- 録音を表示する Google アカウントをタップします。
見つからない録音を探す
アカウントに録音がバックアップされていない場合、アカウントが追加される前に録音が作成されて保存された可能性があります。バックアップされていない録音を探すには、以下の手順に沿ってください。
重要: 別のアカウントに録音を移行することはできません。
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
- Google アカウント情報の横にある展開アイコン をタップします。
- [アカウントなしで使用] をタップします。
- 編集する録音 [文字起こし] をタップします。
- 変更対象の単語を長押しします。
- [単語を編集] をタップします。
- 希望する単語に変更します。
- [保存] をタップします。
Google アカウントなしでレコーダーを使用して、特定の録音をデバイス上のみに保存することができます。バックアップと同期の機能がオンになっている場合でも、デバイスはレコーダー アプリを使用して録音を保存します。これは、デバイスが Google アカウントに接続されていない場合でも同様です。
アカウントなしでレコーダーを使用するには:
- デバイスでレコーダー アプリ を開きます。
- アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします。
- Google アカウント情報の横にある展開アイコン をタップします。
- [アカウントなしで使用] をタップします。
ウェブブラウザで録音を確認、管理するには、recorder.google.com にアクセスしてください。
ウェブブラウザで録音のタイトルを編集したり、録音を再生したり、録音内を検索したりできます。
recorder.google.com で音声ファイルを削除する(Google Pixel 3 以降)
重要: 録音を削除すると、recorder.google.com だけでなく同期中のすべてのデバイスから完全に削除されます。
録音を削除するには:
recorder.google.com にアクセスして、Google アカウントにログインします。
削除する録音を選択します。
削除アイコン [削除] を選択します。
- recorder.google.com にアクセスして Google アカウントにログインします。
- 共有アイコン をタップします。
- このファイルのリンクを共有する範囲を選択します。
- 公開
- 特定のユーザーとの共有
- 非公開のままにする
- 検索スペースに連絡先の名前を入力できます。
- Google アカウントに関連付けられたメールアドレスとのみ録音を共有できます。
- 録音を特定のユーザーと共有すると、そのユーザーにメール通知が届きます。
レコーダーでのデータの取り扱い
レコーダーは、音声をデバイス上の Google サービスまたはアプリに送信して音声文字変換します。音声がデバイスの外部に送信されることはありません。音声文字変換が行われた後、音声は破棄されます。
録音する際は地域の規則や法律を遵守する
多くの場所では、録音を禁止または制限する規則や法律が定められています。また、録音する前に当事者や周囲の人、地所の所有者から同意を得る必要があるかどうかも、場所によって定められています。録音する際は、該当する規則や法律を遵守し、必要な同意を得るようにしてください。著作物は許可なく録音しないでください。